【ケース別】履歴書の「本人希望記入欄」の書き方・例文一覧

履歴書の本人希望記入欄の書き方

履歴書の「本人希望記入欄」とは一体何を書くものなのか、一体、何のために設けられているのか、そういった素朴な疑問に応えてみたいと思います。履歴書の一番最後にある「本人希望記入欄」この枠は結論からいうと「ただ自分の希望をひたすら書く」では決してありません。何でもかんでも自分の思うことを自由に書いて下さい。というコーナーではありません。

本人希望記入欄とは主に

  • 希望勤務地
  • 希望職種
  • 希望部署
  • 希望勤務時間
  • 出社予定日
  • 連絡可能時間

などを記入します。あくまでも応募先の応募条件や募集要項に対する自分の最低限の希望を記入します。しかし、記入しておけば応募先の採用担当者がそれに応じて必ず聞いてくれるわけではありません。

ですが、本人希望記入欄を空欄や「特になし」の状態にしていると場合によってはやる気がない。などと判断され、あまり良い印象を与えませんし、結果、最終的には本人希望記入欄の書き方によっては、不採用になる確率が高くなることもあります。

なので、あくまでも最低限の範囲で記入するようにしましょう。評価するの企業側です。そこを念頭において注意して書いていきましょう。

では、どのような書き方でどのような内容で記入しておくべきなのか簡単にポイントをまとめていますので参考にしてみて下さい。

1:就活の場合

就活生が正社員として、企業に応募する際に本人希望記入欄の書き方として気をつけておきたいのは、

  • 応募先の募集条件、募集要項に沿って記入する
  • 希望職種については応募先企業が掲載している職種を記入する
  • 希望勤務地は広範囲で記入する
  • 希望部署は志望動機と繋げておく
  • 連絡可能時間の記入
  • それぞれの希望理由を明確にしておく

ことが本人希望記入欄に記入するポイントとなります。

2:アルバイトの場合

アルバイトやパートの場合に本人希望記入欄の記入の際に特に注意しておきたい点は基本的には上記の正社員と同じではありますが、「希望勤務時間」「希望勤務日」を、きちんと記入しておきましょう。

また、学生であれば授業や部活、サークルの為、主婦の方であれば、子供がいる。親の介護。など理由を一文添えておきましょう。

履歴書の本人希望記入欄で「特になし」はダメなのか

先ほどもお伝えしましたが、基本的に正社員にしてもアルバイトやパート、派遣社員ににても履歴書のブランクや「特になし」は不利になります。

「やる気がない」「自己主張がない」などと勝手な判断をされてしまい、あまり良い印象を与えません。ですので履歴書の本人希望記入欄は希望がなくても「空欄のままにしておく」「特になし」は、やめておきましましょう。希望がない場合は、「貴社規定に従います」と記入しておきましょう。

履歴書の本人希望記入欄に書かない方がいいこと

履歴書の本人希望記入欄には応募条件や募集要項に沿っていたとしても書いてよいことと書かない方がよいことがあります。

記入しない方がよいこと

  • お給料
  • 限定した勤務地
  • 独自の職種

基本的には「希望給料 〇〇万円」とは書きません。

お給料については企業側が募集条件に、応募先が給料を選択制にしている場合は希望給料を記入しておきましょう。企業によっては前職の給料を記入するような独自の履歴書フォーマットを使用していることもあります。そういった場合はきちんと書きましょう。

また、「経験者は優遇」「経験者は考慮」など、企業側がお給料について優遇、考慮と記載している場合は記入せずに面接時に口頭で伝えましょう。言うまでもありませんが、一次面接が書類選考の場合は特に自分から書くことはやめておいた方が無難です。

次に勤務地についてですが、支店や事務所など勤務先が市町村など多岐に渡る場合はピンポイントで「〇〇支店」「〇〇営業所」などと記入するのはやめておきましょう。勤務地を特定することで、就業場所が限定されてしまう為、採用枠も狭くなってしまいます。「〇〇圏内」「〇〇市内」のように広域で記入しましょう。また、希望職種については企業が募集している職業を書きましょう。

企業側からすれば、「ちゃんと読んでいないのではないか。」「いい加減なやつだ」「そんな職種は募集していないけど」といった感じに受け取られてしまうこともあります。そういった誤解を防ぐためにも応募先の記載内容は何度も読み返しましょう。そして職種の表現ひとつにも注意して記入しましょう。

