Webテスト「CAB」のテスト形式と実施企業|練習問題・勉強方法

WEBテストのCABとは

企業の入社試験はインターネットに

就職活動をしていると最初の関門となるのが面接の前の筆記試験です。

この筆記試験、一昔前は試験会場を借りて一斉にテストという事もあったのですが、今では就活生の手間や企業の試験コストを削減する為にインターネットによって筆記試験を行う企業が増加しています。

本記事では就活生向けの入社試験であるCABに焦点を当てて解説していきます。

就活生向け入社試験CABとは?

多くの企業はインターネットでの入社試験についてCABまたはGABという試験を採用しています。共にSHL社が作成して販売している入社試験なのですが、CABはプログラマーやSEなどIT企業向けの人材に対するテストで、GABは総合職向けのテストとなっています。

よって、CAB・GABと一括りで言われる事が多いですが、実際には出題傾向が違います。GABは言語と計数能力の両方をテストするのに対してCABは計数能力を細かく分解し、暗算、法則性、命令表、暗号の各ジャンルで個人の計数能力をテストする試験で全体的にIQテストに近い内容となっています。

CABは対策すれば高得点がとれる?

IT系の企業に就職をしたい人は、CABが入社試験として用いられる可能性が高いので勉強した方が良いでしょう。

特に暗算や四則逆算などは日頃から計算慣れしていないといざという時に機敏に対応できませんし、暗号、命令表、法則性などは慣れである程度問題をパターン化して覚える事によって高得点が狙えるので勉強しておいた方が良いでしょう。

逆に言えば、事前に試験対策を行い問題に慣れておく事でCABテストはある程度高得点が狙えるテストであるという事が出来ます。

CABの対策・練習方法

苦手な分野を把握しよう

では、どうすればCABで高得点が狙えるのでしょうか。CABで高得点を取るための対策・練習方法として一番重要なのが苦手な部分について重点的に対策を行おうという事です。

CABには、暗算、法則性、命令表、暗号という4つの問題のタイプがありますが、それぞれ対策方法が異なります。まずは1回問題を解いてみて自分はどれが苦手なのかについて確認してみてください。その上で苦手な分野について対策を行う必要があります。

暗算が苦手な人の対策

暗算の問題は、50問を9分で解く問題となります。ここで高得点を取れない人は2つに分かれます。1つは問題量はこなせるけれどもミスが多い人、もう1つは計算が遅くて量がこなせない人です。根本的な解決策は練習あるのみですが、テクニックとして言える事もあります。

前者の対策は、答えが出ても正解を選ぶ前に、もう一度問題の下一桁だけを検算してください。導き出した答えと下一桁の検算が違えばどちらかが間違えているので計算しなおしてください。下一桁だけなら計算にそれほど時間はかからないので問題を解くスピードはあまり落ちません。

後者の対策は諦めるラインをつくるという事です。1個10秒ちょっとで問題を解かなければならないので、試験中1問でも長考に入れば、後ろの方の時間があれば解けそうだった問題にもたどり着けなくなりますので、15秒たって解けなければ諦めるという風に基準を決めてください。

法則性が苦手な人の対策

法則性の問題が苦手な人は法則性を導きだせないので解答できないのですが実は法則性の問題にはパターンがあります。

・移動の仕方に規則性がある
・個数などの増減に規則性がある
・図形の変化に規則性がある
・色の変化に規則性がある
・何かの規則性を元に図形が回転している
・大きさの変化に規則性がある

主にこの5つのパターンの組み合わせによって法則性は形づくられています。問題を解く際には問題の要素を、図形、色、回転などの要素毎に分解してそれぞれの要素毎に規則性が無いかを考える事によって問題全体の法則性に気づく事ができます。

命令表が苦手な人の対策

命令表が苦手な人は頭の中で、命令に基づいた変化がイメージできない事が多いようです。この様な人に言えるのが頭で考えている時間があるのならば紙に書いてしまった方が早いという事です。

