自己PRでの「素直さ」のアピールの仕方|面接/履歴書の場合

履歴書の自己PRで素直さをアピールしたいときの書き方

就職活動の最初の難関は履歴書やエントリーシートです。もしそこで、自分の「素直さ」をアピールしたいときには、一体どのような書き方をするのが正解なのでしょうか。

まず結論から始める

就職活動の履歴書やエントリーシートで大切なのは、まず「結論から始める」ということです。「あなたの長所はなんですか」「自己PRをしてください」という質問に対して、「私は学生時代にサークル活動に打ち込み~」というような書き出し方をする人は少なくありませんが、これはNGです。

というのも、相手は数百、企業によっては数千の履歴書やエントリーシートに目を通さなければいけません。そういった忙しい相手が知りたいのは、まず結論です。これは就職活動だけでなく、ビジネスの現場では共通することといえます。忙しい相手に対して、質問に答えず、延々と自分の話を始めてしまうと「相手に配慮ができない人間」「状況が読めない人間」だと判断されてしまっても仕方がありません。

「素直さ」をアピールしたい場合には、まず「私の長所は素直さです」「私がアピールしたいのは素直だということです」といった書き方にするのがベターです。

具体的なエピソードを交える

履歴書やエントリーシートでは、具体的なエピソードを交えて書くということが鉄則です。というのも、履歴書を読んでいる企業の採用担当者は、あなたのことをまったく知らない人間です。そんな相手に対して、「私の長所は素直な点です」と言っても、それが正しく伝わるとは限りません。

さらに「素直さ」は長所や自己PRの内容として決して珍しいものではないため、採用担当者によっては「口で言っているだけじゃないか」と疑うことすらあります。

それを避けるためにも、相手に対して自分の「素直さ」をアピールするためには、「具体的にどんなことがあったのか」ということを伝えて、採用担当者があなたの人物像をイメ―ジできるようにしなければいけません。特に履歴書などでは文章だけでしか相手に自分の姿を伝えることができません。

そのため、学生時代のサークルやゼミでの活動、アルバイトなど、相手にも共感しやすい経験の中から「自分の素直さ」を相手がすんなり理解できるようなエピソードを語ることが必要になります。

もちろん「自己PR」なのですから、「自分の素直さ」によって周囲がいい影響を受けた、物事がスムーズに進んだといったエピソードを選ぶことが重要です。

履歴書の自己PRで素直さをアピールしたいときの例文

それでは、履歴書やエントリーシートなどで自分の「素直さ」をアピールしたいとき、具体的にはどのように書けばいいのでしょうか。

周囲はどう変わったか

まず書き出しは「私の長所は素直な点です」など、結論をダイレクトに伝えましょう。その後、具体的なエピソードを通じて、あなたの「素直さ」が長所として働いたことを説明します。

たとえば、
「部活の練習で、どうしてもコーチに言われたメニューに納得することができませんでした。そのとき、同じように考えている部員もたくさんいました。私もその一人でしたが、あえて逆らったり反対することはなく、まずはコーチの意見を受け入れてその通りに練習することにしました。

そうすると記録が伸びて、それを見ていた周りの部員もコーチの言う通りに練習するようになり、その結果、私の部は大きな成果を出すことができました」
などです。

ここで大切になるのは「素直に相手の意見を聞いた」ということだけでなく「周囲に対する影響」です。

もし、自分だけが素直にコーチの言うことを聞いて記録が伸びたとしましょう。それもまたあなたが「素直である」ことがいい結果をもたらした具体的なエピソードと言うことができます。

しかし、単にそれだけでは不十分です。というのも、これは志望企業への自己PRです。企業でビジネスマンとして働く上では、常に周囲と協調したり、周囲を引っ張ったりする力は必要不可欠なもの。

そのため、もし「自分だけがいい結果を出した」ということだけで話が終わってしまうと、「単なる自己満足」と思われても仕方がありません。特に履歴書やエントリーシートでは文章以外にあなたの人柄を判断するものがありません。「素直さ」を通じて、あなたが周囲にどのような影響をもたらしたのかということまで視野を広げて、自分のエピソードを説明することが重要なのです。

