1次面接/2次面接/最終面接それぞれの逆質問を求める意図と質問例

企業が逆質問を求める意図とは?

新卒の就職面接において逆質問を求める意図は、「学生が本当に自分の企業に対して関心があるか」を確認することです。新卒の就職活動は多くの場合、複数の企業にエントリーします。そうした状況の中、企業側は、新卒の学生に対して内定を出したとしても辞退されてしまう可能性があります。新卒の面接では基本的に企業側から質問をしながら会話が進んでいくことが多いため、学生がどれほどの熱意を持っているのかわからないことが多々あります。企業側はその不安を払拭するために学生に対して逆質問を求めます。面接で逆質問を求めることで、学生が自分の企業に対してどれほどの熱意を持っているかを確かめるのです。

新卒の就職説明会などでは、企業のことをすべて知ることは難しいため、説明を受けなかった箇所や企業のサイト に載っていない箇所で疑問が生まれるかと思います。新卒の学生がそういった疑問を面接で逆質問することで企業は熱意があると判断します。そのため面接において逆質問をしない学生は疑問があるにもかかわらず質問をしてこないため、熱意があまりないと判断されてしまいます。

押さえておくべき逆質問のポイント

新卒の就活面接における逆質問のポイントは学生では調べられないことを質問することです。多くの企業は自社のホームページにおいて企業の情報を発信しています。そのため簡単な企業の概要は学生でもネットなどを利用し調べることが可能です。面接の逆質問ではこうした自分で調べられることは聞く必要がありません。こうしたことを面接で質問してしまうと、簡単なことも調べることができない学生であると企業に判断されてしまいます。また、株式が上場している企業の場合は企業の財務に関する情報も公開されています。株式が上場している企業における面接では売上高などの財務に関することへの質問も熱意がないと判断されてしまいます。
面接ではホームページなどでは調べることが出来ないことを逆質問することが非常に重要なポイントです。

一次面接での逆質問例(一次面接の説明)

一次面接では比較的年次の若い社員が面接を行うことが多くあります。そのため就活生との年齢が近くなることもあり、面接官からは自社を志望する理由について質問されることが多いです。

例1:「なぜ御社に入社したのですか。」

年齢が比較的近く、新卒の就職活動を経験している社員の場合は現状の企業に対する価値観が近いため実際に入社した理由を尋ねる質問ができます。入社した理由や動機が自分の理由と近かった場合は、その企業が自分に向いていると判断できます。逆に自分が考えている志望理由と大きくかけ離れている場合は、改めて企業について調べる必要があります。

例2:「若いうちから活躍できますか。」

若い社員が現状において活躍できていると考えている企業は新卒の学生が入社しても早い段階から活躍できると判断できます。この質問は年齢の高い社員に聞くことができないため、一次面接の時点で質問しておくことが大切です。新卒の学生の入社してからのキャリアを調べることのできる質問であり、企業のホームページなどでは調べることができません。

例3:「仕事は楽しいですか。」

実際の職場の風景からは仕事が楽しいかどうか判断しにくいため、一次面接の際に質問しておきましょう。事前にホームページなどで業務内容に関して調べておいて、一次面接の際にこの質問を聞くことでよりその企業が自分に合っているか確かめることが出来ます。年齢の若い社員が仕事に関して苦悩や悩みを抱えていると感じたときは、その企業があまり自分に合っていないと考えられるため改めて企業について調べなおす必要があります。若い社員が仕事を楽しいと感じている場合は、自分が入社して仕事をしてもその仕事にやりがいを感じることができる可能性が高いと判断できるため一次面接の際に質問することが大切です。

二次面接での逆質問例(二次面接の説明)

