「学生時代に力を入れたこと」の書き方|エントリーシート例文一覧

エントリーシートの学生時代に力を入れたこと欄の書き方

就職活動を成功させるためには、まずはエントリーシートの選考に通らなくてはいけません。筆記試験や面接試験など、あなたのセールスポイントをより深く知ってもらうためには、まず書類選考の段階で、あなたの魅力をしっかりアピールする必要があります。

そのために、エントリーシートの完成度をより高いものにしましょう。特に、定番の質問である「学生時代に力を入れたこと」の欄に気を配れるようにしましょう。

あなたのセールスポイントはもちろん、人柄や将来像、考え方からキャリアプランまでもを理解してもらい、あなたという人物とその魅力を知ってもらいましょう。

それぞれの企業ごとのエントリーシートのフォーマットを守りつつ、「学生時代に力を入れたこと」の詳しい書き方についてチェックしていきましょう。

概要から書き始めること

長文になってしまいがちな「学生時代に力を入れたこと」は、まず概要から分かりやすくまとめておくことで、採用担当者の興味を惹きつけることが出来ます。就職活動において、「まずは結論から述べ始める」ことはとても重要です。

あなたが取り組んだこと、学生時代に力を入れたことを簡潔にまとめ、そのあとに詳しい内容を記載していけるようにしましょう。

その上で、大きな結果が出ているのであれば、その結果から書き始めるのがおすすめです。部活動に一生懸命取り組んでいたのであれば、「学生時代に○○の部活動に力を入れていました」「全国大会に出場し、○位に入賞しています」といった書き始めが良いでしょう。

数字や結果は、分かりやすい自己アピールにも繋がりますし、結果を残した取り組みをしていることは、それだけで話の展開がしやすくなります。

もちろん、めざましい結果がない場合でも、まずは何から取り組んだのか、それによってあなたが何を得ることが出来たのかからスタートすれば、採用担当者の気持ちを掴むことは十分可能です。

動機を説明すること

「学生時代に力を入れたこと」は、動機づけをしてエピソードを展開するのがおすすめです。その方が、あなたの人となりや魅力をアピールしやすいですし、採用担当者の興味関心もわきやすくなります。

エピソードとしての説得力も増しやすいので、取ってつけた内容になってしまわないのも良いでしょう。エントリーシート上で興味のある動機付けが出来れば、実際の面接のような、その後の選考過程においてもより詳しく掘り下げていきやすいです。

動機づけをすることで、あなたの性質をアピールするきっかけづくりが出来ます。

「学生時代に力を入れたことは○○です」と書いた上で、「高校時代から取り組んできたことだったため」「○○のような勉強がしたいと思ったため」など、それぞれの理由を簡潔にまとめ、具体的なエピソードがあればそこから続けていくようにしましょう。

取り組んだ課題や目標について伝えよう

「学生時代に力を入れたこと」は、ただ「一生懸命にがんばりました」というだけで終わってしまっては、就職活動のエピソードとしてはやや弱くなってしまいます。採用担当者がチェックしているのは、あなたの人柄や目的意識です。

ひとつの物事に対し、どのようなモチベーションを持ち、どういったアプローチをしていく人材なのかをチェックしています。

そのため、エントリーシートに「学生時代に力を入れたこと」を書く場合は、具体的に取り組んでいた課題や目標についても、分かりやすく説明しておくと良いでしょう。

より具体的なエピソードを紹介し、その目標に対してどのように取り組んだのかも書いておくと、あなたらしさをより深くアピールすることが出来ます。

一件、目標や課題がないように感じられる物事でも、実は目指していたものが存在しているはずです。当時は意識していなくても、就職活動のタイミングになってまとめてみると、実は存在していたゴールラインが見えてくることもあるでしょう。

部活動の大会やコンクールはもちろん、アルバイトであれば売上なども大きい要素です。目指した結果や形は、何かしらの形で存在しているものです。サークル活動の発表会、ボランティア活動の結果、資格や留学でのスキルアップなども分かりやすい目標です。

「こういった目標を設定し、そのためにこのようなアプローチを展開し、こういう結果になった」という道筋立てた説明を意識しましょう。結果の良し悪しについても語った上で、成功か否か、その理由は何かまで掘り下げることが出来れば、より深いところまで知ってもらうことが出来ます。

経験から学んだことを語る

エントリーシートに「学生時代に力を入れたこと」を書くことで、企業の採用担当者は、そこからあなたの人柄やポテンシャルを知ろうとします。具体的に頑張った人柄自体が重要なわけではないので、留学をした方が得点が高く、アルバイト経験は得点が低い、という話ではありません。

