就活面接で家族構成を聞かれた時の答え方|答えたくない場合の対処法

就活の面接で家族構成を聞かれたときの答え方

最近では、面接で家族構成について聞かれることが少なくなってきました。これは厚生労働省が家族構成などのプライベートな今日は面接でしないようにと言う決まりを作っているためです。

しかし、質問すると自体は禁止されているだけで、実際に面接で家族構成に対して聞いたとしても何か罰則があるというわけではありません。そのため一部の企業では、いまだに家族構成についての質問を面接に織り込んでいる場合もあります。

万が一、面接において家族構成を聞かれた時、慌てずに答えられるように答え方を予習しておきましょう。

両親から兄弟の順で簡潔に答える

面接で家族構成を聞かれた場合には、その現在の家族構成を簡潔に述べるだけで構いません。答えた後に、家族構成の内容について深く質問されたら詳しい事情や、家族に関する答えを述べるようにしましょう。

また、家族構成を答えるときはまず両親、そして兄弟がいる場合は姉妹の順で答えるようにしましょう。自分の兄弟が妹や弟だったとしても、先に弟や妹のことを知って答え、最後に自分を付け加えます。

ちなみに、ペットは家族などと言う人もいますが犬や猫を飼っている場合でも面接では家族構成の中に含まないようにしましょうね。

離婚や死別の場合は正直に答える?

中には、両親の離婚や早世によって、父親か母親一方しかいないと言う人もいるでしょう。その場合は、取り繕ったり嘘をついたりせずに素直に今一緒に過ごしている家族だけのことを答えましょう。

嘘をついたとしてもばれる確率は低いのですが、実際に会社に入った後、両親が片方いないことが判明してしまうと、嘘をついたと言う印象だけが強くなってしまう場合があります。

正直に答えておけば、アピールポイントに変えられる場合もあるので、はっきりと答えることが大切です。ただし、この場合もなぜ片方しか親がいないのかなどの詳しい説明は面接官から聞かれなければ答える必要はありません。

就活の面接で家族構成を聞かれたときの回答例

さて、それでは実際に「家族構成を教えてください」と聞かれたときにどのように答えたらいいか、いくつかの家族構成を例に見ていきましょう。

それぞれ、面接官と就活生の会話例を参考にしてみてください。

両親、兄、自分の4人家族の場合

面接官「家族構成を教えてください」
就活生「父、母、兄、私の4人家族です」

基本的にはこのように、まず両親、次に姉妹を告げ最後に自分を付け加え方法で問題ありません。

両親、姉、妹、私の5人家族の場合

面接官「家族構成を教えてください」
就活生「父、母、姉、妹、私の5人家族です」

兄弟に、自分より年下の弟や妹がいた場合も、自分より先に紹介するようにしましょう。

両親が離婚し母と弟、自分の3人家族の場合

面接官「家族構成を教えてください」
就活生「母、弟、私の3人家族です」

両親が片方だけの場合は、最初の段階ではこのように実際の家族構成を簡潔に答えるだけで問題ありません。

答えた後、父親がいないことに関しての理由を聞かれた場合は「私が◯◯歳の時に離婚しています」と事実を堪えるのみで構いません。もし、それについての意見を求められたらなるべく前向きに家族で支えあってきた、母親に恩返ししたいなど、印象を高めるアピールをするようにしましょう。

就活の面接で家族構成を答えたくない場合の対処法

さて、実際に家族構成を聞かれた場合、どうしても答えたくなかったらどうしたらいいのでしょうか。

先ほど家族構成等の質問は禁止されていても罰則等は無いとお伝えしましたが、罰則は無いとは言え、質問の禁止は厚生労働省により正式に定められている禁止事項です。そのため、もしどうしても家族構成に関する質問を答えたくないと言う場合には、はっきりと拒否して、「できない」と答えることも可能です。

この場合、「家族構成はについて教えてください」と聞かれた場合、余計な言い訳や弁会などはせず「大変申し訳ないのですが、プライベートに関わる質問には回答は控えさせていただいております」など、簡潔な返答することが大切です。

また、断るだけでは気まずいと感じる場合は「プライベートな質問は回答を控えさせていただいているのですが、御社の業務上で必要な情報でしょうか?」と質問を返すのも効果的です。もし面接官が明確な理由を持って家族構成を聞いている場合、なぜ家族構成について質問したのかと言う事への回答を述べてくれるでしょう。

その理由について納得がいけば、改めて家族構成を答えても良いですし、やはり納得がいかない場合や特に無いなどと返された場合には、そのまま答えず面接を進めることも可能です。

このように、断ってもいい家族構成に対する質問ですが、やはり就活生側から質問の回答拒否する事は勇気がいるものです。もちろん、本来答える必要が無い質問であっても、回答を断るという行為は面接官の心象も少なからず悪くなってしまうでしょう。

