履歴書の自己PRで「責任感」をアピールしたいときの書き方・例文

履歴書の自己PRで責任感をアピールしたいときの書き方

企業が求める責任感とは?

ビジネスシーンにて求められる責任感とは以下の通りになります。

・仕事の大小に関わらず、最後までやり遂げる
・すぐにあきらめたり、放り投げたりしない
・意見をコロコロと変えない

責任感は社会で必ず求められる資質の1つですので、うまくアピールすることができれば履歴書でも面接でも有利になります。ただ責任感をアピールする就活生は非常に多いので、「責任感がある」と書いたところで大きなインパクトにはなりません。

今回は自己PRで責任感をアピールする場合のポイントや注意点を、例文を交えながら紹介します。責任感を長所としてアピールする際のポイントは3つです。

責任感を長所としてアピールする際のポイント

「責任感」の根拠をしっかり示す

「責任感がある」と書いただけでは特に大きなアピールにはなりません。自己PRの内容として抽象的すぎますので、基準となるような事実をはっきり示すようにしてください。

責任感があることを理解してもらえるような具体的なエピソードがあるといいでしょう。重要なのは責任感があるということを自己完結させないで、他者に分かりやすく伝えることです。

焦点は「責任感」のみに絞る

具体的なエピソードがあるといいと書きましたが、エピソードを膨らませる時に責任感のみに焦点を絞るのはなかなか難しいです。

例えば「責任感の強さから、アルバイトメンバーをまとめるリーダーも任されています」と書くとリーダーシップをアピールする自己PRにもなってしまいます。しっかりと内容を吟味して面接官にきちんと伝わる自己PRを完成させましょう。

責任感をストレートに使わない

責任感をアピールする就活生が多いので責任感というキーワードを絡めるとどうしてもありきたりなものになってしまいます。

ありきたりだと相手に伝わらない可能性も十分に考えられますので、その時は書き出しなどを興味を引くような言葉に変えてみてください。「何が何でもチャレンジする」「絶対にあきらめない」などと言い換えるのもよいでしょう。

履歴書の自己PRで責任感をアピールしたいときの例文

やり抜く力だけでプレゼンを成功に導く

私は〇〇ゼミというゼミに所属しております。〇〇ゼミでは年に数回、チームごとに分かれてプレゼンテーションを行うのが決まりになっています。しかし、私の担当した回は就職活動と重なってしまい、メンバー同士の予定がなかなか合いませんでした。

当然プレゼンの準備もほとんどできていない状態です。私にも就職活動の予定がありましたが、ゼミで発表するのはあらかじめ決まっていたことです。ルールはルールなので、プレゼンもしっかりやらなくてはならないと考え、チームに提案をすることにしました。私からチームのメンバーへの提案は以下の通りです。

  • ルールなのでプレゼンはやり抜かなければならない
  • どんなに忙しくても準備のための時間を毎日設けて、作業を前に進める
  • 作業時間は昼休み(約1時間)と夕方(約1時間)の二部制にし、そのどちらかには絶対に参加する
  • 進捗状況を全員で共有する

もちろん私の提案には賛否両論ありましたし、みな就職活動と重なっていることもあって最初はうまくいきませんでした。しかし、ちょうどスケジュールの空いた何人かが中心となって作業を進めてくれたおかげで、昼または夕方に集まるという習慣が少しずつですが確立していきました。

タスク管理ツールを使ってオンラインで情報共有システムを構築しておいたことも上手くいった理由の1つでしょう。そして資料を集め、情報をまとめる作業が終わると一気に効率が上がり、無事にプレゼンを行うことに成功したのです。

一時はプレゼンの日程を遅らせてもらうしかないと考えるほど追い込まれましたが、メンバー全員がしっかりと作業をしてくれたおかげで何とか成功させることが出来ました。

全員が無理をすることなく準備に取りかかれる仕組みを作ったのが成功の鍵になったと自負しております。自分一人の力ではありませんが、私が責任と義務を果たそうとした意気込みがメンバーたちに伝播し、こういった結果に繋がったものと考えています。

貴社でも与えられた仕事をしっかりこなしながら、さらなる利益拡大に努めたいと思っております。

履歴書の自己PRで責任感をアピールするときの注意点

責任感とは「結果」まで含まれることを認識しよう

責任感には物事の結果までが含まれます。これは自己PRにおける責任感の鉄則です。

責任感というと「最後まで全うする」「諦めないでがんばった」などを連想するかもしれませんが、よく考えてみればこれらの言葉は責任感とは直接的には関係のないものです。

これらはどちらかと言うと「忍耐力」「継続力」のアピールに近く、部活動などのエピソードで「諦めずに最後までやり抜きました」と書いても実際には高い評価には繋がらないでしょう。

