Webテスト「玉手箱」のテスト形式と実施企業|練習問題・勉強方法

Webテストの玉手箱とは

玉手箱とは?

玉手箱とは多くの企業が採用しているWebテストです。作成しているのは日本エス・エイチ・エル(SHL)で、「言語」「計数」「英語」「パーソナリティ」といった科目で構成されています。特に大手企業において高いシェアを誇るため、Webテストの対策をするのであれば絶対に外せないテストの1つです。

玉手箱のテスト形式

Webテスト形式(自宅のパソコンで受験)

正確さに加えスピードも要求されるのが玉手箱の特徴の1つです。例えば計数の問題では約30問を15分で解かなくてはなりません。1問あたり30秒で解く必要があるということです。電卓の使用は許可されていますので、時間をかけず正確に回答することを心がけましょう。

テストセンター形式(C-GAB)

比率としてそこまで多くはありませんが、テストセンターでも玉手箱は出題されています。C-GABとも呼ばれていますが、テストセンターでは電卓は使えないので筆算をするなどしてスピードと正確性を維持してください。

玉手箱で出題される科目

計数理解テスト

「四則演算」「図表の読み取り」「表の空欄推測」から出題されます。どれも初見で素早く回答することは難しい問題になっていますので、しっかりと対策することが必要です。

言語理解テスト

「GAB形式」「IMAGES形式」「趣旨把握」といった問題で構成されています。

英語理解テスト

英語理解テストも「GAB形式」「IMAGES形式」で構成されています。最初に長文を読んで、その後の設問に答えていくのが基本です。

性格適性検査(性格・意欲を測るテスト)

200問程度の質問で「人に対してどのように接するか」「課題に対してどのように対処するか」「感情がコントロールできるか」を診断します。

玉手箱を実施している企業例

玉手箱は総合商社、証券、銀行、総研などで多く用いられています。特に金融といった正確性やスピードが求められる業界での採用率が高いです。

・アクセンチュア
・J.P.モルガン
・みずほ銀行
・みずほフィナンシャルグループ
・日本生命保険
・野村證券
・北海道銀行
・三井住友銀行
・三井物産
・日立製作所
・日産自動車
・キリンホールディングス

玉手箱の対策・練習方法

玉手箱の出題形式を把握する

玉手箱では言語、計数、英語に併せて性格適性検査が行われます。それぞれ問題の形式は定まっていますので事前にしっかりと確認しておきましょう。

計数対策

四則演算」は暗算の問題が多く、9分間で全50問を解かなければなりません。

図表の読み取り」はグラフや表の数字を読み取って回答します。扱う数字の桁数が多いため電卓が必須となります。全29問を15分、または 全40問を35分で解くといったパターンが存在します。問題数は企業によって変わることがあるので覚えておきましょう。

表の空欄推測」は表の中の空欄を答える問題です。規則性を素早く見つける必要があると同時に正しい判断や推論を行うことが求められます。

全20問を20分、または全35問を35分で解くパターンがありますので1問につき1分で答えられるようにしておいてください。

言語対策

「GAB形式」は400字〜800字程度の文章を読んで、設問に答えていく形式で、全32問を15分で解く必要があります。また全52問を25分で解くといったパターンも存在します。

「IMAGES形式」も長文を読んで問題に回答する形式になりますが、こちらの場合は10分間で32問(8長文)が出題されます。GAB形式よりも1問あたりにかけられる時間が短くなりますので注意しましょう。

「趣旨把握」は1,000文字程度の文章を読んで、その後4つの選択肢の中から回答する形式です。12分間で10問が出題されます。これも時間が少ないので短時間で答えを導き出す訓練をしておきましょう。

英語対策

「GAB形式」では英文を読んで、問1、問2と回答していきます。全24問を10分で解く必要がありますので、速読で効率よく解くことができるように訓練しておきましょう。

「IMAGES形式」では設問文が論理的に正しいかどうかを答えます。中学・高校レベルの英語力があればほとんど読むことができますが、こちらも全24問を10分で解かなければなりませんので注意が必要です。

性格適性検査

玉手箱の中では唯一対策の必要のない科目になりますが、行動や意識を分析するものですので、意図的に嘘の回答をしたり、考えすぎたりすると矛盾が生じる可能性があります。なるべく直感で答えるようにしてください。

過去の問題の使い回しが多いことを理解する

玉手箱の試験問題は毎年同じような内容になっています。計数理解テストにしても、過去に出題された問題の数字部分を変更しただけという問題の使い回しが顕著になっているので、どういう問題が何年にも渡って繰り返し出されているのかを把握しておけば、高得点を取ることも難しいことではありません。

玉手箱の例題

計数理解テストの例題

四則演算

○問題

  1. □÷2=75÷3
  2. 15+25+□=62
  3. □+92=312−182
  4. 18×8=98+□
  5. 24+36=4×□

○回答

  1. 50
  2. 22
  3. 38
  4. 46
  5. 15

図表の読み取り

図表は省略しますが、図表を見て数字を把握した上で以下のような設問に答えます。

○問題

  1. 180の80%は?
  2. 36は何の8割か?
  3. 210の2割8分は?
  4. 130は500の何%か?
  5. 298の108%は?

○回答

  1. 144
  2. 45
  3. 78.4
  4. 26%
  5. 321.84

表の空欄推測

以下の数字はある1日の〇〇市から各都市へのバスの運賃などのデータです。xに推測される数字を答えなさい。

○問題

A市
運賃(円):5000
バスの本数(本/日):10
乗客数(人/日):410
乗車時間(分):175

B市
運賃(円):5200
バスの本数(本/日):12
乗客数(人/日):520
乗車時間(分):170

C市
運賃(円):5600
バスの本数(本/日):8
乗客数(人/日):410
乗車時間(分):165

D市
運賃(円):5350
バスの本数(本/日):9
乗客数(人/日):450
乗車時間(分):170

E市
運賃(円):x
バスの本数(本/日):11
乗客数(人/日):465
乗車時間(分):165

1)4900 2)5100 3)5250 4)5400 5)5500

○回答
2)5100

まずバス1本あたりの乗車人数(乗客数÷バスの本数)を求めます。すると「A市:41、B市:43.3、C市:51.25、D市:50、E市:42.3」となるので、この数字が運賃に関係していることが分かります。E市の42.3という値はA市とB市の中間ですので、5000と5200の中間の値である5100が適切です。

玉手箱を対策したい人におすすめの本

「Webテスト」完全突破法

Webテスト対策本で最も売れているのがこのシリーズです。玉手箱のすべての問題形式に対応していますので、この本だけあれば玉手箱の対策は十分と言えるでしょう。昨年度において主要企業がどのWebテストを実施したのかという情報も掲載されています。

玉手箱を手軽に対策できるおすすめアプリ

玉手箱WEBテスト

「言語」「計数」「英語」の問題が合計で225問掲載されています。丁寧な解説がついており、1問ごとに制限時間も設けられていますので、隙間時間に利用することをおすすめします。

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