履歴書における「退社」と「退職」の違いとは|職歴欄の書き方

履歴書における退社と退職の違い

結論から述べますと、履歴書の職歴欄で会社を辞めたことを記載する場合は、「退社」と書くより「退職」と書いた方が無難です。

辞書で調べてみると退職と退社はどちらも会社を辞めるという意味を持ちますが、しかし退社については仕事が終わってからオフィスから離れる(自宅へ帰るなど)といった意味も持ちます。仮に口頭で退社と述べた場合は後者の意味合いで使用されることがほとんどであるため、例えば採用担当者が日常的に退社という言葉を使用していた場合、履歴書で退社という文字を見た際に違和感を感じてしまう可能性がゼロではありません。

もちろん履歴書に「退社」と書いても文法上間違いということではありません。しかし無用な混乱を避け、採用担当者により明確に意図を伝えるためには、「退社」の代わりに「退職」という言葉を用いた方が無難ということになります。

履歴書の職歴欄の書き方

履歴書では、学歴の後に職歴を記載します。具体的な書き方ですが、まず履歴書の「学歴・職歴」欄に学歴を記載し、その次の行を1行空けます。そしてさらに次の行へ進み、真ん中に「職歴」とだけ記載します。その際「職」と「歴」の間にスペースを空けると、見栄えがよくなります。そしてその「職歴」とだけ記載された行の次の行より、実際の職歴を記載しはじめます。

職歴は基本的に、以下の3部構成で記載します。

1.入社年月、会社名、「入社」という文字(一行)
2.業務内容の概要など(複数行)
3.退社年月、退職理由、「退職」という文字。もしくは「現在に至る」(一行)

複数の会社に勤めた経験がある場合などは、この3部構成を1セットとし、所属していた会社の数だけ繰り返して記載します。

また「業務内容」の概要は複数行にわたって構いませんので、次のような内容を記載します。
・業種、従業員数
・自分の担当業務内容
・異動等があった場合は、異動年月と異動先、および異動先での業務内容

またこれらを書く際は、1や2の行と区別しやすくするために、はじめの1文字をスペースであけて記載するとより読みやすくなります。

3の退職理由は、ほとんどの場合は決まり文句である「一身上の都合により退職」で問題ありません。ただし、退職の理由が会社の倒産などであった場合は「会社都合により退職」と記載します。また契約社員や派遣社員の期間満了であった場合は「契約期間満了により退職」と記載します。自己都合の退職であるにもかかわらず「会社都合により退職」と記載すると、経歴詐称ととらえられてしまう可能性があるのでご注意ください。

履歴書の職歴欄の例文

以下が履歴書における職歴欄の具体的な例文となります。

履歴書では、入社・退社年月は西暦でも和暦でも統一されていれば問題ありません。その際「2017年5月」のような「年」や「月」の記載は不要です。

また社名は必ず株式会社などを含む正式名称で記載しましょう。(株)や(有)のような略語を使用してはいけません。社名変更があった場合は、自分が在籍していたころの社名をまず記載し、その右側にかっこ書きで「現・株式会社XX」と記載します。

職歴の途中で異動や昇格があった場合は、それらも年月とともに記載しましょう。特に昇格は採用担当者へのアピールポイントのひとつとなりますので、必ず書くようにしましょう。

履歴書で退職予定または退社予定と書くべきケース

すでに現在勤めている会社の退職日が決まっていたとしても、基本的には履歴書上で退職予定であることを書く必要はありません。「現在に至る」という記載で十分となります。なぜなら転職活動後はほぼどんな方でも現在の会社から退職することになりますので、わざわざ退職予定と書かなくても、「現在に至る」とだけ記載すればまだ会社を辞めてはいないという意図が伝わるからです。

ただし退職予定日が数週間後に差し迫っている場合などでは、退職予定日を明確に記載した方がよい場合もあります。例えば選考結果が出る前に退職を迎えてしまい、次の仕事の開始があいてしまった場合、人によっては収入面などで不都合が出てくる場合もあるでしょう。そういった場合には履歴書の段階で退職予定日を記載し、選考を急いでもらえないか、採用担当者に伝えるのも一つの手です。

特段そういった都合がない場合は「現在に至る」とだけ記載すれば十分です。そして履歴書による書類選考後に、採用担当者から面接で退職予定について尋ねられたら、改めてその際に口頭で退職予定日を回答すれば問題ありません。

なお、仮になんらか理由があって退職予定を書く場合の例ですが「現在に至る」の右隣にかっこ書きで予定日と「退職予定」とだけ記載しましょう。
例:現在に至る(XX月XX日 退職予定)

履歴書の退職理由の書き方

退職理由については前述の通り「一身上の都合により退職」「会社都合により退職」「契約期間満了により退職」という決まり文句のみで多くの場合は問題ありません。ただしケースによっては履歴書に具体的な退職理由を記載した方がよい場合もあります。

例えば、短期間に「会社都合により退職」を繰り返していると、連続した解雇を受けていると採用担当者に誤解されかねません。そういった場合は、決まり文句の代わりに具体的な退職理由を一言で記載するようにするとよいでしょう。

また採用担当者は短期間に転職を繰り返す、いわゆるジョブホッパーを嫌う傾向にあります。自己都合で転職を繰り返してしまっている方は、決まり文句の代わりに前向きな理由を一言記載するようにしましょう。

例えば「仕事がきつかった」「給料が安かった」「人間関係が合わなかった」などの後ろ向きな退職理由は、採用担当者に悪い印象を与えますので、必ずポジティブな理由を記載するよう心がけましょう。

履歴書の退職理由の例

自分に非はなく会社都合による退職を繰り返してしまった方は、例えば下記のような記載をしましょう。

例1:倒産のため退職
例2:事業所の廃止による退職

自己都合による退職を繰り返してしまった方は、決まり文句の代わりに例えば下記のような退職理由を記載しましょう。

例1:結婚に伴い退職
例2:出産に伴い退職
例3:病気治療のため退職
例4:家族介護のため退職
例5:キャリアアップのため退職
例6:XX業界へのチャレンジのため退職
例7:MBA取得のため退職
などなど

履歴書で「現在に至る」の書き方

すべての職歴を書き終え、かつ現在会社に所属しながら転職活動を行っている場合は、職歴の後に「現在に至る」と記載します。その際、年月の記載は不要です。

そして次の行に右詰で「以上」とだけ書いて、最後を〆ます。

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