面接の受付時のマナー・注意点とは|個人面接/集団面接の場合

面接の受付でのマナー

就職活動を行う上でさけて通れないのが面接です。書類審査であれば、書き込む原稿を事前に準備しておき万全のアピール文を作成することが可能ですが、面談の場合はそうもいきません。

想定質問に対する受け答えを準備しておくことは重要ですが、時には予想だにしていなかった質問がなされることもありますし、受け答えの際の態度やマナーなども総合的に評価されるため、総合的な対策が必要になります。ここでは、面談の際の礼儀について説明します。

まず、面談の第一段階は受付です。受付の段階から選考は始まっていると考えましょう。受付時に気を付けなければならないのは、「明瞭な声で大学名と氏名を受付で伝える」ということです。ボソボソと喋らないように気を付けることが重要です。

面接の受付で注意すべきこと

企業によっては、受付時に予約表の提出を求める場合があります。この場合、書類の受け渡し方については注意を払う必要があります。就活時に限らず、目上の方に何かをお渡しする際には、必ず両手を使うのが礼儀であるため、片手にカバンを持ちながら、もう一方の手で書類を差し出すことは失礼に当たります。そのため、持っているカバンは持ち手の部分に腕を通し、きちんと両手を添えて書類を差し出すようにしましょう。

面接の入室のマナー

受付を済ませたあとは、しばらく待合室で待たされてから面談室へ案内されるのが一般的です。集団面談か個人面談かによって入室の方法は若干異なりますので、ケースごとに入室時の手順を説明します。

集団面談の際の入室方法と礼儀

集団面談の場合は最初に入室する学生がドアをノックして入室します。ドアをノックすると、面談室内にいる面談官から入室するよう促されますので、「失礼致します」と一言挨拶をしてからドアを開けます。後続の学生のため、ドアは最後まで開ききるのが一般的です。

ドアを開ききったあと、その場で面談官の方を向いて再度「失礼致します」と挨拶してから一礼し、席に向かいます。この際、まだ椅子には着席せず椅子の横で立ったまま待機します。他の学生も同様に、入室時に挨拶と一例を行ってから先頭の学生と同様に席に向かいます。最後に入室する学生の場合は、挨拶と一例を終えてから静かにドアを締め切り、席へ向かいます。

全員が揃ってから、面談官から指示がありますのでその指示に従うようにしましょう。企業によっては、立ったまま自己紹介をさせる場合もありますし、着席を命じてから自己紹介をさせる場合もあります。

個人面談の際の入室方法と礼儀

個人面談の際は、先ほど説明した集団面談時の先頭と最後の学生がするべきことを一人で行うというイメージになります。

つまり、ノックをして入室を促されてから、ドアを開ききって挨拶と一礼を行います。その後、ドアを自分の手でゆっくりと最後まで閉め、座席に向かいます。

面接の入室で注意すべきこと

入室時に注意するべきなのは、ふたつの動作を同時に行わないということです。例えば、ドアを開くという動作と一礼です。これらを同時に行ってしまうと、相手に無礼な印象を与えてしまいます。動作をきちんと分け、ドアを開ききって手がドアから離れてから、人事担当者の方を向き直り挨拶と一礼を行うことが重要です。

面接の退室のマナー

先ほども説明したように、面談は受け答えだけでなく礼儀も評価対象です。退室時まで気を抜かず、礼儀を守って退室することが重要です。

集団面談の際の退室方法と礼儀

面談終了時には着席のまま、一度面談のお礼を述べてから、立ち上がり椅子の横で再度お礼を述べるのが一般的です。このあとで、ドアの方へ向かうのですが、先頭の学生はドアを開く前に人事担当者の方を向き直り「失礼いたしました」と一礼しましょう。後は入室時と同様、ドアを開ききって退室します。

最後に退出する学生は挨拶と一礼をしてから、ゆっくりとドアを閉じます。

個人面談の際の退室方法と礼儀

個人面談の際も基本的な礼儀は同じです。

退室時にはドアを最後まで開いてから、人事担当者の方を向いて挨拶と一礼をしてからゆっくりとドアを最後まで閉めて退室します。

面接の退室で注意すべきこと

面談が終了すると、大抵の場合、企業の担当者が面談室の前で待機していますので、この担当者にも挨拶と一礼を行うとベターでしょう。

大切なのは、面談そのものが終わっても、建物を出るまで気を抜かないということです。そのため、携帯電話の操作やコートなどの上着類の着用などは控え、建物を出てから行うようにしましょう。

面接の服装のマナー

面談ではフェイス・トゥ・フェイスで人事担当者と学生が話をするわけですので、服装のマナーも重要です。気にしすぎる必要はありませんが、身だしなみを整えて最低限の礼儀を守るように意識しましょう。

男女ともに意識する必要があるのは、「スーツにシワや汚れなどがないか」という点です。こまめにアイロンがけを行なっているスーツとそうでないスーツは一目瞭然です。上着はシワを伸ばし、ズボンは履いた際に正面に折り目が来るようにアイロンを当てておきましょう。また、上着の袖からシャツを2cmほど覗かせておくと、スッキリとした印象を与えることができます。

スーツ以外にも、カバンや靴も大切なアイテムです。

カバンは中に余り物を入れないようにし、ある程度余裕のある状態にしておくことが重要です。また、カバンは面談中、足元に置くことも多いため、自立できるタイプのものを選ぶことが重要です。

また、靴は人事担当者の目が行きやすいアイテムでもあります。日々履くものですから、汚れたりくたびれたりしがちですが、こまめにクリームなどで手入れをし、ツヤを出した状態にしておくことが重要です。手入れを行っておくことで清潔感を演出することができるのです。

では、次に男性と女性に分けて服装のマナーとして気を付けるべき点を説明します。

1:男性の場合

男性の場合は、スーツを着こなす際にボタンの扱いについても気を使う必要があります。一般的に、男性のスーツの上着は一番下のボタンを留めずに開けておくのがマナーとされています。

また頭髪についても長髪や茶髪はNGです。短髪でさっぱりとした印象を与えるようにするのがベストです。

2:女性の場合

女性のスーツの着こなし方は男性のそれとは対照的で、ボタンはすべてとめるのがマナーとされていますので注意が必要です。スカート着用の場合は丈も意識しましょう。目安としては、膝にかかるかどうかくらいの長さがベストとされています。

また、頭髪については短くする必要はありませんが、おでこと耳が出るようにすることと、髪型が崩れないようにヘアスプレーなどできちんと整えておくという二点が重要です。

面接の服装で注意すべきこと

スーツを着る上で注意しなくてはならないのは、清潔感があるかどうかです。就職活動を行っていると、どうしてもスーツを着回すのでくたびれがちです。二着ほど同じスーツを用意し、交互に着るようにすると常に清潔感を保つことができますので、おすすめです。

また、面談が始まる前に、トイレの鏡などで一度自分を見て、ネクタイの曲がりが無いかや、糸くずが付いていないかなどを改めて確認するのがベストです。

面接に行く時間のマナー

会場に遅れることは言語道断ですが、あまり到着が早すぎるのも良くありません。会場や社員の準備が整っていない場合があるからです。一般的には、面談開始時刻の10分〜15分前くらいに会場に入っておくのがベターとされています。