二次面接では中堅の社員が面接を行うことが多いです。一次面接では志望理由に対して質問されることが多いですが、二次面接では他の企業ではない理由を質問されます。一次面接で話した志望理由が他の企業でも当てはまると判断された場合、企業は他の企業との差異について詳しく質問します。また、学生時代にどのような取り組みをしたのかも質問されます。学生時代の活動に関して質問することでその人物の人間性や人柄といった内面を詳しく知ることが目的です。
学生時代の活動は勉強に関することだけでなく、アルバイトや留学になど多岐にわたる内容の質問が想定されます。また、部活動に所属している学生の場合は、部活動での活動や部活動内での役割などの人間関係に関することを質問されることもあります。学生時代の活動は達成した功績に関することよりも、その功績に至った過程などに関して詳しく説明することで、学生は自分に人間性について知ってもらうことが出来ます。さらに、学生時代の活動が企業で働く際にどのように活かされるのかを判断されることもあります。学生時代の活動において自分が経験したことや、その経験から得たものや感じたものについて詳しく質問されるため、面接を行う前にある程度、自分の学生生活を振り返り、考えをまとめておくことが必要となります。

例1:「学生時代の活動は仕事に活かされますか。」

前述の通り、二次面接では学生時代の活動について詳しく質問されます。特に新卒の場合は就職活動中も学生であるため、自分のことについて話す機会もつくれます。そのため二次面接の逆質問ではそうした学生時代の活動が実際に仕事に活かされているか質問することで自分がその企業に向いているか判断することが出来ます。学生時代の活動が実際に仕事に活かされるのはある程度入社してから時間がたってからのことです。
二次面接の社員は一次面接の社員より年齢が高いことが多いため、学生時代の活動が仕事に活かされているか逆質問することが大切です。中堅の社員が学生時代の活動が活かされていると考えている場合は新卒の学生も入社後ある程度経つと学生時代の活動を活かして仕事をすることができると判断することが出来ます。逆に中堅の社員があまり学生時代の活動が役に立っていないと考えている場合は新卒の学生が入社してもあまり学生時代の活動を仕事に活かすことが出来ないと判断することが出来ます。特に志望する職種がエンジニアなどの技術職の場合、学生時代に学んだ経緯が仕事に活かすことができるできるかどうかを質問することが大切です。理系の学生にとっては、自分が所属している研究室などで獲得した知識や技術がエンジニアとして活躍する際に活かされるか判断することが可能となります。

例2:「御社が同業他社と比べて優っている点はどこですか。」

二次面接では志望する理由を質問されるため、逆質問の際に同業他社との差異を質問することで自分が考えている志望理由あと企業が合っているかどうか判断することが出来ます。
自分が考えている志望理由が他社で当てはまると感じた場合は視野を広げほかの企業の面接を受けることで内定を獲得することができるかもしれません。逆に中堅社員が考える他社との差異と自分の考える他社との差異が近い場合はその企業が自分に向いていると判断することが出来ます。また、面接をするのが中堅社員であるため新卒の学生が入社した際にはある程度長く務めることができると判断できます。
さらに、企業の持っている技術力に関しても判断することが出来ます。同業他社よりも優れた技術力を持っていると逆質問で判断できた場合、その企業は長期的にも安定して活動を行うことが出来ます。より長い間努めることと共に企業の安定性についても知ることができるため非常に重要な逆質問です。特にエンジニアなどの技術を業務の基礎としている企業は同業他社よりも優れた技術を持っているほうがより確実に収益を上げることが出来ます。エンジニアとして就職活動をしている新卒の学生にとっては自分が成長することができるか判断することにもつながる逆質問です。

