印刷会社の志望動機の書き方 | 良い例・ダメな例・注意点

履歴書の志望動機の書き方

履歴書の書き方は様々なメディアでも取り上げられており、その数に比例して様々な視点からの見解が述べられています。それらを見ていると、何が正解なのかとさえ思えてしまうほど「情報量が多すぎる」というのも正直な感想としてあるかもしれません。

ただ、共通して言える事としては「担当者が読みやすいかどうか」「読む気になる文章か」という事が何よりも大事になります。その点においては、「志望動機」について特に当てはまる事だと言えるでしょう。

志望動機を書く目的とは、その会社に入社したい理由を述べるのはもちろんのこと、自分が将来その会社でどのようになりたいと思っているのかという事を、魅力ある文章として書くということなのです。

また、よくありがちなのが、志望動機を述べる上で伝えたくなる「何故」を説明するための「自分物語」を長く書いてしまうという事です。これはどの応募者にもありがちなミスとも言うべきものです。面接や人事の担当者が読みたいのは物語ではなく、志望動機だという事は改めて認識しておきましょう。

さて、それらの点を踏まえて、履歴書の志望動機の書き方で必ず書くべきというポイントが以下のようなことです。

・結論から先に書く

・その会社、その業界を選んだ理由を書く

・入社したらどのような事に取り組みたいのか

この3点は志望動機を伝えるあたり、大きな柱となるものですから、箇条書きではなく流れる文章の中に自然に組み込む形にできるとベストです。

特に、これからお話させていただく印刷業界には様々な業種や会社があり、その数は2013年の時点でも2万を超える事業所があると言われています。

昔ながらの印刷工場や、デジタル化が進んだ印刷会社、包装資材や印刷に付帯するサービスを展開するベンチャー企業など、自分がその会社に入社を希望した理由も必ずあるはずですから、その中から「何故この会社を?」という疑問に納得の得られる回答と共に、自分の意気込みを伝えていくことが履歴書の志望動機には重要なポイントになってくるのです。

印刷会社の志望動機の例文

では、印刷会社の志望動機としてどのような形にすべきなのかという事を、実際に例文として見てみましょう。

上記までにご説明させていただいたようなポイントを意識して読んでみると、自分がどのような志望動機を書こうかという事で悩む必要が無くなるかもしれません。

実際の志望動機の例文

「私が貴社へ応募した理由は、何よりもクリエイティブなアイディアやデザイン性の高い広告に魅力を感じているからです。

広告やポスターなどを意識的に見るようになったのは高校生の頃だったかと思いますが、○○というデザイナーと、△△というモデルによるファッション雑誌の広告を見た時に、正直なところ服やモデルではなく、グラフィックそのものに興味を惹かれたのをよく覚えています。

実は、貴社を志望したのもそういった理由です。

大学の学園祭で私がポスターの作成に関わる事となった際に、私のデザインしたポスターでは何となく不安で貴社に相談させていただいたこともあります。

その際は大変参考になるアドバイスまでいただき、学園祭の実行委員の人たちにも喜ばれ、その時から貴社で働きたいと思っておりました。

貴社の事業には、○○部というものもありますが、もし入社させていただく事となりましたら、様々な人と一つの作品を作り上げるつもりで、私のデザインの技術を活かした企画や立案なども行っていきたいと考えております。」

流れとして、「結論」「理由」「将来」といった順番になっていますが、文章の書き方というのは固定ではありませんので、相手に入社したいという熱意を自然な形で伝えられるということであれば、これにこだわる必要はありません。

しかしながら、少なくとも先方が質問したくなるようなことについては、簡単に文章に組み込んでおいて、面接の際にでも詳しく述べられるように準備をしておけば、少しでも採用に近付く選考になると言えるでしょう。

むしろ、志望動機欄に思いの丈を全て書いてしまうというのも、就活という面で見ると少々ナンセンスなものになってしまうかもしれませんので、スマートな形に整えるのが良いでしょう。

印刷会社の志望動機のダメな例

さて、印刷会社に入社したいという気持ちがいくら強くても、相手に伝える内容が薄かったり、ポイントがズレていたりという事では、熱意が伝わらないばかりか「何が言いたいのかな?」と思われてしまうかもしれません。

印刷業界で働くということであれば「昔から文章を書くのが苦手」という事もあまりないかもしれませんが、かといって、伝え方に問題があっては相手に失礼にあたることもあるかもしれませんので注意したいところです。

よって、印刷会社の志望動機としては書いてはダメな例もいくつかご紹介させていただきます。

印刷会社の志望動機のダメな例(1)