重要なのは、「どういう動機で始め、どういった課題に対し、どのようなアプローチを行い、どういった結果を得て、その経験から何を学んだのか」という一連のエピソードです。これを理解するためには、「学生時代に力を入れたこと」の結果に加えて、経験から学んだことや、得られたものについても語っておくのが良いでしょう。ここまでトータルで書き表して、初めてあなたの人柄を知ってもらえることもあります。

経験から学んだことや、得られた内容は、そのままあなたの成長の証拠になることもあります。そこから新たに得た問題意識や課題、将来の目標などについて説明することが出来れば、その他のエントリーシートの内容と絡めて、高い志望度や将来に対する真剣さなどをアピールできることもあるでしょう。

学んだことが、社会人としての仕事に対するきっかけになるかもしれません。

絶対に嘘は書かないこと

エントリーシートの見栄えを良くするために、しばしば「学生時代に力を入れたこと」に嘘を書いてしまう人がいます。確かに、文章の構成を意識し、それらしいエピソードでまとめれば、一見本物のような仕上がりになってしまうことはあるでしょう。

しかし、その内容をチェックするのは、それぞれの企業で採用担当を務めているプロフェッショナルです。嘘を書いたところで、大抵の場合はばれてしまいます。

そうなると、エントリーシートとしての完成度よりも、就職活動において重要な書類に、嘘の情報を記載したというマイナスの印象ばかりが残ってしまう結果になります。書類選考で落ちてしまう結果に繋がる可能性も低くないでしょう。

また、運よく書類選考の段階では嘘がばれなかったとしても、その後の選考過程に進んだ上で、エントリーシートの内容が掘り下げられるチャンスはたくさんあります。

そのとき、「学生時代に力を入れたこと」についてより深く質問をされたとき、エントリーシートに書き込んだ以上のことをしっかり話せるようになっておかなければ、結局失敗してしまいます。

面接でも嘘を突き通すのは、エントリーシートより更に難しいハードルであり、ほぼ不可能だと言って良いでしょう。嘘は面接官からの印象もより悪くなりやすいです。

「学生時代に力を入れたこと」は、あなたに対して本当に起きたことを、いかに良い見せ方をするかによって完成度が上がるものです。華々しいエピソードではなくても、整理して分かりやすくまとめれば、企業が求めているものには十分仕上がるのだということを忘れないでください。

具体的に記載すること

エントリーシートの「学生時代に力を入れたこと」欄は、しばしば内容が抽象的になってしまうことがあります。採用担当者が最も知りたいのは、「あなたが行った具体的な取り組み」についてです。

「工夫をしました」というだけではなく、「具体的にどのような工夫をしたのか」ということが知りたいわけです。

「練習の回数を増やした」
「学外の塾に通うようにした」
「地域の売り上げデータを分析して仕入れの数を替えた」
など、アピールするエピソードによって、色々な調整が出来ます。具体的な内容を、限られた文字数にまとめるのは難しいこともありますが、抽象的な書き方に逃げてしまわず、簡潔にまとめられるようにしましょう。

エントリーシートの学生時代に力を入れたこと欄の例文

「学生時代に力を入れたこと」の代表的な項目別に、例文をピックアップして紹介します。それぞれのエントリーシートのフォーマットに添って、長さなどの調整をしましょう。

学業に力を入れた場合の例文

学生時代は学業に力を入れました。それぞれの科目ですべてA判定以上を取得することを目標とし、自らを律して日々勉強を続けました。講義のスケジュール管理を徹底し、必須科目のほかに一般教養の科目も積極的に参加したほか、他学部履修でも様々な講義に出席しました。

予習と復習の時間を十分確保するため、早朝学習に取り組んだり、休暇中の短期集中講座などにも参加しました。難解な課題対策のため、図書館の積極的な活用や、教授への質問なども繰り返し、結果として全科目A判定以上、更に○学期には学業特待生として一部学費の免除資格を取得しました。

部活に力を入れた場合の例文

私は学生時代、中学生から続けてきた吹奏楽部の活動に力を入れていました。三年生からはパートリーダーと副部長を務め、四年生最後のコンクールでは、関東大会に出場し、金賞受賞という素晴らしい結果を収めることが出来ました。

学業やアルバイトの合間を縫って、効率の良い練習方法を模索し、メンバーと一緒にひとつの目標に向かって切磋琢磨する苦労と喜びを知ることが出来ました。

研究に力を入れた場合の例文

私が学生時代に力を入れたことは、専門分野の研究です。私は大学では近代文学の研究ゼミに所属しており、担当教授のもと、文献や資料から様々な情報を引き出したり、各関係者へのインタビューを行ったり、積極的な活動をしてきました。

