就活面接での得意科目と苦手科目の答え方・回答例|面接官の意図とは

就活の面接で得意科目を聞かれたときの答え方

就活の面接で非常によく聞かれる質問の一つに「得意科目」があります。就活の面接という場では、どのように得意科目を答えればいいのかわからないという学生の方も多いでしょう。そこで、この記事では就活の面接で得意科目を聞かれた時についてまとめています。

また、後半では苦手科目に聞かれた時についても詳しく書いておりますので、是非最後までご一読ください。就活での面接官の印象をよりよくする手助けになるはずです。

就活の面接で得意科目を聞かれた時は、単に得意な教科を答えるだけでなく、なぜ得意なのか、そして社会に出てから、面接を受けている会社に入社してからその得意科目についてどう活かしていきたいと考えているのかを答えることが肝心です。

得意科目を聞かれた時は、自分の強みをアピールする絶好のチャンスです。しかし、単に得意科目について述べるだけではライバルとの差がつけられません。自分にしかないような特殊な経験談・体験談を挟んだり、コンテストなどの順位や表彰された経験を含めることで数字的な説得力をもたせてみると効果的でしょう。

就活の面接で得意科目を聞かれたときの回答例

それでは、以下に就活の面接で得意科目を聞かれた時の回答例を載せます。これはあくまで一例として載せていますので、過度に抽象化している、または人によっては当てはまらない箇所がある場合があります。下記はあくまで参考とするにとどめ、自分らしい回答を考えることに意味がありますのでご注意ください。

数学が得意科目の場合

私の得意科目は数学です。私の父は学生時代に数学を選考していて、社会に出てからも数学を学ぶことで身につけた論理的思考がとても役に立ったと常々私に言い聞かせてくれ、とてもよく教えてくれました。

私は一家の父としても、ビジネスマンとしても父のことを尊敬しております。そんな環境の中で育った私は、自然と数学が得意になりました。御社に入社してからは、尊敬する父の背中を追いかけることも意識して、数学を学ぶことで培った論理的思考を業務で活かしていきたいと考えています。

英語が得意科目の場合

私の得意科目は英語です。私は幼い頃から海外の国々の文化に興味を持っており、高校生の時に2ヶ月ほどの短い留学をしました。この留学で、私はさらに諸外国の文化に惹かれるとともに、自分の英語力の低さを自覚しました。私は帰国してからそれまでよりも一層英語学習に励むようになり、大学2年生の時には1年間の長期留学を行いました。この二度目の留学では今までの学習の成果もあって前回と比べてより有意義な時間が過ごせました

。また、一年間の間にさらなる英語力の成長もありました。御社では海外出身の社員が在籍していることはもちろん、日本語の得意でないお客様とお話する機会も多いと伺っております。私が高校生の時から集中的に学んできた英語力で、御社の目指すグローバルな会社になることへの貢献ができると考えています。

国語は得意科目の場合

私の得意科目は国語です。私は幼い頃から読書が趣味で、小学生高学年になると近代文学を読みふけるようになり、その頃に初めて太宰治や夏目漱石、芥川龍之介の小説を読みました。中学の頃には古典にはまり、特に源氏物語がお気に入りです。大学生になってから小学生、中学生の頃に読んだ小説をもう一度読み返すと新たな感動もありました。

日本文学とは奥ゆかしい芸術作品です。一度読んだだけで味わいつくせることは絶対にありえませんし、読む人によって解釈や感銘を受ける点も異なります。また、日本の歴史が大事にしてきた日本人の文化や風習が詰まっています。私は、このグローバル化していく時代だからこそ、日本人は日本人が培ってきた美しい文化をなくしてはならないと感じています。

それが、世界を相手に日本が戦う時の武器となり、競合優位性となると考えているからです。御社に入社した暁には、幼い頃から愛してきた日本文化を忘れず、奥ゆかしく相手を思いやる心を大事にした仕事をしていきたいと考えています。この働き方は、ひいては御社のグローバル化に大きく貢献すると、私は信じています。

得意科目がない場合の対処法

就活生のみなさんの中には、得意科目がないという方も当然いらっしゃることでしょう。しかし、焦ることはありません。面接官は就活生が現在学生だという事実を踏まえて、あえて「得意科目」と言う言葉を使っているだけで、何も学校で勉強した教科である必要性はあまりないからです。

得意科目がない場合は、
大変申し上げにくいのですが、私には学校で学んだ教科、科目の中で特に得意であるものはなく、全体的に平均的な学生でありました。しかし、得意なことならばありますのでそれについてお話しさせていただければと思います。私の得意なことは〜
と、学校で学んだ教科以外の、得意なものについて述べることで答えとしましょう。

