面接で「尊敬する人」を聞かれたときの答え方・回答例・注意点

面接で尊敬する人を聞かれたときの答え方

面接において「尊敬する人物は?」という質問は最もよく訊ねられるもののひとつです。有名人や歴史上の人物だったら高評価なのか、家族や友人など身近な人を挙げても問題ないのか、などなど意外に悩むところです。面接で尊敬する人を聞かれたときにはどう答えるのがベストなのでしょうか。

「尊敬する人」について聞かれたときは以下のフレームワークに従って回答していきましょう。

①私が尊敬する人物は○○です

②○○を尊敬している点は△△で、理由は~です

③○○に学んだ□□を活かしています

まず初めに答え・結論を述べるのは履歴書・エントリーシートでもおなじみだと思います。続けて尊敬している点やその理由を述べましょう。そして最後に「尊敬する人」から学んだことや「尊敬する人」を真似て実践していることなどを述べて締めましょう。

面接で尊敬する人を聞かれたときの回答例

面接で尊敬する人を聞かれたときの回答例をご紹介します。

①家族の場合

私が尊敬する人物は私の母親です。父親が小さいころに亡くなった私にとって母親は父親代わりでもあり、社会の厳しさや物事への取り組み方など生きていくうえで必要なことを教えてくれました。

「やるべきことは即実行」が母親の口癖で、文字通り母親は子供の私たち兄弟の世話だけでなく祖父母の面倒や会社の仕事、PTAの仕事など個人で抱えるにはあまりにも多くのことを一人でこなしてきました。高校生、大学生と長ずるに従い、母の偉大さが分かるようになってきました。この「やるべきことは即実行」が私の座右の銘にもなりつつありますが、早く一人前の社会人となって母親の苦労を減らしたいと思っています。

②友人の場合

私が尊敬する人物は私の大学時代の親友です。大学で同じ部活に入って知り合ったのですが、練習熱心なだけでなく物腰の低さ・困っている人を手助けする優しさ、明らかに周囲に比べて秀でているにもかかわらず謙虚なところを尊敬しています。

私と彼は趣味や性格、能力や経歴が違う別人格ですが、自分が誰かとトラブルになったりしたときには「彼ならどう対応しているかな」と考えることで私自身が横暴に振舞わないように気をつけています。つきあえばつきあうほど長所を新たに発見することができ、学ぶべき点が多い友人です。

③スポーツ選手の場合

私が尊敬する人物は野球選手のイチローです。私は野球自体にはあまり興味がないのですが、彼が世界記録を達成したときのインタビューの中にあった「毎日ストレッチや基礎トレーニングに数時間費やしている」ということに感銘を受けました。

彼ほどの最高レベルの選手であっても毎日の基礎的な鍛錬は欠かさないのだと知り、部活の練習だけでなく大学の勉強や日々の生活習慣にいたるまで「基本的なこと」をおろそかにせず積み重ねることを心がけるようになりました。

④偉人・歴史上の人物の場合

私が尊敬する人物は徳川家康です。今川義元や武田信玄、織田信長、豊臣秀吉といった強敵に囲まれた彼は何度も絶体絶命の窮地に陥りましたがそのたびに不屈の闘志と巧妙な工夫、先を見通す慧眼をもって生き抜きました。彼はまた大名の身分でありながら学問・武芸といった配下のブレーンやエースが習得するべきことを学ぶことに熱心でそれぞれの分野で免許皆伝のレベルでした。

彼の忍耐力や継続力は私の憧れであり、彼が残した「堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。」という言葉は私の座右の銘です。必死に取り組まなければならないこと、達成できるか見当もつかないほど困難なことが目の前にある時、私は徳川家康の苦労や努力を思って力を振り絞るようにしています。

面接で尊敬する人を答えるときの注意点

面接で尊敬する人を答えるときの注意点は以下のようになります。

①どの点を尊敬しているのかをはっきりと言う

面接における回答すべてに共通することですが、ポイントをはっきりと述べる癖をつけましょう。「尊敬する人」の見た目・精神性・行動・実績など、具体的にどこを尊敬しているのかをはっきりさせなければ、ぼんやりとした回答になってしまいます。

②エピソードなどを盛り込み具体的に話す

尊敬できるポイントを話す中でエピソードを入れることにより話しが具体的になり、説得力が増します。話の中に具体的なエピソードや例を入れることで説得力を出すというのは就活の中では頻繁に用いるテクニックです。

③「尊敬」することで自分にどう活かせているかを話す

「尊敬する人」の「~」という点を尊敬していて、結果として自身にどう活かしているのかを述べましょう。

「その人のように常に少数意見のことを忘れないようにしている」
「朝起きてからすぐにその日の計画を立てる習慣を真似している」
「困ったことがあるときにはその人ならどう切り抜けるかを考えている」
など「尊敬する人」の存在が自身の規律だったり、向上心の源などであることを付け加えましょう。

そうすることで単なる「尊敬」ではなく人生に影響を与えるレベルの「尊敬」であるとアピールできますし、面接官もあなた自身の性格を「前向きである」「何事からも学ぶ」「成長しそうな人材だ」と捉えてくれることでしょう。

④面接官が分かるように説明をしっかりと

「尊敬する人」が歴史上の偉人であっても面接官が知らない場合もありますし、アイドルでしたら年配の面接官が知ってる場合のほうが少ないかもしれません。そのような人物の場合は短く簡潔にその人物の概略を述べて面接官が理解しやすいように心がけましょう。相手が知らない分野について簡潔に概要を述べる技術はビジネスの世界では必須のものですからそれが試されているともいえます。

 

⑤一般的に「尊敬」されない人物はNG

いかにあなたから見て「尊敬」できる人物であっても世間一般から見てとても評価されないような人物を挙げるのはやめましょう。ヒトラーの経済政策・雇用政策・国土開発がいかに優れていると力説したところで戦争犯罪のイメージが強すぎますから、あなたにとってプラスにはならないでしょう。

面接官が尊敬する人を聞く理由

「尊敬する人」から面接官は何を見ようとしているのでしょうか。

それは就活生の「人に関する価値観」といって良いでしょう。「企業選びの軸」が就活生の「人生や仕事に関する価値観」だとすればこちらは「人に関する価値観」なのです。この就活生はどんな人間に憧れ、どのように行動を律し、どんな人物であるように心がけているのかを見ているのです。

「尊敬」の行き着くところは「尊敬する人に近づくための行動」ですから、尊敬する人物を聞くことで就活生の「人柄」だけでなく「将来性」まで面接官によっては見るでしょう。だからこそ「尊敬する人」の尊敬できる点と、自分に与えた影響をしっかりと述べることで、自分のことを面接官に伝えることができます。

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