マーケティングへの志望動機の書き方と例文|ポイントや注意点など

マーケティングの仕事とは

営業職や技術職などの様に企業での働き方は職種によって異なりますが、その中の一つにマーケティング職という職種があります。

マーケティング職とは会社の商品やサービスのマーケティングを担当する部門で働く人の事で、マーケティング職は自社の製品の認知度、売上、ブランド力などを高める為にCMやキャンペーンなど様々な施策を行います。

このマーケティング職は、企業の売上に営業に勝らずとも劣らない影響があり、企業のイメージを作り出す職業なので、花形の職業であるという事ができます。

このマーケティング職につきたい場合、どの様にアピールすれば良いのでしょうか。マーケティング職として採用してもらうために志望動機の書き方について説明します。

履歴書の志望動機の書き方

まず、マーケティング職に限らず履歴書の志望動機の書き方として注意しておくべきなのが、企業側が取りたくなるような理由を作るという事です。

つまり、自分がその企業や職種として働きたいという理由だけではなく、自分を採用する事によって企業やその部署にメリットがありそうだという事を志望動機や自己PRを使って説明する必要があります。

よって、自分の勝手なイメージで職種や企業を語って、自己PRや志望動機を作って語ると、必要な人材とかみ合っていないなという判断がなされて、採用上不利に扱われるという事です。

では、マーケティング職に向いていると思われる為にはどの様な人材である事をアピールする必要があるのでしょうか。具体的な例を元にマーケティング職として採用される為にアピールできる志望動機の書き方について説明していきます。

マーケティング職の志望動機の例文

まず、マーケティング職を志望する場合どの様に志望動機を書けば良いのでしょうか。マーケティング職の志望動機の例と共にポイントを解説します。

計数管理がしっかりとできる事をアピール

「元々、研究が好きで大学院まで進学したわけですがその経験を御社にお役立ていただけると思っています。研究が好きというのは何かの特定の事象を定量化して分析するのが好きという事です。

これは学業だけではなくアルバイトにおいてもそうで、飲食店でアルバイトをしていましたが店長から広告の出し方を相談されて広告の媒体別の費用対効果を算出する方法を作って、広告媒体の費用対効果を分析して費用対効果の良かった広告Aを見つけ出し、そこに広告予算を集中させたところ来客数が110%になりました。

この様に何か問題を定量的な分析を行う事によって御社のマーケティングに貢献できるのではないかと思いマーケティング職を志望しました。」

解説としては、この後になぜその企業を志望するのかという理由付けは必要ですが、具体的なエピソードと共に計数管理能力をアピールする事はマーケティング職にとってとても有効です。

マーケティング職というと会社のPRの最前線で活動するのでオシャレさやセンスが求められるイメージがありますが、実は一番必要とされているのが計数管理能力です。

会社の経営層から見た時に、「マーケティングと言えば毎年結構な予算を割いているけれども本当に効果があるの?」という風に費用対効果を疑問視されている部署の一つです。

つまり経営層からすればマーケティングの費用対効果というのは非常に重大な関心毎の一つで、社内にはきちんと行ったマーケティングについての費用対効果を説明できる人材が求められているのですが、実際にはきちんと定量的にマーケティング施策の効果について語れる人はいません。

この様な理由から、計数的に物事を判断して結果をまとめられる人材はマーケティング部門において、喉から手がでるほど欲しい人材の一つになります。研究でもバイトでも良いので計数管理を行って何か物事を改善した事例を持っている人はそのエピソードを話した方が良いでしょう。

好奇心が旺盛である事をアピール

「好奇心が旺盛で、何事にも挑戦するタイプです。最近フリマにハマっているのですが、商品の値付けの仕方を考える為に、リユースショップの値付けの仕組みついて調べてみました。

その為に近所のリユースショップ5店舗で下取りを10件ずつ見て査定方法を調べていたのですが、買取価格は販売価格を元に算出している事がわかりました。

この様に私は興味が湧くと色々調べてしまう性格なのですが、御社にはいってから持ち前の好奇心を活かして御社の商品の売り上げを伸ばす方法を追求していきたいと思います。」

解説としては、上記と同じく、なぜその企業を志望するかという説明を補足する必要がありますが、もう一つマーケティング職に重要な適正は好奇心旺盛であるという事です。

マーケティング職は工場で製品を作る様に淡々と同じような事をこなすのではなく、新しい事に取り組む力が求められます。

例えば、新しい商品のキャッチコピーを考える際には競合のキャッチコピーの付け方や最近他業界でヒットした商品のキャッチコピーなど様々な情報について調べる必要がありますし、そこから当たるキャッチコピーを考えなければなりません。

つまり色々な情報を好奇心旺盛に収集し、新しいキャッチコピーであったり商品パッケージなどを考えられる力が必要となるのです。この様な理由から好奇心旺盛であるという事はマーケティング職の適性の一つとなります。

マーケティング職の志望動機のダメな例

この様に志望動機について説明してきましたが、逆にダメな志望動機の例について説明します。

センス・創造力を強調する志望動機

「御社の服のデザインが好きでマーケティング職を志望します。私はアパレルのショップ店員のアルバイトを通じて、衣服に関するセンスを磨いてきました。

その中でも御社の服は特に私の好みのデザインであり私と御社のセンスは似ていると考えています。入社後はこのセンスを生かして御社のマーケティング担当として商品の販売促進にお役に立てると考えています。」

解説としては、マーケティングというと、どうしてもCMやイベントを開催したり、センスが重要だという風なイメージを持たれるかもしれません。

しかし、新卒を採用する様な大手企業の多くはチラシやWEBサイトの様な販促物の作成は外注しています。つまりマーケティング担当者の仕事はキャンペーンや販促物の立案や効果測定の部分が中心なのです。