例えば、学生時代に真剣に打ち込んだ部活動や、通っていた習い事についてでも良いですし、もちろん個人的に打ち込んだ趣味であっても構いません。何か表彰されたことなどがあれば、触れてみるとさらに好印象となるでしょう。

とはいえ、得意なものと言っても、あまり気負う必要はありません。好きなことや趣味レベルでいいのです。あなたが今までの人生の中で趣向を凝らし、夢中になったものについて述べることで、下記でも述べている「面接官が聞き出したいこと」を答えることができるはずです。

面接官が得意科目を聞く理由

そもそも、面接官が得意科目を聞いてくる理由について考えたことがあるでしょうか。よく聞かれる質問であるだけに、深く考えたことがない方も多いでしょう。しかし、この「面接官が得意科目を聞く理由」について深く考えることで、得意科目を聞かれた時にどう対処するのが良いのかが見えてくるはずです。

一般的に、学校生活では得意科目の成績はキープしたままで良いとされます。それよりも、もっと伸びしろのある苦手科目の成績を伸ばしたほうが全体的な成績を効率よく伸ばすことができるためです。例えば、100点満点のテストで数学は90点、国語は40点だとすれば、国語を伸ばしたほうが良いとされています。

では、社会人としてはどうなのでしょうか。
一般的に、会社というのは数名からなる組織です。そして、会社という組織に所属している数名は各々役割を持ちます。営業や人事、経理、技術部、マーケターなど、様々な部署を抱えている会社も少なくありません。そして、その部署の中でも担当が決められており、部長が部員のまとめ役として部をまとめ上げていくことでしょう。

そして、会社にとって成績とは、会社全体が出すものです。社員一人が営業や経理、人事、技術、マーケティングなどの様々な業務をこなせる必要はなく、会社全体としてそれらが上手く回ったほうが効率的です。

従って、会社という組織が欲しているのは特定の分野に秀でた人だと言えます。その人は、特定の分野に秀でている代わりに他の分野で平均よりも劣るかもしれません。学生であった場合はその苦手な分野を克服したほうが良いとされますが、会社という組織に所属するならば話は別です。なぜなら、その分野については他に秀でた人材が確保されていて 、もしくは確保する予定があって、その分野をその人に任せたほうが良いからです。

つまり、会社という組織においては、社会人としての最低限のマナーが身に付いているのであれば、特定分野に秀でた人が「優秀」とされ、会社としての成績を伸ばすことに直結する人材となるのです。

社会において、満点はありません。学生であった頃、100点近い教科をこれ以上伸ばしても無駄だと感じていたかもしれませんが、一度社会に出てしまえば120点や150点、1000点だってありえます。そして、会社は満点のない中で、ある一つの分野で点数の高い人材を求めているのです。

つまり、面接官が得意科目を聞くときは、この学生は何の分野に優れていて、そして現状何点なのか、何点まで伸びそうなのかを計られている時です。学生として満点のあった世界だけでなく、社会に出てから満点がない世界に出た時に、その得意分野をどう活かしていくのかが具体的に想像のつく回答ができると好印象を与えられるでしょう。

就活の面接で苦手科目を聞かれたときの答え方

苦手科目について聞かれた時は、始めに結論から述べることが大事です。つまり、苦手科目が何なのかを最初に述べるということです。「そんなことは当たり前じゃないか、言われるまでもない」と思われる方も多いかもしれませんが、実は、これができていない就活生は案外多いのです。

面接本番で緊張しており、少しでも自分をよく見せたいと思っている就活生は、自分の苦手科目、つまり自分の弱点・欠点にあたることについて言い訳とも取れる長い前置きを述べた末に結論に至るというケースが多く見られます。

結論を先延ばしにしてしまうと「話がわかりにくい」「回りくどい」などといった悪印象を与える結果になってしまいますので注意しましょう。

苦手科目が苦手であるという理由を述べる際は、自分の得意な科目とからめると苦手科目についてのマイナスな印象が和らぐので下記のような例を参考にして、苦手科目について述べると同時に得意分野に触れられないか考えてみると良いでしょう。

就活の面接で苦手科目を聞かれたときの回答例

英語が苦手科目の場合

私の苦手科目は英語です。私は幼い頃から日本文学に触れることが大好きで、国語の成績は比較的良かったと認識しています。日本語という言語は日本人の文化や風習、性格などがにじみ出たものとなっていて、結論に当たる語句が後ろに来るという特性があります。この語順は日本人特有の遠慮や他人への心配り、奥ゆかしさをとても良く表していると言えます。

