面接で好印象を与える「長所」の例文|長所が浮かばないときの対処法

面接で好印象を与える長所の例文

面接では必ずといってよいほど「あなたの長所は何ですか?」という質問があります。自分の長所を述べることは最大の自己PRでもあります。ですから自分の長所を説得力を持って語り、さらにいかに入社してから役に立つかを述べることで就活に王手をかけましょう。

面接で自身の長所を述べる時には以下のフレームワークに沿って展開していくのがスタンダードです。

①私の長所は○○です

②○○について〜というエピソードがあります

③この長所は御社で△△という形で発揮できます

始めに長所が何なのかを述べ、続いてその裏付けとなるエピソードを書きます。そして面接を受けている企業に入社してからその長所がいかに役立つものかを述べて締めくくりましょう。

「真面目さ」が長所ならば「真面目でも要領が悪い」、「継続力がある」なら「見切りをつけられない」、「忍耐強い」なら「工夫もせずに現状に耐えることしか出来ない」などといった「長所」に対する欠点、批判が出来ないようにエピソードの中に「長所」をより強くする要素を盛り込むとより説得力が増します。

真面目さ・協調性・負けず嫌い・責任感・慎重さ・明るさ・おおらかさ・継続力・誠実さ・リーダーシップ、の10項目についてそれぞれのアピール例をご紹介します。

真面目さをアピールしたい場合の例文

私の長所は真面目さです。私は高校時代に分からない箇所をそのままにして受験期に苦労した経験があったので、大学の学業はしっかり毎日の授業の分をその日のうちに習得するように心がけました。

部活とバイトも行なっておりましたが、毎日の授業の復習と試験対策の時間を必ず2、3時間確保するようにしました。毎日少しずつの分量を確実に自分のものとしたことで試験が来ても慌てずに取り組むことができましたし、一度も「良」より下の評価になることはありませんでした。

高校時代の反省で「真面目さ」を追求した大学時代でしたが、取り組むべき課題は細かく分割して毎日取り組むという習慣はきっちり身についたと思っております。就活もあらかじめスケジュールを立ててその通りに企業研究・OB訪問を早めに取り組んだことで早い段階で御社を第一志望に決めることができました。

御社に入社できましたら、私の長所である「真面目さ」で、取り組むべき課題を分割し日々確実にこなしていく所存です。

協調性をアピールしたい場合の例文

私の長所は協調性の高さです。幼い頃から周囲の人とは分け隔てなく仲良くできるのが特技でした。もちろん交友関係にも濃淡があり、なんでも打ち明けられる親友もいれば、挨拶をする程度の仲の人まで幅は広いのですが実習などで班を組んだ時に大体班員の仲介役となるのは私でした。

リーダーシップを取るのではなく、メンバー間の調整役みたいなことをすることが多いので自分には周囲と協調して、グループ内の交流を密にするのが天分なのかもしれないと思っております。協調性があるからといって自分の意見が無かったり付和雷同だったりするわけではありません。

大学のゼミの団体研究の時も私は各学年・研究員の調整役でしたが、それと同時に自分のしたい研究内容を熱心に主張しました。結果的には私の主張した内容とは別の研究内容となったのですが、協調するだけでなく自分の意見を主張することも学ぶことができました。

私が御社に入社できましたら、長所である協調性でチームワークの生産性向上に貢献していくつもりです。

負けず嫌いをアピールしたい場合の例文

私の長所は「負けず嫌い」だということです。幼い頃から競争で他人に負けることが許せない性格でした。大学でもその性格は健在で学業も部活も他人に負けないように必死に取り組みました。

学業では常に試験の上位3位以内に入っていましたし、部活でも強豪校でしたので容易ではありませんでしたがレギュラーから一度も脱落しないで大会に参加し続けました。幼い頃はただ競争相手に負けたくないという意識ばかりで、精神的な成長とは無縁の負けず嫌いでしたが、長ずるに従い競争相手を尊敬し切磋琢磨する視点が身について来ました。

大学では学業、部活ともに切磋琢磨した相手がいたおかげで4年間で随分成長することができたと思っております。御社に入社できましたら、尊敬できる同僚と切磋琢磨し成長できるのではないかと楽しみにしております。

責任感をアピールしたい場合の例文

私の長所は責任感の強さです。私は与えられた任務や課題を最優先に全力で取り組むことができます。大学で参加していたインカレの勉強サークルにおいて私は資料を用意したり会場を予約する役職でした。

結構緩い雰囲気のサークルなので他大学のメンバーがその準備役の時には不手際が結構あるのですが、私が担当する時にはそういったことがないようにしっかり取り組もうと励み、7回担当しましたが一度も不手際はありませんでした。