先ほど2題には上記の様なテクニックがありますが、命令表は命令表通りに図形や式を変化させれば良いだけなので効果的なテクニックがほとんどありません。命令表対策は命令表から答えが導き出せるようになるまで実際に命令表の図形や式を書いて問題慣れする事です。

暗号が苦手な人の対策

暗号の問題は法則性の問題とよく似ています。暗号も法則性も与えられた設定から法則性を導きだす事が一緒なのですが、法則性の問題が次に来たり、間に来る図形を予想するのに対して、暗号はその指示記号がどの様な意味なのかについて法則を導きだす必要があります。

暗号の問題も法則性の問題と同様にいくつかの要素にわけて考える事ができ、

・何かを移動させる指示
・何かの個数を増減させる指示
・図形を変化させる指示
・色を変化させる指示
・図形を回転させる指示
・大きさを変化させる指示
・前や次の指示を無かった事にする指示

などの様に分類して、指示記号の内容を予測する事ができます。苦手な人は過去の問題から指示記号のパターンを分類して、問題を解く際のよくある解答例を暗記してください。

CAB試験の例題

実際に一題ずつ問題を解いていきます。

暗算

問題

25×30=X

Xにはいる数字は?
1=500 2=705 3=750 4=950

解答:3

解き方

計算すれば750とでますが、時間が無い場合消去法でも問題の答えを推測できます。例えば、下一桁は5×0=0なので下一桁が5の705という解答は間違いになります。

また、20×30=600なので、25×30の方が前の数が5多いのに600より少ないはずはありませんし、30×30=900なので25×30の方が前の数が5少ないのに900を超える事がありえません。この様に時間が無い場合は下一桁の数や概算から消去法で選択肢を選んでください。

法則性

解答:A

解き方

要素毎に分解して考えます。マルの部分については黒白黒白と色が交互に変化し、左上、右上、右下、左下と時計周りに移動している事がわかります。また、三角の部分について色は黒のままですが、移動するたびに180度回転していますし、図形自体も反時計周りに回転しています。

この様な法則性が読み取れれば、3つ目の?の部分には黒丸が右下に、左上に黒三角が来るAが正解という事がわかります。

命令表

解答:C

解き方

順番に命令を確認する。1番目の指示は左右反転なので1番目の図形の左上の部分に黒四角があるが右上に移動する。

よって、BDの選択肢は消え、ACが残る。ACについて2番目の次の図形を消す指示があって、3番目の図形が消えるはずであるが、3番目の指示に前の指示を取り消す命令表があるので3番目の図形は変化しない様に見えるが、4番目の図形に前の図形を消す命令がついているので3番目の図形は結局消える。

よって、Aが消去されてCが正解という事がわかる。

暗号

解答:D

解き方

まず、①がaを通ると③に変化する事からaは色を反転させる命令だという事がわかる。また、①がacを通ると⑦になるので、色の反転と上下の反転がなされた事がわかり、cの命令は上下の反転という事が分かる。

続いて、②がcdを通ると⑥になる事から、②がcによって上下反転されて⑥の状態になる為には左右反転が必要だという事が分かるのでdは左右反転となる。よって、空欄は矢印を左右反転させたDが正解となる。

CAB対策をしたい人におすすめの本

以上の様にCAB対策について説明してきましたが一番の対策は問題の数をこなす事です。

CABについて学習できるテキストとしては、

  • 必勝・就職試験! 【Web-CAB・GAB Compact・IMAGES対応】CAB・GAB完全突破法! 【2019年度版】
  • CAB・GAB完全対策 2019年度 (就活ネットワークの就職試験完全対策4)

などがありGAB対策の本とセットで書籍化されています。本の選び方については、解説を丁寧に読んでも得点があがりにくく、それに時間を割くくらいなら一問でも多く問題を解く方が良いので解説書よりは問題量が多そうな本を選んでください。また、CABの傾向について毎年極端な傾向の変化などは行われないので昨年度の本で試験対策を行ってもかまいません。Amazonなどで検索するとひとつ前の年度のモノは最新のものの半額以下で売られているのでCAB対策であまりお金を掛けたくないという人は古い問題集をamazonなどで安く入手してください。

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