会社説明会に「私服」を指定された際の適切な服装・不適切な服装

会社説明会に私服を指定された時の適切な服装

企業の多様化が進む現代日本では、会社に行く服装はスーツのみという概念も徐々に変わり始めています。私服出勤ができる会社も増え、就活で行われる会社説明会などでも「私服でお越しください」と指示されることが多くなってきました。

しかし、いくら私服という指定があってもその言葉を譜面通りに受け取るわけにはいきません。会社説明会で指定される私服、というのは自分がプライベートで着用する服装という意味ではなく、就活生としてふさわしい生活を送っているか判断するための衣装と捉えましょう。

企業側は私服によってその人物のプライベートや人となりをチェックしようとしています。私服指定の会社説明会に行く時は、会社に迎え入れたいと思われ、かつ、私服という指定を守ったオフィスカジュアルが一番おすすめです。

夏の場合の適切な服装

男性向けのオフィスカジュアルはポロシャツが鉄板

男性の場合、オフィスカジュアルというファッションのルールがはっきりしているので、適した私服を選びやすい傾向にあります。

まず、パンツですが清潔感があり、かっちりしすぎないチノパンがおすすめです。その上に着るシャツは、初夏など暑い時期でなければ襟付きの長袖シャツ、厚くなってきたらポロシャツを着るだけで会社説明会にふさわしいオフィスカジュアル・コーディネートが完成します。

腕まくりはマナー違反なことが多いので、長袖シャツを着る場合には注意してください。

色合いは、暖かい時期らしい明るめの配色を心がけましょう。ダークトーンでまとめるのも堅実さが表れていいのですが、あまりにも暗い色や黒でまとめてしまうと重苦しい印象を持たれてしまうことがあります。

配色のポイントとして、パンツをダークトーンにしたらシャツは明るめの色を持ってくる、反対に、シャツが暗めならパンツはキャメルなど明るいトーンにするといった方法です。全てが明るすぎても軽いイメージがつくので、どこかに暗めの差し色を入れることで清潔で真面目なイメージ作りを行いましょう。

靴はスーツの時に使用する黒い革靴を使えば、どんなコーディネートにも合い、余計な出費を抑えられるのでぜひ活用してください。

幅広い女性の選択肢ではキレイ目に見えるコーディネートを

女性のコーディネートは男性より選択肢が広く、個性を演出しやすい反面、どう選んだらいいか分からなくなってしまう場合があります。

女性の私服というのは、使い方ひとつでその人物の印象を大きく左右するので、上手に使いこなすことで説明会での印象を上げることができます。

基本的には、スカートの場合は膝下程度の丈の物を選び、パンツはガウチョやスキニーなど極端なデザインのものを選ばなければどんな装いでも問題ありません。トップスはブラウスにカーディガンやジャケットを羽織るといったスタイルでオフィスカジュアルは作れてしまいます。

衣服の種類は上記のものを組み合わせることで簡単に決められるのですが、女性はそれよりも全体的な色合いに重点を置いて服装を選ぶようにしましょう。

男性の服装は、どんなに明るい色を取り入れても全体的な色味が華やかになることは多くありません。しかし、女性の服は多様な色合いが用意されているため明るい色で自分の印象をあげるという作戦が使えるのです。

特に男性社員は、女性のファッションを細かくチェックすることは少なく、パッと見た時の女性らしさを重視します。そのため、明るい色合いで第一印象を強く植え付けるようにしましょう。明るい色は上半身に持ってくることで印象と顔色をアップさせる効果があります。

冬の場合の適切な服装

コート類はベーシックカラーを選ぼう

冬の会社説明会の場合、基本的には男女ともに夏の装いを冬仕様に変化させたコーディネートで問題ありません。男性の場合はカーディガンやジャケットを羽織れば簡単に冬仕様に変化させられます。

女性もブラウスの上にジャケットを羽織るなどの工夫をしましょう。また、冬はパンツスタイルにして寒さに備えるのもオススメです。

どちらの場合も、冬の装いはダークカラーが多めになってしまう傾向にあります。暗い色はNGというわけではありませんが、ふれっしゅな印象が減ってしまうのでシャツやブラウスは明るめのものを選んでアクセントにしましょう。