例3:「集団で仕事をしますか。」

二次面接を行う中堅の社員は数名も部下とともに仕事をしていることが多くあります。そうした中、自分が学生時代に集団で活動した場合は仕事においても集団で仕事をすることに向いていると判断することが出来ます。アルバイトや部活動において集団で活動してきた学生は集団の中で自分の役割や役目をこなしてきていることになります。そのため実際に仕事をする際にも、自分が集団で仕事をするのかどうか知っとくことで入社してからのギャップを少なくすることが出来ます。
学生時代に集団で活動することが多く、仕事をする際も集団で行いたいと考えている学生は二次面接でそのことについて質問することで、自分がその企業の働き方に共感することができるか判断できます。
また、働き方が共感できる企業に新卒の学生が入社することで、より長い年数努めることができるため企業にとっても、学生にとってもメリットがあります。そのため、新卒の学生は二次面接での逆質問で聞いておくことが非常に重要となります。
逆に、学生時代の活動が個人で行うことが多い学生にとって集団で仕事をすることが難しいことがあります。二次面接で逆質問することなく入社してしまい集団で仕事をすることが難しくなった場合は、数年で退社してしまうことも考えられます。学生時代から個人で行動し、仕事に関しても個人で行動したいと考えている学生は二次面接で逆質問をして自分の性格に合っているかを判断することが大切になります。
また、集団で仕事をするかどうかはホームページなどでは調べてもわからないことが多いため、面接において逆質問して学生自身が判断する必要があります。もし自分の理想の働き方からかけ離れていると考えられる場合は改めてその企業の面接を続けるか考える必要があります。また、部署によって働き方が異なることが多くあるため、より具体的に質問することが非常に大切になります。

最終面接での逆質問例(最終面接の説明)

最終面接にでは役員階級の社員が面接をすることが多く、企業によっては企業のトップである社長が面接官を行うこともあります。また、面接官の人数も一次面接や二次面接では二人から三人が一般的であるのに対し最終面接では五人程度の面接官によって面接が行われることがあります。複数の役員レベルの面接官によって面接が進められるため、面接に要する時間を一次面接や二次面接よりも長くなることが多くあります。
面接で質問される内容は基本的には一次面接や二次面接で質問されたことを再び確認されることが多いですが、より細かく質問されることがほとんどであるため表面的な受け答えではうまく答えられないことがあります。一次面接や二次面接の内容を事前に整理して、事前により詳しく説明できるように考えておく必要があります。
新卒の学生の場合は学生時代の経験や得たものに関していくつか考えをまとめて、多角的な質問にも対応できるよう準備しておく必要があります。また、新卒の学生の最終面接においては自分の就職活動の現状に関して質問されることが多々あります。最終面接に臨む前に自身の就職活動についてまとめて整理しておくことが大切になります。入社後に自身がイメージしていた働き方とギャップが無いように、最終面接前には一次面接や二次面接の内容の再確認と就職活動についての現状の整理、最終面接を行う企業に関する詳しい情報などについてまとめておくことが最終面接を成功させるポイントになります。
さらに、最終面接では志望理由をさらに詳しく聞くために、入社後の働き方に関して質問されることが多くあります。一次面接や二次面接で述べた志望理由から発展させて入社後の仕事のイメージを膨らませると共に自分がやりたいと感じている仕事について考えをまとめておくことが大切になります。事業内容だけでなく自分がやりたい職種など具体的に述べることが大切です。特にエンジニアなど技術を基本に仕事をしたいと考えている新卒の学生が具体的な職種を最終面接で述べないと営業などの自分が志望しない職種になってしまいます。自分がやりたいことが出来ないと数年で企業を退社してしまうなど、いい結果にならないため最終面接では自分のやりたい仕事について述べることが非常に大切なことです。

例1:「入社したら自分の希望する仕事はできますか。」

新卒の学生は最終面接で自分の希望の仕事に関して述べることが多くあります。そのため逆質問する際には実際に述べた希望の仕事を入社したらできるかどうか聞くことで、自分が入社するかどうか最終的な判断材料を作ることが出来ます。企業が求めている人材と自分自身のやりたいことが一致した場合は入社後も長期的に仕事を続けることが出来てやりがいを感じることが出来ます。企業も求めている人材を獲得することで企業としても大きな利益を生み出すことが出来ます。そのため新卒の学生は入社後にやりたいが実際にできるかどうか逆質問することは企業にとっても学生にとっても大切なことであります。逆に自分のやりたいと考えている仕事ができないと判断できた場合は、その企業に入社するかどうか入念に検討する必要があると判断できます。逆質問に対する企業側の解答があいまいだった場合はより具体的な仕事の内容についてさらに質問し、入社後の仕事のイメージをより具体化することが大切になります。

