グループディスカッションのお題・テーマ例|対策・練習方法

グループディスカッションとは

就活で頻繁に開催される「グループディスカッション」とは、受験者を数人のグループに分けて、文字通りディスカッションをさせ、その場における言動により担当者が採点を行うものとなっています。お題・テーマが与えられ、グループディスカッションが終わったあとは、結論をグループごとに発表するのが一般的です。

グループの人数は、四人から六人程度が基本です。テーマや制限時間は、グループディスカッションを開催する企業によって異なっており、身近な話題から、より高度なビジネス、開催企業の事業におけるまで、多岐に渡っていると言って良いでしょう。

グループディスカッションは、名前の通りグループで挑むものとなっています。そのため、ひとりの考察力や発言力ではなく、その他のメンバーとのコミュニケーション能力や、役割分担に対する責任感などもチェックされるため、あなたのメリットを活かし、多方面からアプローチすることが出来ます。

一方で、様々な要素が求められる上、臨機応変な言動が必須となって来ますし、応用力や判断力も必要になって来ます。一朝一夕の対策ではなく、コツコツと積み重ね、グループディスカッションのスキルをアップさせておきましょう。

グループディスカッションのお題・テーマ例

頻出のお題・テーマ例

「就職活動について」をテーマに設定しているグループディスカッションは少なくありません。どの受験者でも参加しやすいですし、様々な視点からディスカッションを進めることが出来ます。実際に自分たちが実践しているテーマになりますから、より具体的な結論も出しやすいでしょう。

「就職活動なおいて重要だと思うこと」「面接を攻略するための具体的な方法」をはじめとして、
「自己分析において必要なこと」
「会社選びにおいて優先すべきこと」
「業界研究で欠かせないこと」
などをテーマにする場合もあります。

より具体的なテーマを設定される場合もあれば、「就職活動を成功させるためにどうするべきか」といった、抽象的で自由度が高いテーマになることも少なくありません。

また、「社会人になってからについて」をテーマにすることも多いです。

「理想の社会人スタイル」や「理想の上司像」「目標とするキャリアプラン」をはじめとして、「学生と社会人の違い」といった、広く深い視野や考察力を求められるテーマもあるでしょう。

志望している業界や部署、あるいは職種について、掘り下げたテーマが設定されることもあります。「メディア業界に必要だと思うこと」「営業職をする上で大切なこと」など、志望先によりダイレクトに組み込んだテーマを設定される場合もあるでしょう。「顧客の声に対応する方法」や「得意先を増やす方法」といった、より実践的な働き方を求められることもあります。

「業界や企業について」をテーマにしているところは多いです。受験者がどれだけ業界研究や企業研究を徹底しているかを図ることも出来ますし、グループ内におけるディスカッションも活性化しやすい傾向にあります。

・「10年後の業界ビジョン」
・「この企業が業績を上げるための方法」
などがテーマになることもあれば、

・「志望企業の新しいキャッチコピー」
・「来年からスタートさせる新しい事業」
・「企業の現在の課題と解決策」などに及ぶ場合もあります。

イメージキャラクターを提案したり、イメージアップの方法を考えたりすることもあるでしょう。

「時事問題について」がグループディスカッションのテーマになることも多いです。就活中は、面接や論文対策で、時事問題を深く把握している受験者がたくさんいます。

特に、業界や企業に関するニュースは、新聞やテレビ番組、ネットニュースなどで細かくチェックしておきましょう。時事問題そのものを把握していないと、このタイプのテーマでは、グループディスカッションに参加することが出来なくなってしまいます。

「成人を18歳に引き下げる制度に賛成か」「少子高齢化社会を打開する方法は」といったテーマは、どのようなジャンルでも出題されやすいです。

・「小学校の授業にタブレットを導入する是非」
・「温室効果ガスの対策」
・「消費税増税についてどう思うか」
をはじめとして、政治や経済に関するテーマも出題されやすいと言えます。

一風変わった面白いお題・テーマ例

「無人島に持っていくアイテム」について、グループディスカッションのテーマに設定されることがあります。就職活動において、一見縁のないテーマのようですが、想定外のシーンに身を投じるとき、どのような準備をするのかを考えるスキルをチェックされことは多いです。

「無人島に持っていく本」や「無人島についたらまずやること」など、テーマの一部が変わっていることもあるでしょう。「ゴミが道に落ちていたらどうするか」というテーマが出題されたこともあります。一見、「拾う」という倫理的な答えを期待しているようにも考えられますが、「ゴミ」の内容を考え、リサイクルや資源的な視点に持っていく方法もあります。

「人気アニメの最終回を自分で決められるならどうするか」といった内容や、「コミックのキャラクターから、ひとり採用していいなら誰にするか」といった、フィクションの世界を絡めたグループディスカッションテーマもあります。その世界観を熟知しているというよりは、ユーモアに絡めつつ、多角的で幅広い思考と判断が出来るかを図られているケースが多いでしょう。

「旅行のお土産に共通しているもの」や「一つの消しゴムを五万円で売る方法」など、より身近で、個人の価値観が色濃く反映されやすいものや、突拍子もないようなテーマが出てくることもあります。

もちろん、実際に試すという視点より、物事の考え方としてチェックされているケースがほとんどです。「10円玉一枚で買えるものはなにか」「このような条件の男性に紹介するなら、どういう女性か」など、立場や資材に制限を持った上で、グループディスカッションが進められるようにされたテーマもあります。