また、冬は外出の際にコートを着ることが多いでしょう。その場合には、ピーコートやダッフルコートなどでダークカラーのものを選べば適切な服装となります。

室内室外の気温差に注意した寒さ対策を

屋外がとても寒くても、説明会の会場は暖房でしっかりと暖められている場合や、反対に広い会場で足元から寒さが立ち上がってくる場合など冬場の服装にはTPO以外にも防寒面で注意しなければいけないポイントがあります。

基本的に、冬場は保温効果のあるインナーにブラウスやシャツ、さらにカーディガンとジャケットといった風に重ね着をするようにしましょう。

そうすれば、室内が予想以上に扱った時にトイレでインナーを脱いだり、ジャケットやカーディガンを脱ぐなどして体温を調節することができます。

1枚で暖かい洋服を選ぶと、それ以上脱ぐことができず体調不良の原因となる場合もあるので注意してください。反対に、着こんでも寒いという場合に備えて、腹巻やカイロを鞄に持っておくのもおすすめです。

会社説明会に私服を指定された時の不適切な服装

いくら私服指定と言っても、会社説明会に行くのにふさわしくない格好というのは存在します。例えば、あまりにラフな装いやカジュアルテイストが強い格好は、会社説明会に何をしに来ているのか疑われていまうでしょう。また、過度な露出や派手な色合いも不適切な服装となります。

自分の日常的なファッションが不適切な服装に含まれてしまう場合は、会社説明会様に適したコーディネートの服装を用意するようにしましょう。

夏の場合の不適切な服装

だらしない人間に見える格好は男女共通でNG

暑い夏には、私服もつい大きめのサイズやゆるいテイストになってしまうことも少なくありません。完璧なプライベート空間ならばそれでもかまいませんが、企業説明会ではだらしないと感じられてしまう場合があるので、ある程度かっちりしたカジュアル服を着ていくようにしましょう。

特に、最近増えてきた男性の半ズボンはオフィスカジュアルとして認められていません。シャツも、私服なのだからとTシャツなど襟のないものを選ぶと、ラフすぎると判断されることがあるので避けた方が無難です。

また、夏場に多い、原色をつかった衣服は会場にで悪目立ちしてしまう上に、年配の社員から不真面目な人物というイメージを持たれてしまうので着用しないようにしましょう。

女性は露出度が多くならないように注意する

女性らしさをアピールしたいからといって膝より上のミニスカートやホットパンツ、キャミソールなどの露出度が高い格好をするのは就活という場においてふさわしくありません。

企業は会社のイメージというものを非常に大切にするので、見方を変えれば下品に写ってしまう服装の女性が会社に出入りしているのは好ましくないと感じるでしょう。社内においても、コンプライアンスが充実しセクハラに対する処置が厳しくなっている今、目のやり場に困る、関わりずらい恰好は業務に差し支える影響があります。

また、足元の露出も注意しましょう。サンダルやミュールなど素足で履く靴は公式の場ではマナー違反とされています。足元の装いというのは見られていない用で、しっかりチェックされているものなので気を抜かないで靴選びを行いましょう。

冬の場合の不適切な服装

カジュアルすぎる防寒具はNG

寒い冬に必要不可欠なコートですがあまりカジュアルなデザインのものは避けましょう。特にマントやボレロなどのファッション要素が強いコートは場にそぐわない格好と印象が悪くなる可能性があります。

他にも、ダウンコートなどのテカテカとした素材やレザー素材、ファーのついたコートはカジュアルな印象が強くなるため避けたほうが無難でしょう。

マフラーや帽子などの防寒具にも同じことが言えます。派手なマフラー、帽子は見た目を派手にしせっかくまとめたオフィスカジュアルも台無しになってしまうので、シンプルできれい目なものを選びましょう。

どんなに寒くてもブーツやタイツは避けること

スーツでの面接や説明会の場合、足元はパンプスや革靴が当たり前ですよね。しかし、私服指定になると途端に防寒ブーツやロングブーツを選んでしまう就活生が存在します。確かに、冬場は就活生が着用する服では寒く、暖かなブーツを選んでしまう気持ちもあるのでしょう。しかし、例え私服指定の会社説明会だとしてもブーツで行くのは避けてください。

ブーツというのは基本的に正式な服装マナーとして認識されない靴です。結婚式などでもブーツは推奨されていませんよね。

もしどうしても寒かったり、雪が降っていて足元がおぼつかない場合には、ブーツを履いて最寄り駅まで行き、そこで靴に履き替えて会場に向かいましょう。駅には大抵コインロッカーが設置されているので、そこに預けておけば帰りにまた履き替えることができます。