自分に与えられた課題や任務をこなして評価されることが好きなのかもしれません。御社に入社できましたら、持ち前の責任感で課題をこなして御社の「全ての家庭に電化製品を」という理念の達成に貢献していくつもりです。

慎重さをアピールしたい場合の例文

私の長所は慎重さです。物事に取り組む時に私は常にプランが失敗した時のための補助プラン、対抗プラン、撤退ラインを決める癖があります。状況が自分に有利そうに見えても舞い上がりはせず、むしろ思わぬ落とし穴がないかと警戒するほどです。

私は大学でディベートサークルに所属していましたが、この性格が多いに役立ちました。ディベートの試合では一見順調そうに見えても質疑応答のワンフレーズや相手の反駁の一文でガラリと状況が変わります。

私は持ち前の慎重さで試合前に想定しうる失敗パターンをいくつも想定するようにしていたので、状況が悪くなり始めても決定的に危うい段階には至らないように対処することができました。御社に入社できましたら、私の慎重さを活かして危機管理に秀でた業務の遂行を心がけたいと思っております。

明るさをアピールしたい場合の例文

私の長所は明るさだとよく人に言われますし、自分でもそう思います。どうしようもなく困った状況でも笑って無理にでも気持ちを高めていく癖がついているからか、ネガティヴな物事に対して必要以上に心を動かさない、ネガティヴに過大評価しないというのが強みです。

大学で所属していた部活は弱小だったのですが、奇跡的に勝ち進んで地方大会のトーナメントまで進むことができました。その際に実力不足なのに大変な場に来てしまったと緊張する部員がほとんどでしたが、私は普段と変わらずあまり緊張もしなかったため、私の明るさでリラックスできたと後から多くの部員に言われました。

業界最大手の御社で勤めるということは一般企業よりも辛いことキツイことが多いと思いますが、持ち前の明るさで乗り切って成長していこうと思います。

おおらかさをアピールしたい場合の例文

私の長所はおおらかな性格です。私は他の人に対してあまり悪い感情を持ちにくく、周囲の人には常にゆったりと優しく礼儀正しく接しようと心がけております。小学校の頃にいじめられていた転校生と仲良くなったことで、今も交友が続く大親友となることができました。

彼から「かつて困っていた自分に声をかけてもらって本当に助かった、感謝している」と言われたのがきっかけで周囲の人、自分が出会う人には一期一会の精神でなるべく丁重に優しく接するようになりました。

この習慣が身についてからは人間関係のトラブルはありませんし、日頃から心が乱れることもありません。御社に入社できましたら、私のおおらかさでチームワークの円滑化に貢献したいと思っております。

継続力をアピールしたい場合の例文

私の長所は継続力です。私は幼稚園の頃からピアノの練習をしています。上達が遅く壁を感じて何度か嫌になって止めかけたのですが、習っていた先生から「毎日10分でもいいから必ずピアノの前に座ること、これができる人とできない人の差は10年後に大きいよ。ピアノを滑らかに弾ける大人になりたければ続けなさい」と中学2年生の時に言われ、それ以来8年間毎日必ずピアノを弾くようにしています。

今では練習とも思わず生活の一環ともなっていますが、この前コンクールで入賞したことで継続することの効果を実感しました。継続することの難しさを体験している私だからこそ、御社に入社した後には日々の業務に全力で取り組んでいく所存です。

誠実さをアピールしたい場合の例文

私の長所は人を傷つけられない誠実さです。私は誠実な性格だと人によく言われます。嘘をついたり人に隠れて何かをしたりすることができないので、そうかもしれないと自分でも思います。

人づきあいをしていく上で少しでも不審な点があれば相手も気まずいでしょうし信頼関係を築くことは難しくなります。中学時代に友人と喧嘩をした際に、一度陰口を言ってしまいそれがきっかけで絶交してしまった苦い経験から、人に対して不誠実な対応をしないよう心がけてきました。

人が複数人集まると必ず悪口が始まりますが、人は人、自分は自分ということで絶対に参加はしません。御社に入社できましたら、自分の誠実さを、お客様への対応や他社との折衝などに活かしていくことで貢献していくつもりです。

リーダーシップをアピールしたい場合の例文

私の長所はリーダーシップを取れることです。私は快活でエネルギッシュなタイプだからか昔からリーダーシップを取る役を任されることが多かったです。大学でも部活の主将を任され全国大会出場のために全力を尽くしました。

このような言葉をかけたら部員は奮い立つ、部員間のトラブルはこうしたら解決できるといったノウハウもだいぶ自分の中で積むことができました。今までの自分の経験を全部投入した大学の部活では最終的に創部以来最高の成績を収めることができたので自分のやり方は間違っていなかったのだと確信できました。