グループディスカッションの対策・練習方法

役割分担ごとの練習をしておく

グループディスカッションでは、司会者、書記、タイムキーパーなど、数種類の役割に分担されるのが基本です。グループ内で自由に役割を決定するパターンが多いですが、中には採用担当者が、ランダムに受験者に役割を割り振ることもあります。

こうなったとき、まったく慣れていない役割を担当すると、なかなか実力を発揮することが出来ず、次の選考ステップに進めなくなってしまうということも少なくありません。

グループディスカッションを進行する役割である「司会者」は、非常に重要です。経験も必要ですし、他の受験者とのコミュニケーション力も必要になってくるでしょう。アイディアを出したり、サポートをしたりする必要もありますから、リーダーシップも問われます。練習は欠かせません。

また、グループディスカッションの内容を書き留めて、発表に向けてまとめていく「書記」も、決して欠かせない役割です。みんなが話している内容を、ただだらだらすべて書き連ねれば良いわけではありません。要点をしっかり書きとめて、後から見直しやすいよう、瞬時に整理するスキルも必要です。都度聞き返しなども必要です。

「タイムキーパー」も、グループディスカッションには欠かせない役割です。司会者や書記と比較すると、不慣れな人や、グループディスカッションに自信がない人でもチャレンジしやすいポジションですが、時間でセクションを区切り、冷静なジャッジを下す必要があります。制限時間が存在するグループディスカッションにおいて、ゴール地点に向けてのアプローチに欠かせない存在です。

発想と発言のスキルを養う

グループディスカッションにおいて、最も避けたい自体が、「まったく発言をしない」というパターンです。テーマに対して、自分が思いつくアイディアがなかったり、それに自信が持てなかったりすることもあるでしょう。しかし、考えを発言しない限り、あなたの評価は決して上がりません。

まずは積極的に発言するため、テーマに対し切り込むことがコツです。他者の意見にプラスをして話すことから始めてみるのも良いものです。「○○さんが言った内容に、△△を付け加えると、もっとよくなりませんか?」といった質問なども、グループディスカッションを盛り上げる大切なポイントです。

周囲の意見を聞く練習をする

グループディスカッションにおいて、ただ自分の考えをみんなに聞いてもらえればいいというスタンスでは、なかなか成功には結びつきません。周囲の意見を聞くスキルを養うことも、グループディスカッションの実力をアップさせる方法なのです。

どうしても「何か発言をしなくてはいけない」というプレッシャーから、周囲の意見に耳を傾けなくなりがちな人が多いですが、本来グループディスカッションではコミュニケーション力がとても重要視されているものです。周囲の声をしっかり聞いて、スムーズに飲み込むことで、より実のある発言がしやすくなるでしょう。

色々なテーマを確認しておく

グループディスカッションにおいて、頻繁に出題されやすいテーマについては、あらかじめ自分の意見をまとめておくと良いでしょう。就職活動中、面接対策で質問内容をある程度想定しておくのと同様です。

志望動機がさらさら言えるように、グループディスカッションのテーマについても、自分らしい考えを展開しやすいよう、王道のテーマは網羅しておけるようにしましょう。

また、自分が受ける企業の過去のグループディスカッションのテーマなどがチェックできると理想です。業界や企業に特化したテーマ復習は、そのまま出題はされなくても、傾向把握として非常に有効に働きやすいのです。

グループディスカッションで予想もしていないお題が出された時の対処法

テーマについて全員で意識を共通させる

グループディスカッションは個人戦ではありません。そのため、予想外のテーマが発表されたときも、その重さを背負わなくてはいけないのは、決してあなたひとりだけではないのです。

相談の時間もとれますし、どのようなアプローチをしていくのか、みんなで意見を出し合って決めることも出来ます。コミュニケーションの苦労はありますが、ここはむしろグループディスカッションだからこそ、より可能性を広げやすいというメリットだと言えるでしょう。

グループディスカッションが始まったら、まずはテーマについて全員で話し合うようにすると、解決策が見つけやすくなります。

出題者の意図を考える

一見、突拍子もないテーマだと感じられるものも、採用担当者サイドには、出題意図がきちんとあるはずです。「どうしてこのようなテーマを設定したのか」を考え、「どのような答えを受験者に期待しているのか」を考察するようにしてみましょう。指針が見えやすくなるかもしれません。

グループディスカッションとグループワークの違い

「グループディスカッション」のほかに、「グループワーク」を行う企業もあります。どちらであっても、集団内における受験者の働きをチェックするという点では同様ですが、後者の「グループワーク」の場合、ディスカッションと意見のまとめ発表意外に、プレゼンテーションを準備したり、ポスターワークやサービス提案など、何らかの「成果物」を作成するようになっています。

発表があるという点において「グループディスカッション」と差異はないものの、半日かけて成果物を作成するような、長時間に及ぶグループワークもあります。

グループディスカッションはテーマ攻略が重要

いかがでしたか?グループディスカッションは、様々な企業の採用選考で取り入れられています。そのため、前もってきちんと準備を進めておけば、あなたの就職活動をより有利に運ぶ手助けをしてくれる可能性が、非常に高いと言えるでしょう。

特に、テーマの攻略は非常に重要です。得意なテーマに当たれば、あなたの魅力を存分に理解してもらうことが出来ます。頻出のテーマはしっかり押さえておくと共に、その場で活躍しやすいよう、練習を重ねておけるようにしましょう。

グループディスカッションの練習講座なども、積極的に活用するのがおすすめです。就活生同士で集まり、フィードバックをしあうのも良いでしょう。内定獲得のために効果的な対策となるはずです。

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