履歴書の自己PRで素直さをアピールするときの注意点

自分のいい部分を相手に伝えるのが自己PRですが、そこで「素直さ」をアピールするときに注意することはあるのでしょうか。

志望企業へのアピールだということを忘れない

「素直」というのは非常に大切なことですが、「素直である」ということは「子供っぽい」と思われることもあります。

そう思われないために大切なのは「自分を客観的に見ることができているかどうか」ということです。たとえば「誰かからアドバイスを受けてその通りに行動した」と言ったときに、単にそのアドバイスを受け入れるだけでなく、自分なりにそのアドバイスの長所と短所を考えたり、そのアドバイスがなぜ自分に与えられたのかを考えたというエピソードを加えると、単に「相手の言うことを聞く」というだけでなく、「頑固に自分の考えにこだわらず、良いものを受け入れられる素直さ」をアピールするのことにつながります。

相手の立場で考える

「素直さ」をアピールポイントにするとき、たとえばこのようなエピソードがあったとしましょう。「自分のアルバイト先では、社員の多くが不正をしていました。私は他の人からのアドバイスを素直に聞いて、その不正を警察に連絡しました」。

このエピソードで、自分の素直さはアピールできるでしょうか。もちろん不正を許さないということは立派なことです。しかし、自分がアピールしている相手は志望企業の採用担当者です。もし、このような自己PRを読んだ場合、おそらくその学生の採用をためらうはずです。

いくら具体的に「素直さ」が発揮させた場面を説明するといっても、それを読んでいる相手は企業の採用担当者だということを忘れないようにしましょう。

面接の自己PRで素直さをアピールしたいときの受け答え例

履歴書やエントリーシートを無事に通過すると、いよいよ面接が行われます。面接こそ、就職活動の合否を決める重要なポイントです。その面接の自己PRで自分の「素直さ」をアピールしたいときにはどのように受け答えをすればよいのでしょうか。

まず結論、そのあと詳しい話を

面接において「自己PRをしてください」と言われたときに、話をする内容で注意するべき点は、基本的には履歴書やエントリーシートのときと変わりません。まず結論を述べ、それを具体的なエピソードを交えて説明しましょう。「私の長所は素直な点です。たとえばサークル活動をしていたときに~」といった形で話を進めていきましょう。

ポイントは「できるだけ話を分かりやすくする」ということです。たとえば、サークルの活動が一般的なスポーツの場合、説明は不要ですが、あまり知られていないものの場合にはその説明に時間がかかってしまうことがあります。限られた時間なので、どれだけそのエピソードが自分の長所を表していると思っても、時間がかかってしまうものは適当ではありません。

もし面接官が話に興味を持てば、「そのサークル活動はどんなものでしたか?」という質問が必ず帰って来るはずです。くわしい説明は後からでもできると割り切って、最初に話をするときには「自分の素直さを伝える」ということだけに集中しましょう。

いくつかのエピソードを準備しておく

面接でも、履歴書やエントリーシートとポイントは同じですが、単に履歴書やエントリーシートの話を丸暗記して説明するのはNGです。面接の場合には時間の制限があります。長々と説明を続けても、評価が下がることはあっても、決して上がることはありません。

また、面接官によっては履歴書に書いた話を始めたとたんに「それはもう知っているから他の話はないの?」と言われることもあります。もしそういわれてもあわてないように、複数のエピソードを準備しておくことが必要です。

面接の自己PRで素直さをアピールするときの注意点

どうしても緊張してしまう面接の場面。そこで自己PRとして「素直さ」をアピールする場合には、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。

話の内容だけでなく、態度にも注意

面接官が見ているのは、実はあなたの話している内容だけではありません。

たとえば集団面接なら、他の人が話しているとき、どんな態度でその話を聞いているかも評価の対象になっています。「素直さ」をアピールした場合は特に注意が必要です。もし、他の人があなたの話の内容とまったく逆のことを話していたとき、本当に素直な人なら、どのような態度で話を聞いているでしょうか。

おそらく、相手の言葉に不満そうな顔をしたりといった態度はとらず、意見が合わない人の話でも熱心に効いているはずです。

また「素直さ」を表すエピソードとして「どんな人の意見にも耳を傾けた経験」を話したとしましょう。その後、面接官によって「それは自分の考えがないってことではないですか?」という質問が行われたとき、どのように答えるべきでしょうか。

ここで、「そんなことはありません」などと答えてしまうと、自分から「自分は素直ではない」と認めてしまうことになります。もし、面接官からそういった質問が行われた場合でも、あわてることなく「なるほど、そういう考え方もありますね」と笑顔で答えるように準備しておきましょう。

面接官もあなたに意地悪をしているわけではありません。「素直さ」をアピールする場合には、どんな状況でも相手の意見に耳を傾けるという気持ちで面接に臨むことが必要です。

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