御社に入社できましたら、一刻も早く業績を上げてチームを率いるポジションにつけるように励むつもりです。

面接で長所を伝えるときに注意すべき点

面接で長所を伝えるときに注意すべき失敗パターンとして次のようなものが挙げられます。

「長所」とエピソードが合致していない

「真面目さ」を長所で挙げているのに、エピソードは部活の交友関係を述べているようなパターンです。エピソードが「長所」と結びついていないため説得力に欠けた回答になってしまっています。

「長所」と本人が結びつかない

「真面目さ」が長所の割に留年していたり「コミュニケーションスキルの高さ」が長所と言いながらぼそぼそと話し、雰囲気も暗い、というように語る「長所」の内容と面接官から見た就活生の実態がかけ離れているパターンです。

エピソードが具体性に欠け「長所」が抽象的すぎる

「継続力」についてのエピソードで「部活で地区大会優勝に向けて頑張りました」とは言うものの具体的な取り組みが面接官には分からないため、今一説得力に欠けるというパターンです。

「長所」がそもそも長所ではない

「頑固で自分の意思を曲げません」など本人が長所だと思っていても周りは長所だと思わないものもあります。そういう場合は「意見を常にはっきり持っている」「付和雷同しない」「一度決めたことはやり通す」などのように周囲から見て「長所」だと認識されるような言い方に変えてみましょう。

また、「負けず嫌い」についてのエピソードで「横断歩道を渡る時には必ず1番目でなければ気が済まない」というようにエピソードが「長所」を長所ではなくしているパターンもあります。

入社後の意気込みが無い

「長所」とそれを裏付けるエピソードまで述べたのにそこでお終いで、入社後の意気込みが無いパターンもあります。入社後の意気込みがあってこそ、「長所」についての回答が最強の自己PRの場となるのですから絶対に抜かさないようにしましょう。

長所がない場合の対処法

長所が答えられないと

まれに、どうしても自分の長所が分からないという就活生もいます。しかしだからといって「私には特に長所はございません」と答えたり、口ごもって黙り込んでは絶対にいけません。

面接で答えられない質問が出たからといって黙り込むことは白紙の回答を筆記試験で提出するようなものですし、「長所がない」と答えてしまっては最大の自己PR箇所をみすみす放棄しているばかりか、「私を採用してもメリットはありませんよ」と宣言しているようなものですから面接官からの評価は最低のものとなるでしょう。

他の質問が完璧なものであったとしても、内定を与えず落とすには十分な理由となる失敗です。ですので必ず「長所」は答えられるようにしましょう。

長所が思い浮かばないときの対処法

「長所」が思い浮かばないならば無理矢理にでも長所を見つけ出せばいいのです。テストの点とは違って「真面目さ」を名乗れる合格ラインがあるわけでもないですしそもそも客観視できるものではないのですから、「自分は○○を長所としてアピールしていこう」と考えた時点であなたの長所は○○なのです。

「真面目さ」が長所なのに学校成績が悪い、「明るさ」が長所だというけれどぼそぼそ話して全体的に雰囲気が暗い、などといった「長所」の選択ミスさえ避けて、エピソードとしっかり連携させれば、初めから自分の「長所」が分かっていた人に遜色ない回答の出来上がりです。

また、別の方法としてエピソードを先に見つけてそこから「長所」を導き出す方法もあります。「長所」を聞かれた場合、「真面目さ」や「忍耐力」など性格を表す抽象名詞で答える人がほとんどです。

しかし、抽象名詞そのものだと説得力がありませんからその後にエピソードを加えることで先に述べた「長所」に客観的な説得力を与えるのです。ですから抽象的な「長所」が思いつかないというのであれば大学や高校時代の中で語れそうなエピソードを見つけ出しそれから「長所」を導き出すのです。例えば大学時代の部活のキツイ練習が思い出に残っている人ならば「忍耐力」「我慢強さ」「継続力」などをアピール出来ますし、部長やキャプテン、一大会の主将などでも務めた経験があるならば「リーダーシップ」「コミュニケーションスキルの高さ」「責任感がある」などもアピール出来ます。

ずっとピアノなどを続けているならば「継続力」や「真面目さ」、大学の単位を一度も落としたことが無いのであれば「真面目さ」「計画性がある」、友人が周囲にたくさんいるのであれば「協調性がある」「コミュニケーションスキルの高さ」「明るい」「おおらかさ」「朗らかである」などとアピール出来ます。

このように大学の学業、部活、バイト、交友関係などの思い出やエピソードを辿ることで、何らかの「長所」を見つけ出すことが可能なはずです。いずれにせよ「長所」を答えられない事態だけは絶対に避けるようにしましょう。

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