よって、センスが良い、御社のテイストが好きだと言う事は志望動機にはなりえますが、どちらかというとセンスよりもキャンペーンや販促物の企画や立案をしてくれる人材が欲しいのであってデザインセンスやおしゃれさは必要ないのです。

なお、これと同じようにアピールしなくても良いのが発想力や創造力です。確かに発想力や創造力はマーケティング担当者にとって必要なスキルの一つですが、あくまでも分析や調査に基づいた発想や創造が求められるので、発想力や創造力をアピールしたい場合は分析や調査に基づいて物事を考えるタイプである事をアピールする必要があります。

知識をやたらとアピールする

「大学でマーケティングに関する研究をしてきました。マーケティングに関するフレームワークや事例などは色々大学で習っていて、5Force分析を使った企業同士の差別化の戦略について研究しています。御社に入社後は大学で培ったマーケティングのノウハウを生かして御社のお役に立てると思います。」

解説としては、マーケティングについて知っているとマーケティング職として採用されやすい反面、やたらとマーケティングの知識がある事をアピールするのは逆効果です。

マーケティングの理論は色々な手法があって色々な知識が必要になりますが、マーケティングの理論だけでは実務に活かせません。

特に大学で習うケースなどは外国の大企業であったり、ケースそのものが特殊であったりと、色々なフレームワークを用いても結局結論が出なかったりと、実際に実務に活かす為には経験が必要となります。

この様な事から理論についてよく知っているというアピールをしても、マーケティングの実務を実際できるのかという風に疑問視されるので、マーケティングの知識をアピールする為には頭でっかちな理論家だと思われないように自分が関わった実例を挙げて能力をアピールする方が良いでしょう。

マーケティング職の志望動機を書くときの注意点

以上の様にマーケティング職の志望動機を書く際のポイントについて説明してきました。志望動機を書く際のポイントについてまとめると、マーケティング職に求められる能力は、オシャレさやセンス、発想力や創造力ではなく、計数管理能力や、調査分析能力、好奇心の旺盛さなどです。

マーケティング職といっても仕事である以上、なぜこの様なキャンペーンを行ったのか、この様なキャンペーンを行った事によってどの様な効果が得られたのかについての説明責任を求められます。

この時に、調査や分析に基づかずセンスや発想力という根拠でマーケティングの仕事を行ってしまえば、なぜ良かったのか、ダメだったのかを考察する事ができないし、成功する確率が低いからです。

よって、目標を達成する為にあらゆるケースや事例を調べる調査分析能力と好奇心旺盛さがセンスや発想力以上にマーケッターに求められています。

また、マーケッターとして志望動機でアピールするべき特に重要な能力は計数管理能力です。マーケティング職の仕事は端的にいえば、広告などに投資を行って製品やサービスの売り上げを最大化する事なのでマーケティングに投じた予算に対してリターンはどの位だったのかを経営者や管理職に説明する必要があります。

しかし実際の所、企業のブランディングなどはすぐに売上に直結するわけではないという事を盾にして、マーケティングキャンペーンの費用対効果を説明できないマーケティング職が多いのも事実です。

この様にマーケティングの費用対効果を説明できる人材が必要なのに多くの企業ではその様な人材がいないので計数管理をきちんと行いマーケティングの費用対効果を説明できる人材は常に求められています。

また、大学でマーケティングを専攻していたりして、マーケティングの専門知識を生かしてマーケティング職として働きたいというアピールをする場合がありますが、マーケティングの知識をアピールする場合は実務家としてアピールしていける事をアピールする必要があります。

マーケティングの理論は実務とかけ離れているので、理論だけでは実務において良いマーケティングはできません。何かアルバイトなりで自分のマーケティングの成功体験を元に具体的に実務としてマーケティング職として働けることをアピールした方が良いでしょう。

マーケティング職として会社に採用をもらうためにすべきこと

以上の様にマーケティング職の志望動機やアピールの仕方について説明してきましたが、最後にマーケティング職として会社に採用してもらうためにすべきことについて説明します。

マーケティングというと何か専門的な技術の様に聞こえるかもしれませんが、実は多くの人は日常生活においてマーケティングを行っています。

例えば、狙っている異性と付き合う為にその人の服装の趣味を調べて合わせるのも立派なマーケティング活動ですし、アルバイトで売り上げを上げるための接客方法を工夫したりというのもマーケティング活動です。

この様にマーケティングとは企業で働かなくても普段の日常生活で目標達成の為に行っている活動全てにつながっています。しかし、多くの人はこの事を意識していません。

そもそも日常生活で現状を変える為に工夫をしませんし、工夫をしていたとしても「実際にどの様な工夫でどの様な成果がでたのか」をいちいちまとめないからです。

マーケティング職として採用して貰う為には、この様な日常のマーケティング成功体験を積み重ねてエピソードとして話せるようになる必要があります。

例えば化粧品が好きならば化粧品のブランド別の価格帯について調べて「この年齢層でこういうテイストの女性向けのブランドのグロスの価格帯の相場はだいたいこの位です」と言えるようになれば、化粧品のマーケティング職としての成功体験の第一歩になります。

この様に志望している企業が作っている製品のカテゴリー(カップ麺、化粧品、風邪薬など)を好きになって自分で調べ、何か疑問を解決できる様になればマーケティング職としての第一歩を踏み出している事になるのです。

この様な事からマーケティング職として採用される為には、志望している企業が扱っている商品などの興味を持って色々調べたり、日常の中の小さなマーケティング体験の引出しを増やしてそれを定量的に人に説明できるようになることが重要となります。

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