研究している作品に実際に登場する土地へ遠征し、地形の研究をしたり、郷土資料館などに通って、スタッフさんから様々なエピソードを聞いて、マップにまとめるなどの作業も行いました。研究内容は文学大会で発表の場を頂き、学生優秀賞を得ることが出来ました。

ひとつの研究に様々な方面からアプローチする力はもちろん、資料のまとめ方や効率の良い発表方法なども身に着けることが出来、この経験やスキルは社会人となってからも大いに活かすことが出来ると確信しています。

アルバイトに力を入れた場合の例文

私は学生時代、アパレルショップのアルバイトに力を入れました。お客様との信頼関係を築き、商品の提案はもちろん、お客様がどうすれば喜んでくれるのかを多角的に考え、行動することが出来ました。

常に笑顔での接客を心がけ、トレンドの研究なども続けた結果、常連のお客様を獲得したり、御指名でコーディネートを考えるなどの結果を残すことが出来ました。学生時代の4年間を同じショップで勤めあげ、後輩指導や店内レイアウトなどの業務にも参加できるようになりました。

趣味に力を入れた場合の例文

私は学生時代、趣味の自転車に力を注ぎました。高校時代から趣味で続けているロードバイクのスキルを高めるため、毎日のトレーニングを欠かさず続け、社会人大会にも参加しました。

普段はなかなか接することのない人と、同じロードバイクという趣味を通じてコミュニケーションを取り、新しい人間関係を築くことが出来ました。

資格勉強に力を入れた場合の例文

私が学生時代に力を入れたことは、資格取得のための勉強です。経済学部で学んだ経験を活かし、ファイナンシャルプランナーの資格を学生時代に取得するため、計画的な学習を心がけました。

講義やアルバイトとの両立を図りながら、教授が主催する自主ゼミに参加したり、集中講座などのチャンスを積極的に活用していきました。二級試験に一度は落ちてしまったものの、復習を重ね、先日ついにファイナンシャルプランナーの資格を得ることが出来ました。

社会人として働く中で、取得した資格はもちろん、それまでの学習プロセスで培ったスキルや経験も活かせると思っています。

留学に力を入れた場合の例文

私は学生時代にカナダに留学していました。語学留学のため、一度は短期で渡ったものの、より深くスキルを身に着けるため、学業を半年間休学し、現地の語学学校で学びました。

ネイティブとのコミュニケーションの難しさや、文化のギャップに苦労もしましたが、得難い人間関係と貴重な時間を過ごすことが出来ました。留学後は、TOEICのスコアも50点アップしたほか、留学支援スクールでのボランティアにも参加しています。

困難に負けず、あきらめないで取り組み続ける大切さを学ぶことが出来ました。

学生時代に力を入れたことがない場合の対処法

エントリーシートの「学生時代に力を入れたこと」に値するエピソードがないと頭を悩ませてしまう就活生は少なくありません。そんなとき、どのような方法で対策をすれば良いのでしょうか?

本当に力を入れたことがないか確認する

しばしば「学生時代に力を入れたことはない」と言ってしまう人がいますが、本当にそうでしょうか?留学やボランティア、全国大会レベルの部活動や敷居の高いアルバイトなど、「よくあるエピソードの特別感」ばかり意識してしまい、自分の学生時代がつまらないものだったと錯覚してしまっている人もまた少なくありません。

一見、「地味な体験」「ありきたりなエピソード」と言って却下してしまった学生生活の思い出はありませんか?たとえ多くの学生が経験しているコンビニのアルバイトであっても、学生時代に力を入れたこととしてエントリーシートに書くことは出来ます。

「売上を少しでもアップさせるために工夫したこと」でも構いませんし、「後輩指導のためにした努力」や「学業と両立するためのテクニック」などでも、同期づけと結果、そこから学んだものをしっかり結びつけて展開すれば、十分な内容に仕上げることが出来るでしょう。

たとえ、普通の経験であっても、あなたという人材の魅力をアピールするために、大いに活躍してくれることはたくさんあるのです。

重要なのは、「自分なりの課題設定」と「その課題を解決するための試行錯誤や創意工夫」、そして「これらの経験から得たもの」です。構成を意識し、より魅力的に見せる演出をすれば、「何もない」という事態は大抵回避することが出来ます。

人と違うところをピッアップしてみる

何か特別なことではなくても、自分が何か人と違うことをしていれば、それを材料に学生時代に力を入れたことを書いていくことが出来ます。人がしてないいような努力や、物珍しい結果があれば、それを展開していくのも方法のひとつでしょう。