また、最後まで聞かなければ何が言いたいのかわからない中でも、日本人は何不自由しないということから日本人の気の長さ、我慢強さなどを伺うこともできます。時には、最後まで聞かずとも相手の言いたいことがわかるという「共感」や「理解」を実感するパラメータとなることもあります。さらに、倒置法を用いることでこの語順が反転した時に、結論が前に来ることでより結論が強調され、語順が変わったということ以上の効果が現れていると感じています。

英語の語順は結論が先に来るものです。後続の修飾語句がなくとも、相手の言いたいこと、結論を知ることができます。ここからは英語を使う人々が日本人と比べると速やかな結論を求めていることがわかります。言英語のような結論が先に来る語順は、物事について素早く要点をつかんだり、大まかな流れを理解する時には非常に有用です。

しかし、日本人の文化に根付いているオブラートなものの言いようや、相手に対する配慮や遠慮、思いやりが伝わりにくい語順であるとも言えます。特に、先に結論がきてしまうので、途中で相手の会話を断ち切ることが容易です。

以上のことから、私は英語に対して非常に「せっかちである」という印象を抱いています。今のグローバル化が重要視される時代、英語が一緒に重要視されていることは理解していますが、こんな時代だからこそ、日本人が日本人らしさを失わないことも大事だと思っています。従って、私は英語のような話し方は好みません。

面接官が苦手科目を聞く理由

面接官が苦手科目を聞く理由としては、自己分析能力を測っているという側面が強くあります。また、不得手な分野を知ることで入社した後の配属や役回りについて考えるということもあるでしょう。

ここで注意したいのは、面接官があなたの弱みを握ろうとしていたり、選考面でマイナス面に働くことを聞き出そうとしているわけではないということです。もし、苦手科目を聞いた時の受け答えによって面接官からの評価が下がったと感じたのであれば、それは面接官の思惑通りではなく、あなたの受け答えに問題があったと言えます。

苦手科目を聞かれているからといって、自分の強みのアピールにならないと決めつける必要はありません。すでに述べているように自己分析能力の高さをアピールすることもできますし、苦手科目が苦手な理由に得意科目をからめることによって面接官の印象をよりよくすることもできるのです。

自己分析能力を測っている

自分の苦手な分野について意識して、それを他人に伝えるということは難しいことですが、社会に出れば必ず必要な能力となります。組織立って行動するには、メンバーが互いの得手不得手を把握しなければなりません。メンバー同士が互いの得手不得手を把握することによって役割分担を合理的なものとし、結果的に効率良く仕事できるようになることは学生のみなさんにとっても想像しやすいことでしょう。

しかし、会社とは学校に比べて少々厳格な場所でもあります。「嫌いだから」と言う理由だけでやりたくない仕事を避けることができることはありません。自分が得意なことは何なのか、どんな仕事にモチベーションを感じるのか、その反対は何なのかをあくまで合理的に伝えることで、チーム内での役割分担はなされます。

そこで、面接官が苦手科目を聞いてきた時は、「一緒に仕事をしている上司に自分の苦手分野を伝えて仕事を円滑に進める時」を意識して答えましょう。この部分がきちんとしていれば、あなたの苦手科目がなんであれ、面接官は好印象を抱くはずです。

入社した後の配属や役回りについて考えている

大企業の中には、職種を特に限定せずに一度総合職として大人数の採用をし、入社後数ヶ月の研修期間が終わってから本配属が行われ、そこで初めて自分の所属する部署がわかるというケースの会社も少なくありません。

配属が決まるまでの間、新入社員は自分がどの部署に配属されるか夢見ることでしょう。憧れの先輩がいる部署や、花形部署とされるような部署に配属されることを望む人、学生自体から磨き上げてきた専門スキルを活かせる場所に配属されることを望む人など様々な新入社員がいます。

そして、無論会社側もそのことは知っているのです。会社側は、本配属こそ研修が終わった後にしますが、面接の段階で学生を将来どこの部署に配属するかを考えているといったケースは決して少なくないのです。

つまり、苦手科目を答えることで、そのうち配属される部署をある程度コントロールすることができる可能性があります。特に、「この部署には行かせないほうがいいだろう」といった判断は、この質問から判断しやすいので、もしも行きたくない部署がある場合はこの質問への答えとして暗に示すといいでしょう。

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