例2:「御社の今後の経営方針はどのようなものですか。」

新卒の学生が入社した場合、その学生は数十年その企業に努めることになります。そのため最終面接では企業の長期的な展望を理解するために経営方針について聞く必要があります。企業のホームページなどでは現在行っている事業に関しては詳しく書かれているものの、長期的な事業の展望に関してはあまり詳しく書かれていないことが多いため学生は最終面接で企業に直接経営方針を聞くことで入社するかどうかの判断材料とすることが出来ます。長期的な経営方針が自分の考えと合わないと判断できた場合はその企業に入社するかどうか改めて検討する必要があります。
逆に長期的な展望が明確で自分な考えと近いと判断できた場合はその企業でも長期的に努めることができると考えられます。企業によっては経営方針を公開していることがあるので最終面接ではより具体的な内容について逆質問することで企業側に熱意を伝えることが出来ます。入社後に自分がやりたい仕事と共に企業の経営方針についても事前に検討しておくことが大切になります。企業の経営方針は抽象的なことが多々あるため最終面接ではより具体的な経営方針について逆質問することで自分が将来経営などに関わることになった場合も、より仕事がしやすくなります。そのため最終面接において社長など経営に携わる人がいる場合は必ず逆質問し、今後の企業の方向性について判断することが非常に大切になります。

例3:「入社したらどのような部署に配属になりますか。」

自分のやりたい仕事だけでなく、入社後にどのような部署に配属になるかを具体的に質問することで入社後の働くイメージをより明確にすることが出来ます。自分のやりたい仕事が複数ある学生は配属される可能性のある部署を最終面接で逆質問することで企業に対して自分のやりたい仕事をアピールすることにつなげることもできます。事前に募集要項などで募集している部門について調べておくことでその企業の求めている人物に自分が一致しているか確認することが出来ます。部署によっては複数で仕事をすることか個人で仕事をするか異なることがあるため、最終面接では配属される可能性のある部署を聞くだけでなく、その部署の特徴や詳しい事業内容についても逆質問することで入社後に自分のやりたい仕事をすることができるようになります。
また、企業によっては部署により勤務地が異なる事が多くあります。自分のやりたい仕事ができていても、働く環境が自分の体質や性格と異なっていると長期的に働けなくなることが起きてしまいます。そのため最終面接では自分のやりたい仕事と共に希望する勤務地などについても述べることが大切になります。自分が志望する勤務地に配属される部署がないと判断できた場合は入社するかどうか入念に検討する必要があり、場合によっては企業に相談してみることも非常に重要になります。逆に自分がやりたいと考えている仕事ができる部署と勤務地が一致する場合は、その企業でも長期的に努めることができると判断することが出来ます。

賢い就活生が使う就活ツール「イッカツ」

就活サイトは、実は50以上も存在していて、就活をスタートすると、1人およそ3~5サイト登録します。1サイトに記入するのは50~100項目。全てのサイト登録をするだけで数時間かかることになります。

その非効率さに気づく、賢い就活生が使うのが「イッカツ」。

複数サイトの登録といっても、記入項目はほとんど一緒。「イッカツ」に登録するだけで、複数サイトに自動でユーザー登録をします。さらには、大量に送られてくるメールも一括管理するので、サービスから送られてくるメールに、選考メールが埋もれて見逃してしまった、なんていう悲惨な自体を招かずに済みます。

ぜひあなたも「イッカツ」で、就活を賢く、効率よく、進めませんか。