もし、その会社がどうしても入りたい本命で、かつ、家族について聞かれても特に困らないという場合はある程度素直に回答しておくことをおすすめします。

面接官が家族構成を聞いてくる意図

厚生労働省から禁止されているにもかかわらず、なぜ企業は家族構成についての質問をしてくるのでしょうか。何も企業側は、就活生を困らせたり馬鹿にしたりするためだけに質問を用意しているわけではありません。面接で聞く内容というのは、あらかじめ会社の人事部などがしっかり打ち合わせをして決めているものです。その過程で、家族構成について聞く必要性があった、ということも頭に置いておきましょう。

なぜ家族構成について質問されるのか、その理由を理解すれば、落ち着いて慌てずに答えられるようになるでしょう。それでは、企業が面接で家族構成についての質問をする意図をいくつかご紹介したいと思います。

突然の休職や退職の可能性があるかを確認したいから

面接官が家族構成を聞いてくる場合、最も大きい理由はその後の勤続状況がどのようになるのかを探るためでしょう。

例えば、家族構成の中に歳をとった祖母や祖父がいた場合、将来的に介護が必要となり長期の休職をしたり退職になってしまうという可能性もあるでしょう。それだけではなく、兄弟がいない場合は、両親のどちらかが病気になったり入院したりする場合付き添いをしなければならず、急な休みも発生するかもしれません。

例えば、母親が専業主婦で、父親が会社員という家の一人息子だった場合、父親が倒れたら母親が付き添うことができます。しかし、もし両親共に働いていた場合、どうしても仕事を抜けられないといった事態になれば、子供が付き添いや入院処理を行わなければならない場合もでてくるでしょう。

また、特に女性の場合は寿退社と言うものも視野に入れなければなりません。両親の年齢が高齢の場合、孫を見せたい、と入社してすぐに寿退職する、いわゆる腰かけ入社の流れになってしまう可能性もあります。

せっかく会社に長くとどまり、戦力となる人材を採用したのにこういった状況が起こると会社としても再び人材育成を行うコストと手間が発生してしまうことになります。そのため、会社側はより長く会社に留まり、戦力となり働いてくれる退職リスクが低い人材を求める傾向にあるのです。

もちろん、家族構成で合否が決まるというわけではありません。基本的には能力的な価値や、人柄が合否の確率を決めるものなのですが、採用に影響が無いとも言い切れないことは覚えておきましょう。

緊張をほぐしリラックスした雰囲気を出したいから

企業は、面接の場でガチガチに緊張して思ったことをしゃべれない就活生をたくさん見てきています。しかし、これから長い間働いてくれる社員を選考するのですから、なるべく気持ちをほぐし、ありのままのリラックスした状態を見たい、と思っている企業も少なくありません。

そう言った企業は、リラックス効果を狙って家族構成等について質問をすると言うケースもあるようです。これは、選考基準にすると言うより世間話の感覚で行われているので、答える時も気楽な気持ちで答えれば問題ありません。

とはいっても、ただでさえ緊張しているのに想定外の質問をされると反対に動揺してしまうという人も多いでしょう。面接を受ける時は、もし家族構成を聞かれても、話題を広げるために聞かれたのかな程度に考え、気持ちを楽にしておきましょう。

昔からの慣習で聞かれる場合もある

大手企業と呼ばれる会社では、こういった面接でのやりとりでの自社の印象を非常に大切にします。というのも、今はインターネットが発達しているので少しでも圧迫面接のようなことをしてしまったり、今されている質問を行ってしまうとすぐに口コミが広がり会社自体の印象が悪くなってしまいかねないからです。

しかし、中小企業や、家族経営なので行っている会社はそういった認識がまだなく、昔から聞いているからとあまり深く考えず家族構成を聞いてくる場合があります。こういった会社の場合、プライベートと言う概念も薄く、踏み込んだ内容まで質問される場合もあります。もしあまりにもプライベートを探られ不快な思いをした場合は、勇気を出して答えないと言う選択肢を選びましょう。

面接で家族構成を聞くのが禁止されている理由

面接と言うのは、様々な企業が独自の指針によって行い、面接官も毎回同じ人が行うわけではありません。その為、それぞれの面接で雰囲気が変わったり質問内容が変わるのは当たり前のことですよね。しかし、この企業によって異なる面接という選考の内容ががあまりにもかけ離れてしまうと、採用選考が公正に行われなくなってしまい差別や不公平が発生する可能性があります。

また、仕事上の契約において、その応募者が生きてきた経済や家庭状況はなんら関係ありません。そういった、自分の力ではどうしようもないことを基準に合否を決定するのは、差別的な思考と判断されています。

そのため、企業の採用において公正な選考が行われるために、厚生労働省では面接で聞いてはいけない質問と言うものを定め、企業に呼びかけているのです。

また、家族構成といった想定外の質問によって面接を受ける応募者が動揺し、本来のポテンシャルを発揮できなくなるのも禁止されている理由の一つです。本来、充分に企業に受かる素質がある人物だったのにもかかわらず、想定外の質問によって動揺しその後の面接で本来の能力をアピールできなかったとしたら、それは応募者の努力不足ではなく、企業側の責任ということになります。

面接は全ての人物に平等に、公正な選考の場を設けるということが絶対の場です。一部の人物が動揺してしまうかもしれない質問を用意するのは、公正性に欠けることにもつながるのです。

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