集団面接の入室/退室のマナー・注意点|カバンの置き方・マナー

集団面接での入室のマナー

集団面接は通常の面接以上にマナーを厳しくチェックされる面接です。そして一般的な一対一の面接とは違ってマナーの乱れが分かりやすくなってしまう面接でもあります。その理由は、採用担当者からすれば就活生を他の就活生と比較してチェックすることができるからです。一対一では気がつかないところも、集団の中だと目立ってしまうのです。

仮にダンスやヨガをしている姿勢がすごくいい学生が、5人の集団の中で一人いたとしましょう。そうすると当然、その人の姿勢の良さが目立ちます。基本的に姿勢がいいと普段言われている人でも、それ以上に姿勢がいい人が近くにいれば、姿勢は悪く見えてしまうのです。

またハキハキと話す就活生が一人いれば、ハキハキと話せているかどうかは、その就活生を基準として評価されることになります。集団面接の場合、このような比較があらゆることに対して行われます。

他には声の大きさ、表情の豊かさ、受け答えの速度、アイコンタクトの頻度、自信の有無、こういったポイントを比較しながらチェックされます。そのため集団面接に挑む際は比較されていることをまずは理解しなければいけません。そしてその中でも自分をより良く見せる工夫をすることが必要です。

それは例えば自分よりも姿勢の良い人やハキハキと話す人がいれば、その人達の態度を参考にすることです。自分よりも優秀な人がいると落ち込むのではなく、優秀な人を参考にして態度を改めることで、自分自身の評価を高めることもできます。集団面接はこのような特徴があるわけですが、それだけでなく入退室のマナーも重要な評価のポイントとなります。

1:入室の流れ

集団面接は通常の面接とは異なり、比較されるというのは前述した通りです。そのため、どのような就活生と一緒になるかで、採用担当者の印象が変わる可能性があるといえるでしょう。

しかし、集団面接でどのような就活生と一緒になるのかは、当日までは分からないことです。どんな就活生と比較されても良い印象を与えるためには、集団面接のマナーを理解して対策を立てておくことが欠かせません。集団面接の具体的なマナーとしてまず考えなければいけないことに、入室の流れがあります。実は集団面接の始まりである入室は、最もマナーがチェックされている箇所でもあります。

では、以下に入室の流れと共にマナーを見ていきましょう。

扉をノックして入室する

入室する順番が一番となり扉の前に立った場合、ノックは必ずしなければいけないマナーの一つです。間違っても、ノックなしにいきなり扉を開けるようなことはしてはいけません。3回ほど、拳の裏で軽く「コン、コン、コン」と叩いてから入室しましょう。

これは面接のマナーとしては初歩の初歩ですが、緊張してしまうとこういった当たり前のこともできなくなってしまいがちです。集団面接の入室の順番が一番になった場合は、この三回ノックすることをしっかりと意識しておきましょう。

無言で入室してはいけない

扉を開いたら次は、入室です。その際は必ず「失礼します」と挨拶をしてから入室しましょう。これは入室の順番が2番目でも3番目でも同じことです。集団面接のマナーではこの挨拶の有無も重要なチェックポイントの一つとなります。

採用担当者から「お入りください」または「どうぞ」など何かしら入室を促す合図があれば、挨拶をして、お辞儀をしてから入室しましょう。入室の際は、挨拶とお辞儀の動作をそれぞれ分けて丁寧に行うことがポイントです。

扉を丁寧に締める

集団面接で最後の入室者が扉を閉めないのはマナー違反です。最後の入室者となった場合は、丁寧に扉を締めましょう。ただし扉はただ閉めればいいわけではありません。ポイントは採用担当者に背中を見せないこと、そして音を立てずに閉めることです。

「バタン!」と激しい音がして扉が閉められたら、それは集団面接でなかったとしても気分がいいものではありません。集団面接のマナーを守るためには、入室してから扉を閉めるまで意識的に行動することが大切です。

2:入室する時の注意点

集団面接で入室する時の注意点は、前述したこと以外だけではありません。それはタイミングです。タイミングとは、扉を開けてから挨拶するまでのタイミング、挨拶してからお辞儀をするタイミングなどです。この辺りはかなり細かいところですが、このタイミングが悪いと採用担当者には「ぎこちない」という印象が残ってしまいます。

会社は基本的に優秀な人材を採用したいので、集団面接で緊張してしまってマナーが守れない、もしくは動きが硬い学生ときびきびと動き、マナーをしっかり守れている学生がいれば、当然ですが後者の学生に高い評価をつけます。そのため挨拶やお辞儀など、基本的な動作に自信がない場合は、挨拶やお辞儀の練習は面接対策として取り組んでおくべきだといえるでしょう。

集団面接でのカバンのマナー

集団面接ではカバンのマナーも意識しなければいけません。どれだけマナーを完璧に守った入室ができたとしても、カバンの置き方が悪ければそれだけで減点対象となる可能性があるからです。では集団面接のカバンのマナーとしては、どのようなことを意識すべきなのでしょうか。

