食品業界の志望動機の書き方 | 良い例・ダメな例・注意点

履歴書の志望動機の書き方

就職活動をするにあたり、履歴書というものを企業に提出しなければなりません。自分の学歴や趣味、とくいなことや苦手なこと、今までの活動履歴などが中心ですが、ほとんどの履歴書には「志望動機」という欄があり、自分がどうしてこの企業、この業界で働きたいと思ったのか、ということを主張する場所があります。

学歴や趣味より重要視されるポイントで、書類審査に通った後の面接でも大変重要な資料となってきます。一発勝負のように、「魅力を感じた」「運命だと思った」「神様からのお告げがあった」など、一見面接官に印象を与えるものでも、常識と冷静さのある面接官には太刀打ちできませんし、人によってはふざけた印象を与えてしまうことになります。

では、どのように書けば良いのでしょうか。一番重要なことは、いかに論理的に主張するか、ということです。

志望動機は、自分の憧れの場所で働きたい、という強い気持ちです。感情的になり、非現実的な言葉で表現してしまいがちですが、そういう履歴書では責任を持った人、という印象を与えられませんし、採算性を考えられないとして不採用にされてしまいます。

自分の今までの活動や人生をきちんと振り返り、信頼できる友達や先生に自己分析の手伝いをお願いするなどして、一貫性のある論理的な履歴書にします。

また、履歴書を書く際には客観性も重要です。自分を客観的に見ることのできない人は、冷静さがないと思われてしまいます。仕事を進めて行く上では論理性と冷静さが必要です。採用担当者に知的な印象を与えられるような履歴書を心がけましょう。

食品業界の志望動機の例文

では、食品業界に就職したい人はどのような志望動機を書くとよいか、ご紹介します。

例文1

私が食品業界を志望する理由は、食べることが好きだからです。食べる、という行為は日常生活の一部です。毎日繰り返している行為ですが、多くの人は外食やおやつを楽しみに生活しています。

しかし、私は食の反復性に注目しました。1日3度の食事が全て楽しい時間であれば、幸福度は高まるはずです。いまよりも多くの人が日常に喜びを見出せるよう、そのお手伝いがしたく、貴社を志望します。

これは、論理性を意識した志望動機です。履歴書の欄が比較的狭い場合の志望動機に適しています。自分のことは学歴や趣味欄で評価してもらい、志望理由だけで選考に臨もうとするときに参考にしてください。

例文2

私は大学生活で、食について何度も考えさせられました。というのは、大学には生協食堂があり、比較的安価で栄養価の高い食事をいただける環境にいたのです。

しかし、給仕の人の愛想は悪く、食器も綺麗とは言えず、いつも赤字状態でした。清潔感のない食に違和感を覚え、自分の人生を考えたときに、日々の営みである食べる行為をより楽しく行いたいと思い、食品業界を志望しました。

貴社を志望した理由としては、国際的に活躍できると思ったからです。貴社は世界各国に支社があり、他社よりもいち早く海外展開を始めた、日本で最も先進的な企業です。貴社のその自由な社風と将来性に魅力を感じ、是非そのような環境で働きたいと思っています。

これは、最近よくあるパターンで、グローバルを意識したものです。海外展開をしている企業にそのことをほのめかすと、世界規模でビジネスを考えている人という印象を与えることができます。

例文3

私は学生時代から、地球の飢餓、貧困について研究していました。世界では毎年多くの人が飢餓で亡くなっています。

一方先進国の私たちは多くの食べ物を無駄にしています。コンビニエンスストアで並んでいるほとんどのものは捨てられてしまいます。この状況に歯止めをかけたいと思い、ビジネスからアプローチしていきたいと思いました。

貴社のCSRでは、できるだけ食べ物を無駄にしないように取り組み、余剰生産物は寄付したり無償で提供するなどしており、まさに私の理想です。

さらに、発展途上国で研修できる制度も整っており、現地で活躍できるチャンスも用意されています。私と同じ志を持った同期と世界をよりよくしていきたいと思い、貴社を志望いたします。

これは、自分の体験や想いに基づいた志望同期です。学生生活でそれなりの功績を残した人に向いています。自分がどんな自分になりたいかを日々意識しながら人生を過ごしていたことのアピールにもなりますし、自分のことだけを考えていないことの主張にもなります。

食品業界の志望動機のダメな例

次に、ダメな例を紹介します。良い志望動機を書くためにはダメな例を見ておくことも重要です。ぜひ目を通して見てください。

ダメな例1

私が貴社を志望した理由は、直感です。食品業界の企業を調べた際に、この場所こそが自分にふさわしいと強く思いました。大学の先生に相談しても良い噂しか聞かず、給与や福利厚生の面からみても充実しており、良い企業だと思いました。是非貴社で働かせてください。