「貴社の○○というイベントにおける出展ブースを見たことがあります。非常に画期的な技術で印刷業界をリードされていると感じました。また、貴社の事業を拝見させていただいたところ、業績は年々伸びていらっしゃり、○○という新たな事業も始められました。

尚、出版業界は不況と言われる中で貴社の売り上げ高の伸びを拝見する限り…」

この例文のダメなところはお読みいただくと感じていただけるものがあるかと思いますが、志望動機ではなく、単なる企業分析の結果や事実を述べているだけのものです。志望動機として業績や実績、その業界における魅力などを伝える事は一つの手段ではありますが、改めて申し上げると、ここで担当者が知りたいのは志望動機です。

そもそも、業績の伸びやその企業の魅力ばかり述べる事は、志望動機の件だけに関わらず「ご機嫌取り」とも思われかねませんから、企業の魅力を伝えつつ志望動機を伝えるのもまた、スマートな文章にしていく事が求められます。

印刷会社の志望動機のダメな例(2)

「貴社では印刷業と共に販促やパッケージ用品の制作といったものを事業として行われているため志望しました。印刷会社に必要な事はデザイン性だけではなく、広く、そして多くの人にサービスを提供し、サービスそのものの価値を上げるための大事な仕事を行っていくという事だと考えております。

パソコンやスマートフォンが普及し、紙媒体の広告などが少なくなる中、デジタルサイネージなどの事業を展開されている貴社を大変魅力的に感じております。」

ダメな例と言うほどではないかもしれませんが、ただ、この文章では「その業界に入りたい理由」も「その会社でないとダメな理由」という点が全く書かれていない事が読み取れるかと思います。言い方を変えれば、「使い回しが可能」な文章なのです。

よって、その会社について調べたのであれば、例えば自分がその業界においてどういった立場で何をしたいのか、そして、その会社に入社すればそれが可能になると考えているのかどうかといった事はしっかり文章として伝える必要があります。

まずは、具体性のある志望動機にするという事は改めて認識しておきましょう。

印刷会社の志望動機を書くときの注意点

上記までに、例文や注意点踏まえた文章として、印刷会社の志望動機の書き方についてお話させていただきましたが、この記事もまた文章です。

つまり、文章では少々頭の中でまとまらない部分もあるかもしれませんので、上記までの内容をまとめるつもりで以下のような注意点を覚えておきましょう。

・何を言いたいのか分からないと思われないように、結論を先に書く。

・その業界、そしてその会社を選んだ理由は明確にする。

・エピソードなどを書くのは問題ないが、読む気がなくなるほど長くしない。

・自分がその会社に入社したら何をしたいのか、目標は何かといった事を書く。

・印刷業界や企業分析の結果はあくまで志望動機を伝えるための材料に留める。

・「それ、他の会社でもできるのでは?」と思わせるような使い回しの文章にしない。

主に、上記までの例文などではこれらの事について、注意点とポイントとしてお伝えさせていただきました。

ここに、以下のような事も注意点として把握しておくと尚良いでしょう。

その会社だけの企業分析ではなく、ライバル会社の分析もしておく

志望動機を書く際に、「貴社の技術や業界におけるシェアは…」というように、企業を褒めるような事を書くことがあるということは以上までにもお伝えさせていただきましたが、その企業について触れるなら、他の企業との差や違いを把握していなければ、視野の狭い人だと思われかねません。

もちろん、わざわざライバルである他社の事を志望動機に書く必要はありませんが、入社を希望する会社の事業や業績について志望動機で触れるのであれば、いざ面接の時に「ウチは○○社よりも売り上げは低いが?」と聞かれてた時でも、即座に応えられるように準備しておくことも必要でしょう。

自分を売り込みすぎない

志望動機として熱意を伝える事は大事です。

しかしながら、「自分はこのような経験をしてきました!」「こんな事ができます!」「○○には自信があります!」と、志望動機なのか自己PRなのか分からないような文章にならないように気を付けましょう。

印刷会社に採用をもらうためにすべきこと

冒頭でもお話させていただきましたとおり、印刷業界においてもデジタル化は進んでおり、紙媒体の印刷を行う印刷工場というもの自体は減少の一途をたどっているのは事実ですが、印刷会社そのものの数が激減しているという事はありません。

そんな中でも大手やベンチャー、中小企業までを含んだマクロな視点で見た時に、印刷業界は製造業における重要な分野であること、そして、その中からその会社を選んだ理由といった事を心にしっかりと留めて、志望動機を書きましょう。

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