その一つがカバンの置き方です。カバンを置くタイミングは基本的に着席を促されてからです。集団面接では入室が済んだら、採用担当者から「ご着席ください」「お座りください」など、着席を促す言葉が発せられます。そのタイミングで、着席した瞬間にカバンを置きましょう。

カバンの置き場所は着席する椅子のすぐ横です。前でもなく、後ろでもなく椅子の横にカバンを置くことがポイントです。そしてできるだけ、カバンは椅子に立てかけるなど、綺麗に置くようにしましょう。間違っても地面に寝かせるようの置き方をしてはいけません。採用担当者はカバンの置き方もしっかりと見ているので、どのように見えるのかを客観的に考えて置くことが大切です。

集団面接のカバンのマナーはこのような置くタイミングと置き方だけではなく、もう一つ考えておくべきことがあります。それはカバンの種類です。どれだけタイミングや置き方のマナーを守っていたとしても、カバンの種類がおかしければ、それだけで印象が悪くなる可能性があります。

避けるべきカバンの種類は高級ブランドカバンや極檀に汚れているものです。高級ブランドのカバンは就活生に相応しいカバンではありません。TPOを見極めることができない学生と見られてしまうリスクがあります。また単純に汚れているカバンを持っていると、清潔感が損なわれるので、そこも減点対象となってしまいがちです。集団面接のカバンのマナーは、カバンを選ぶ時からはじまっているのです。

集団面接での退室のマナー

集団面接での退室のマナーは、集団面接が盛り上がった時ほど忘れてしまいがちな場面です。特に面接の感触がよく、気持ちが高ぶっている時ほどマナーが疎かになる可能性があります。そして採用担当者はそういった就活生の気持ちの緩みもチェックしています。

どれだけ集団面接で完璧な受け答えができても、退室マナーができていなかったことが原因で不採用になることもあります。そのため集団面接は最後まで緊張感を持ってマナーを守ることが欠かせません。では集団面接での退室のマナーはどのようなことを意識すべきなのか、それを以下で見ていきましょう。

1:退室の流れ

集団面接での退室のマナーは、退室する順番を守ることから始まります。仮に自分自身が最初に入室したとしたら、ほとんどの場合退室は最後になります。なぜなら退室の順番は基本的に扉に近い人からだからです。自分が扉から遠い場合、間違っても順番を抜かして先に退室してしまってはいけません。

そして、次のポイントは挨拶です。扉のところまできたら、そのまま退室するのではなく、「失礼します」と言った後にゆっくりとお辞儀をしましょう。この挨拶とお辞儀を順番にする、というのは入室の時と同じくかなり重要なポイントです。

また、集団面接で退室の順番が最後になった場合は、扉の閉め方も重要です。その際のポイントは二つあります。

一つは入室の際と同じく、大きな音を立てないこと。扉は静かにそっと閉めましょう。

そして、二つ目のポイントは両手を添えることです。片腕だけでぶっきらぼうに扉を閉めてはいけません。両手で包み込むようにドアノブを掴み、ゆっくりと回して閉めましょう。集団面接ではこのような退室マナーも意識して取り組むことが欠かせません。

・順番を守って席を立つ
・挨拶する
・お辞儀する
・丁寧に扉を閉める

これらのことは、集団面接の最低限の退室のマナーです。集団面接は最後の瞬間まで気を抜かずに、取り組んでいきましょう。

2:退室する時の注意点

集団面接で退室する時の注意点は前述した通りですが、もう一つ大切なことがあります。それは私語を慎むことです。集団面接となると、状況によっては知り合いと出会うことも少なくありません。またはそもそもの知り合いでなかったとしても、説明会などで仲良くなった人と会うこともあります。

そういう状況で、多くの学生がやってしまいがちなことがあります。それは、私語です。採用担当者は、集団面接の前後の態度をチェックしているケースも少なくありません。仮に退室後に気が緩んで、仲良くなった他の就活生と私語をしている場合、そういった態度も見られている可能性があります。もちろん採用担当者自身は部屋の中にいるので、退室した学生の態度を見えることはありません。

しかし、通路を歩く他の社員が、就活生の中であまり態度のよくない学生を見つけた場合、そのことを採用担当者に伝える可能性があります。そのため集団面接に挑む時は、会社を出てその会社の最寄り駅を離れるくらいまでは、緊張感を持っておきましょう。退室後も極力私語は慎むことが大切です。

賢い就活生が使う就活ツール「イッカツ」

就活サイトは、実は50以上も存在していて、就活をスタートすると、1人およそ3~5サイト登録します。1サイトに記入するのは50~100項目。全てのサイト登録をするだけで数時間かかることになります。

その非効率さに気づく、賢い就活生が使うのが「イッカツ」。

複数サイトの登録といっても、記入項目はほとんど一緒。「イッカツ」に登録するだけで、複数サイトに自動でユーザー登録をします。

さらには、大量に送られてくるメールも一括管理するので、サービスから送られてくるメールに、選考メールが埋もれて見逃してしまった、なんていう悲惨な自体を招かずに済みます。

ぜひあなたも「イッカツ」で、就活を賢く、効率よく、進めませんか。