ですから、責任感はむしろ「自己犠牲」の方が近いかもしれません。一般的には強い責任を持つのは、名前の通り責任者のポジションです。責任者のポジションにいる方は、組織・チームが結果を出すために最も行動を起こさなくてはならず、失敗すれば何らかの形で責任を取ることになります。

組織や他者のために身を呈して尽くす仕事と言えばわかりやすいでしょうか。最後まで全うすることや諦めないでがんばったという行為は社会人としては当たり前のことであって、最低限の仕事とも言えます。これが高い評価にならない理由です。ではいくつか例を挙げてみます。

例1

野球部の練習を休まなかった


野球部員として責任を果たした

私には責任感があります

「休まなかった」のは「忍耐力」「継続力」の意味において評価されるものです。最終的に何の結果も表現できていませんのでNGです。

例2

練習を休まずに筋トレをした

100kgのバーベルが持ち上げられるようになった

100kgのバーベルが持ち上げられるようになったのは1つの結果ではありますが、これはあくまで個人で達成しているという話であり、決して責任感にはなりません。よってこれもNGです。

例3

休まずに練習に参加した

チームとして〇〇が足りないことに気づいた

新しい練習メニューを取り入れるように提案した

チーム全体でそのメニューを採用した

県大会で優勝した

これが責任感の正しい使い方になります。企業にアピールする際には「物事の結末」までしっかりと書かないと、何一つアピールしたことにはなりませんので注意してください。

面接の自己PRで責任感をアピールしたいときの受け答え例

これまでは履歴書などに書く際の責任感のアピールの仕方について見てきました。ただし面接で質問された時もその答え方次第では責任感をアピールすることが可能になります。面接に臨む際は、様々な質問をされることを想定しておくといいでしょう。

質問:あなたの長所を聞かせてください

回答1

私はカフェでアルバイトをしています。セルフサービス型のカフェですが、お客様のご来店からお会計までミスすることなくしっかりとサービスをしたいと考えています。

お客様に心地いい時間を過ごしていただきたいからです。そのため私は挨拶からオーダーの内容、在庫の数まで細心の注意を払っています。店長には「〇〇さん(私)なら安心して任せておける」と言っていただいています。

回答2

私は社会福祉施設でボランティアをしています。福祉の仕事は簡単ではありませんが、引き受けたからには利用者の方に満足していただきたいですし、最初から手を抜いたり、途中で投げ出したりは絶対にしたくありません。そしてそのような中途半端なこと自体、あってはならないと思っています。

ただ福祉というものに対して私が一人で出来ることは微々たるものでしかありません。たくさんの作業をこなすには大勢の人の協力が必要になりますし、協力者全体で効率良く作業するには人を動かす人望やリーダーシップも必要になります。

時折「〇〇さん(私)にずっと担当してほしい」と利用者の方から言っていただけたりして、大きな励みになっていますが、まだまだ目標とする自分には程遠いと感じています。

御社においては、これまでに経験してきたこと活かし、責任を持って仕事ができるようがんばっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

面接の自己PRで責任感をアピールするときの注意点

面接における責任感のボーダーは相当に高いことを認識しましょう。

就活で面接官をされる方々は、皆さん経験豊富なベテランの方ばかりとなっています。いわば会社の顔とも呼べるような方たちで、社会人として求められる責任を全うしてきたからそのようなポジションにいるとも考えられます。

就活生の皆さんが自己PRで責任感をアピールしようとしているのは、そのような方々なのだということをはっきりと認識してください。

学生として自信満々に責任感のあるエピソードを紹介したつもりでも、面接官にしてみれば「その程度のことはできて当然の事」と評価されてしまうことが多くなっています。

社会経験の豊富な面接官が想定する「責任感がある」は相当にハードルが高くなっていますので、責任感で自己PRをするのであれば、その点だけに注意してください。

できて当たり前と言われてしまう自己PR

以下、出来て当たり前と評価されてしまう自己PRをピックアップしてみます。

例1

「私は部活動でマネージャをやっていますが、マネージャーとしての責任を果たすべく平日は休まずにマネージャー業務を行なっております」

マネージャーがマネージャー業務を行うのは当然であり、平日に休まないのも社会人にとっては当たり前です。責任感は何一つアピールできていません。

例2

「私はアルバイトでの仕事が定時になっても終わらなかった場合には、残業をして必ず終わらせるようにしてきました」

定時になっても仕事が終わらなかったのは多くの場合自分のせいであり、それを自分で終えることはごく当たり前の話になります。またこの場合は責任感アピールが出来ていないどころか、仕事が遅い・出来ないイメージを与えてしまうので注意してください。

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