履歴書の本人希望記入欄で書いた方がいいこと

ある程度の本人希望記入欄に書いてはいけないこと、注意するべきことが理解できたと思います。結局、何を本人希望記入欄に記入してよいのかおさらいしたいと思います。

本人希望記入欄とは

  • 希望勤務地
  • 希望職種
  • 希望部署
  • 希望勤務時間
  • 出社予定日
  • 連絡可能時間

を記入するための枠です。「希望勤務地は広範囲」「希望職種は応募先に記載されている職種」はさきほどお伝えしたとおりです。

残る4つは書いておいた方がよいというより書いておくべき項目となります。

希望部署は募集部署が複数ある場合は特に志望動機や資格、自己アピールと繋がるような形にしておきましょう。例えば、資格欄に簿記資格があるのであれば経理希望といった具合です。簿記資格所持で営業部希望だと採用する側もピンときません。

希望の勤務時間についてですが、これはどちらかというとアルバイトやパートの方は書いておくべき項目です。特に学生や専業主婦が対象といえます。アルバイトやパートは正社員と違って労働時間や労働日数、曜日など不規則になることが多いからです。実際にアルバイトやパートとして働く方の多くは、ほぼシフト制です。毎日、正社員のように規則的には勤務できない理由があるからシフト制を自ら選択して自分のライフスタイルにあわせて調整し働いているはずです。

そういった規則的には何かしらの理由があって働けない時間や曜日がある場合には、履歴書の本人希望記入欄に希望とその理由を書いておきましょう。また、シフトの希望についての注意点は、勤務できる日数や時間帯はあまり細かく記入するのはさけましょう。

あまりにも事細かに書いてしまうと、応募先にとって扱いづらいと判断される場合があります。そして、応募先が必要としている時間帯を、よく確認しながら希望を書きましょう。

例)アルバイトの場合

勤務日 土・日 午前10時~午後8時 希望
理由:平日は学校の授業があるため

例)パートの場合

希望勤務時間 月~金 午前9時~午後3時
理由:幼稚園のお迎えがあるため

というように、大雑把でよいので希望と理由をセットにして一文添えるような形で記入しておきましょう。アルバイトやパート、正社員に本人希望記入欄で共通して記入しておくべきことは「出社予定日」「連絡可能時間」です。

いつから働けますか?と面接でよく聞かれると思いますが他に面接へ行っている場合や在職中である場合は特に出社予定日を記入しておきましょう。採用後の引き継ぎなど応募先にも準備や手続きなどがあります。なるべく〇月〇日からと明確に記入しておきましょう。

この連絡希望時間は応募先に配慮し記入しておくべき項目です。採用結果は電話が多いこともあり、応募先から結果の連絡があった際に電話に出られない状況では応募先に手間をかけてしまいます。

そういった応募先への配慮として確実に電話に出られる時間もしくは指定日時を必ず記入しておきましょう。ただし、時間指定する場合、土日祝がお休みの企業の場合は平日にし、時間帯は各応募先の勤務時間にもよりますが、遅くても午後6時までにしましょう。

履歴書の本人希望記入欄は箇条書きにするべきなのか

本人希望記入欄の書き方としては、箇条書きがおすすめです。理由は単純に「相手に分かりやすい」「見やすい」からです。簡潔に必要な部分を要約して箇条書きで記入しましょう。

また、本人希望記入欄は履歴書にもよりますが、一般的なJIS規格の履歴書では、スペースがさほど大きくはありません。必要最低限の希望をだらだらと文章で書くのではなく簡潔に箇条書きで記入しましょう。

履歴書の本人希望記入欄は「貴社規定に従います」と書くのが正解なのか

本人希望記入欄には「貴社規定に従います」でも問題はありません。先述べましたが、空欄よりはましで無難な記入方法です。ですが、企業によっては「貴社規定に従います」の解答に「自己主張のない人だ」「熱意がない」など勝手な判断をされることもあります。

逆に記入するべきことを記入していても「自己主張が強すぎる」「ただのワガママなのか」などと、マイナスに取られてしまうこともあります。このサジ加減は募集先にしか正直分かりませんが、ひとつ言えることは、応募する企業が雇いたいとしている人物像を募集要項や募集条件、ホームページ、社風などから読み取り、自分なりにリサーチして記入することが必要です。

履歴書の本人希望記入欄の記入例

これまでにも、本人希望記入欄の記入例を少しづつご紹介してきましたが
より具体的な記入例は下記のとおりです。

パートの場合

募集条件

①レジ:900円 午前9時~午後11時 1日3時間~
②品出し:950円 午前5時~午前8時
③清掃”1000円 午前4時~・午後11時~ 1時間程度
※月~日・祝 週2日~から勤務できる方