「自炊の研究」や「ヒッチハイク旅行」、「人間観察」や「掃除のテクニック」など、一見就職活動のエントリーシートにはふさわしくないような内容も、うまくまとめ上げれば、エントリーシートを彩ることが出来ます。

採用担当者の興味関心を引きやすいエピソードを作れば、あなただけの魅力をアピールするきっかけにもすることが出来るでしょう。

人間関係からアプローチをしてみる

エントリーシートの「学生時代に力を入れたこと」は、前述する文例で紹介したような項目ばかりでなくても良いのです。部活動やアルバイト、ボランティアやり留学、ゼミ活動などのほかにも、あなたが力を注いだことはたくさんあるでしょう。

人間関係は、誰しも注力しやすいもののひとつであり、しかし「学生時代に力を入れたこと」ではしばしば後回しにされてしまうことが多いポイントです。

一見地味で、「そんなことをアピールしても仕方ないのではないか?」と感じる人もいるかもしれませんが、人間関係を意識し、円滑なコミュニケーションを実現できる人は、社会人にとってもとても貴重な存在です。

他人と共に働く以上、高いコミュニケーション力を持っていることや、人間関係に力を注いだ経験がある人は、良い評価をされやすいでしょう。

「学科内の人間関係を良くするため、ムードメーカーに努めた」「グループ発表ではリーダーをサポートする役目を担当した」「まとめ役として幅広い視野を養った」など、あなたらしさをアピールするポイントはたくさんあります。

集団生活での取り組みは、人柄の魅力を知ってもらうとても効果的なポイントなのです。

エントリーシートの学生時代に力を入れたこと欄を自分で添削する方法

いざ完成した「学生時代に力を入れたこと」を記載したエントリーシート。学校の就職課をはじめとして、添削をしてくれるサービスはたくさんありますが、自分で添削をするためには、どういったポイントを意識すれば良いのでしょうか?

語尾や文字の間違いを確認する

非常に基本的なポイントですが、語尾や文末をきちんとまとめることはもっとも重要なチェック項目です。焦って書いたエントリーシートは、しばしば「~です、ます」と「~である」が混ざってしまっていることがあります。冷静になって、一度きちんと読み直すようにしましょう。

また、誤字脱字のチェックや、表現の間違いなども重要です。手書きのエントリーシートであれば、文字の書き間違い、ワープロ打ちのエントリーシートであれば、変換ミスやタイプミスにも注意が必要です。

文字データを入れて、基本的な文章の間違いをチェックしてくれるシステムもフリーウェアでたくさん登場しているので、効果的に利用できるのがおすすめです。

長さと構成を確認する

気合を入れて書きすぎてしまい、「学生時代に力を入れたこと」だけエントリーシート内でやけに長くなってしまってはいませんか?逆に、語る部分が少なくなりすぎて、極端な短さになってしまっていないでしょうか?

エントリーシートのフォーマットに乗っ取る以外でも、文章の量は大体同じくらいにしておくのがおすすめです。たとえルール違反にはならなかったとしても、一部だけ極端に分量が違ってしまうと、読みにくさを感じやすくなる人もいます。

また、文章の構成も改めて見直すようにしましょう。結論を先に論じて、後から詳しい解説を持ってくるのがおすすめです。全体の構成バランスが悪くなってしまうと、折角の学生時代に力を入れたことが伝わりにくくなったり、あなたの人柄や努力が理解されなくなってしまったりします。

採用側は学生時代に力を入れたことのどこを見ているのか

前述したように、企業の採用担当者がチェックしているのは、「学生時代に力を入れたこと」の具体的な内容ではありません。学生時代に取り組んだ内容を通じて、「あなたの人柄」と「今後の可能性」をチェックしているのです。

スキルや経験のほかに、企業が採用するかどうかは、「あなたがこの企業に適しているかどうか」です。持っている資格やこれまで勉強して来た内容のほかに、課題に対する解決アプローチや、今後のポテンシャルなどを知りたいのです。「学生時代に力を入れたこと」欄からは、その片鱗を伺い知ることが出来ます。

そのため、エントリーシートの「学生時代に力を入れたこと」は、その取り組みや活動自体だけではなく、「力を入れたことから分かる人柄」や「エピソードから伝わる本人の可能性」を意識して展開するようにしましょう。

逆に言うのであれば、採用担当者があなたの人柄や、将来の可能性について、より深く知れるような書き方を意識すれば、エントリーシートの通過率をぐっとアップさせることが出来るのです。

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