女性はブーツに加えて、暖かなタイツや厚手のストッキングを選ぶことがありますが、肌の透けないタイツ類は、フレッシュで清潔な印象を無くしてしまう可能性があります。どんなに寒くても、80デニール以上のタイツや、黒色のストッキングを着用するのは避けましょう。

どうしても寒い場合には、薄手の肌色ストッキングを2枚重ね履きしたり、足に腫れるカイロをつけるなどの防寒対策をしてみましょう。

会社説明会に私服を指定された場合にスーツがダメな理由

私服指定の会社説明会にスーツで行ってしまう就活生は、案外少なくありません。これは、スーツを着ておけばとりあえず問題ないだろうという思考や、そもそもどんな私服を着ていけばいいのか分からない、という考えからたどり着く選択肢なのでしょう。

私服可、服装自由などといった表現がされている場合にはスーツを着用していても問題はありません。しかし、「私服指定」や「私服でお越し下さい」と明確に描かれている場合にはスーツは避けた方が良いといえます。

その理由はいくつかありますが、何にせよ就活での印象を悪くしてしまうリスクをがあります。相手の意図を読み取るために、私服指定の場合にスーツを着ない方が良い理由を見てみましょう。

案内文をよく見ていないと判断されるから

会社という組織は、命じられた業務を的確に処理していくスキルが必要となってきます。その為には、企画書やメールに書かれた相手の要望や意見を汲み取り、見逃しによるミスが無いようにしなければなりません。

もし、私服指定の会社説明会にスーツで行ってしまったら「この人物は案内文をしっかり読まず、適当に流し見して来たのではないか」という疑いをかけられてしまう可能性があります。会社の仕事というのは、小さなミスが大きな損害に繋がる可能性もあるため、細かな文章まで読み込めないという印象は企業側の選択を左右する悪印象になりかねません。

なぜスーツで着たのか説明できる場面があればいいのですが、説明会ではそういった場を設けてはいないでしょうし、個人的に質問されることもほとんどないでしょう。また、例えスーツ出来た理由を説明したとしてもそれは「TPOに応じた私服すら選べない」という欠点に繋がってしまいます。

このように、自分自身は考えて無難だと判断したスーツであっても、相手からしてみれば、企業の希望を無視してスーツを着てきただけ、と判断されてしまうのです。

企業側には私服を指定する理由が存在するから

また、企業側は通常リクルートスーツで着てもらってもなんの問題もない会社説明会に、わざわざ私服をしている理由を持っています。

多くの場合は、学生の普段の様子を見て、自分の会社に合っている人材かを見たいといった理由や、かしこまって緊張した姿ではなくリラックスした気持ちで会社について学んでほしい、という気遣いによるものです。

中には、その場その場にふさわしい格好ができるかという社会常識を見るといった厳しい目線で私服をチェックする企業も存在します。

こういった企業側の理由がある場合、スーツで行ってしまうと相手が就活生を判断する材料を減らしてしまうことになります。私服指定されている企業には、私服で行かなければならない理由があることを忘れずに服装を選ぶようにしましょう。

私服指定の中でも「自分らしい」には要注意

特にスーツで行ってはダメなのは、私服指定の上に「自分らしい」と付いているケースです。これは、アパレルやファッション業界、出版社などを志しているときに見ることが多い文面です。これらの業界は、その人物がある程度の流行に敏感で、会社と雰囲気が合っているかを重要視します。

このような案内文が合った場合には、スーツは絶対に着用しないようにしてください。TPOに沿った不適切な服装を避けたうえで、その企業のブランドイメージに合っているテイストを選択しましょう。

賢い就活生が使う就活ツール「イッカツ」

就活サイトは、実は50以上も存在していて、就活をスタートすると、1人およそ3~5サイト登録します。1サイトに記入するのは50~100項目。全てのサイト登録をするだけで数時間かかることになります。

その非効率さに気づく、賢い就活生が使うのが「イッカツ」。

複数サイトの登録といっても、記入項目はほとんど一緒。「イッカツ」に登録するだけで、複数サイトに自動でユーザー登録をします。

さらには、大量に送られてくるメールも一括管理するので、サービスから送られてくるメールに、選考メールが埋もれて見逃してしまった、なんていう悲惨な自体を招かずに済みます。

ぜひあなたも「イッカツ」で、就活を賢く、効率よく、進めませんか。