本人記入欄

・希望職種:レジ
・希望勤務時間:土・日 午前10時~午後8時
平日は親の介護があるため勤務不可

普段、介護中は電話に出たり出れなかったりと不安定な場合は、確実に出れる時間帯のみを記入しておきましょう。

アルバイトの場合

募集条件

ウエイトレス:850円 月~日・祝 午前9時~午後10時 1日5時間~

本人記入欄

・希望勤務時間 土・日・祝 午前9時~午後2時
大学授業のため平日勤務不可
・連絡可能時間 平日の5時以降

正社員の場合1

募集条件

一般事務 月~金 午前9時~午後6時
土(隔週)午前9時~午後4時
給  料:①パート 時給800円~
②正社員 月給18万円~
※経験者優遇、パート1日3時間~応相談
勤 務 地:〇〇、△△、〇△、△〇

本人記入欄

・希望職種 一般事務
・希望給与 正社員 月給18万円
・希望勤務地 貴社配属に従います
・出社可能日 即日勤務可能

正社員の場合2

募集条件

営業・ルートセールス 月~金 午前9時~午後6時 週休二日制
給  料:①完全歩合給
②固定給 月給16万円+歩合
勤 務 地:本社、または〇〇支店

本人記入欄

・職種:営業・ルートセールスを希望いたします
・給与:固定給 月給16万円+歩合を希望いたします
・勤務地:本社、○○支社での勤務を希望いたします
・出社可能日時:平成○年○月○日より勤務可能
・連絡可能時間:午後12時~午後13時

履歴書の書き方をマスターして就活しよう

履歴書の本人希望記入欄の書き方は参考になりましたでしょうか。履歴書の基本情報から確認していきましょう。

日付

提出日か前日の日付を記入(郵送の場合は投函日)します。
面接に持参する場合は当日の日付を記入しておきましょう。
また、履歴書全体で西暦か元号(平成・昭和など)表記か統一します。

写真

3カ月以内に撮影したものを添付します。カラーまたはモノクロで正面から撮影され、本人単身胸から上が写っているものプリクラやスナップ写真は使用してはいけません。また、万が一剥がれた場合に備えて写真の裏には名前を記入しておきます。

氏名

姓と名にスペースを空けて読みやすくする。
ふりがなは履歴書の書き方に合わせる
(「ふりがな」はひらがな、「フリガナ」はカタカナで記入)

年齢

送付時(日付で記入した日にち)の年齢を記入します。

住所

都道府県から省略せずに記入しましょう
郵便番号、マンション名、ふりがななども忘れずに記入
※「連絡先」欄は現住所と異なる場合のみ記入します

電話番号
自宅に固定電話がない場合は、携帯電話のみでも問題ありません。日中連絡がつく番号を記入しましょう。

メールアドレス

最近ではメールで合否が送られてくることもあります。在職中の方は会社用アドレスは控えましょう。また、迅速に確認ができるよう、なるべく携帯アドレスを記入しましょう。

学歴・職歴

学校の正式名称は略さずに記入しましょう。また、学部・学科・コース名も記入しましょう。

免許・資格最初に免許を書き、次に資格を正式名称で記入します。また、募集内容に関連する免許・資格から記入しましょう。現在習得中の資格も記入します。
※取得時から、資格の名称が変わっている場合は取得時の資格名を記入
履歴書の作成には

  • 時間に余裕を持って作成する
  • 丁寧に心を込めて書く
  • 採用担当者が魅力的だと感じる履歴書にする
  • 職務経歴は過程と経緯と結果から今後への組み合わせ
  • 志望動機は具体的に明確に
  • 本人希望記入欄は必要最低限の希望を書く

などなど、履歴書作成のポイントや注意点をよく理解して書いていきましょう。

また履歴書を作成する際の基本確認事項としては言うまでもありませんが

  • 鉛筆・シャープペンシル、修正液、修正テープは使用できません
  • 誤字・脱字・略字はないように
  • 空欄は不利

最も、基本的なことではありますが、履歴書の記入には鉛筆やシャープペンシル、フリクション(消せるボールペン)を使用しての記入は問題外です。必ず黒色のペンかボールペンを使用しましょう。

また、書き間違えた場合の修正液や修正テープの使用はできません。再度、書き直す必要があるので、あらかじめ下書きを書いておきましょう。下書きをすることで、読み返すことができるので、誤字や脱字などにも気づくこともできます。見直しを必ずしましょう。

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