これは、誰がみてもよくない印象を受けます。まず、自分のことを主張していませんし、全体的に上から目線です。直感という言葉には論理性が全くなく、説得力もありません。

また、最後の一文ですが、自分が働きたいとした手に出るのではなく、お前たちに自分は必要なんだぞ、というくらいの気持ちでいないと、面接中に自信がなくなってきて、声も小さくなる原因です。抽象的な表現を避けて志望動機を書きます。

ダメな例2

私は、大企業で働きたいと思っていましたが、中小企業でも良いと思えるようになり、自分が好きな食を扱っているため、貴社を志望します。もともと、自分は世界で活躍したく、大きな企業での就職を目指していましたが、競争率が高く、不可能でした。

しかし、自分が好きならば企業の大きさは関係ないと思い、食品業界に的を絞り、貴社を見つけました。半ば運命的な出会いとも思っております。是非、よろしくお願いいたします。

これがダメな理由は、いうまでもなく、企業の大小を問題にしている、という点です。働きたい理由が大企業だから、という理由が通用しないのと同様に、小さいから、という理由に触れるのもよくありません。

あくまでもその企業の理念が自分に合っているか否かを大切にして志望動機を書きます。

食品業界の志望動機を書くときの注意点

食品業界の志望動機を書くとき、「食」にこだわりすぎないようにすることが重要です。なぜなら、周りも同じようなことを書き、採用担当者に印象を与えずらいからです。また、日本国内の問題だけを論じるのも見当違いになります。食をめぐる問題はグローバル化しており、もはや世界規模での取り組み解決が不可欠だからです。

また、消費があるところにビジネスがあるように、食は常に消費のそばにあり、常にビジネスの対象になっています。単に夢や理想を押し付けるのでは採用には至りません。

したがって、食品業界で働きたいのであれば、ビジネスや物流などの経済についての知識も必要です。

志望動機は簡潔なものがほとんどですが、中には論文形式を指定してくる企業もあります。その場合は、まずその企業の意図を知ることが重要です。なんのためにわざわざ長い論文を課してくるのか、時間を割いてまでその論文を読む理由とは何かを考えてみてください。

そもそも論文は価値観や想いを書くものではなく、自分の意見や主張を論理的に証明するものです。感想文ではないので、冷静さと積極性が特に重要なパターンです。感情的にダラダラと長く説明しないようにしてください。

ただ、食品業界で働きたいと思ったきっかけは感情に訴えるものでも良いです。例えば子供の頃の思い出や、過去に受けた感動的な体験などから勉強した、という流れは自然で論理的です。食品の思い出は誰にでもありますが、それをいかに自分だけしか語れない経験にするかが、採用か不採用かの分かれ目になります。

自分だけしか語れない輝いたストーリーにしつつ、論理性と冷静さも保てるような志望動機を完成させましょう。

食品業界の会社に採用をもらうためにすべきこと

では、食品業界の会社に採用をもらうためにはどうすれば良いのでしょうか。まず、自分の人生経験を豊かにしておくことです。まだ学生のうちであれば、企業のインターンに参加したり、NPO団体に参加、設立したり、食品関係のゼミや研究会に参加したりすることができます。

他にも自主学習や実地研修なども可能です。また、すでに学生生活を終えた人や、現在社会人の人も、できることはたくさんあります。食品のもとにかえり、農業に参画してみたり、スーパーマーケットでアルバイトをしてみるのも、アピールポイントになります。

上手く書類審査を通過して、面接に進んでも気は抜けません。食品業界で一番気をつけなければならないのは衛生面の問題です。今も、衛生面の杜撰な管理が問題視されていて、報道でもよく見かけます。一度衛生上の問題が起こると、悪いイメージの払拭には相当な時間がかかりますし、費用もかかります。

できるだけ問題を起こしたくないというのもありますが、営業成績を上げるためにも清潔感が求められます。他の企業よりも髪型や肌など、周囲に良い印象を与えられる見た目かどうか、常に気を配っていてください。

外見の気遣いは内面をよくするとも言われています。食品業界の清廉なイメージに適合するように、気を使ってください。

食品業界は就活生の中でも人気があり、常に需要があるので比較的安定している業界です。食が好きな人も多く、競争率は高いです。

しかし、諦めないでください。志望する人数が多い分、記念に応募する人や内容の伴っていない履歴書も多くあります。自分のこれからの努力次第で採用に至る可能性は十分にあります。

まずはしっかりとした志望動機で履歴書を完成させてください。そして、十二分な企業研究を行い、清潔感を保ちましょう。夢を叶える第一歩です。

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