行動力をアピールしたい時の自己PRの書き方・例文・注意すべき点

行動力をアピールしたい時の自己PRの書き方

就活の際に必ず必要なスキルになるのが、「自分をアピールする技術」です。

この、自分をアピールする場や手段として最も大事になるのが「面接」や「履歴書」といったものになりますが、企業側が求めるものの一つに「行動力があるかどうか」があります。

では、行動力をアピールしていくための、自己PRの文はどう書くべきなのかお話させていただきます。まず、自己PRとして行動力をアピールしていくには、以下のようなポイントを抑える必要があります。

・行動力の具体性
・行動力があるとする根拠
・行動力を発揮した過去

これらのポイントを抑えた文脈を考えていく必要がありますが、もし自己PR文を書くのであれば、
「私には行動力がある→その根拠に過去にこんなことがあった→結果このようになった」
という流れにするとキレイにまとまった文章になるでしょう。

例えば、「私は行動力のある人間です!」と単に書いただけでは、面接の担当者に限らず、個人としても「本当に?どんな点が?何故そう思う?」という感想を持つのは当然のことです。

そこで、行動力をアピールしていくのに役に立つのが5W1Hを活用した書き方です。何も、絶対にこの5W1Hを活用しなければいけないという事はありませんが、相手に何かを伝えるという点においては基本となる部分で、これは文章を書くときも同じなのです。

仮に、5W1Hを活用した文章の簡単な例を挙げるとするなら、以下のようになります。

私は大学生活を送る中で(WHEN)、○○という会社で(WHERE)アルバイトを経験しました。その中での主な仕事はエンドユーザー対応や受付業務など(WHAT)でしたが、それ以外の業務についても積極的に関わるように努めました。何故なら(WHY)、目の前の仕事や業務にだけ関わっていたのでは、顧客の本当のニーズを把握できないばかりか、会社から求められている仕事の本質を見失うと考えたからです。

この他の業務にも積極的に関わる姿勢を継続したことで、関連部署の方や通常なら関わる事のない子会社の方々(WHO)との連携を行うといった事に貢献でき(HOW)、直属の上司や総合職の方からお褒めの言葉や、お客様から称賛の声をいただくこともありました。この行動力を貴社でも大いに発揮し、社内業務への貢献だけではなく、エンドユーザーの満足度を上げるための行動を軸として活躍していきたいと考えております。

簡単な一例ですので、どんな業務の話なのかピンとこない部分もあるかもしれませんが、5W1Hを活用することで、「自分には行動力があります!」という単純な話から、具体性だけではなく、実例を交えた根拠、それによる結果などを読み取ることができる自己PRとなります。

それでは、実際に行動力をアピールできている具体的な例文を、もう少し見てみましょう。

行動力をアピールしたい時の自己PRの例文

例文1

私の性格を表す一つとして、「行動力」があります。その根拠となるのが高校生から大学生活に至るまで続けた、飲食店でのアルバイトでの仕事内容です。

元々、飲食業には興味を持っていましたが、仕事をしていく中で感じたのは「食に関する知識だけでは仕事はできない」と感じたため、お客様への言葉づかいやマナー、接客に関する基本などを覚えたいという事を配属されていた店舗の店長、また定期的に巡回でいらっしゃる本社の方へも申し出ました。

このことがキッカケとなり、私だけではなく他の店舗や社員アルバイトといった区別のない「マナー研修」が導入される事となり、社内の活気作りに貢献したという事で賞をいただける事となりました。これは、私にとって大きな自信になったばかりか、自分から何かを学ぶという行動力が非常に大事なものなのだという再認識をする事にも繋がりました。

また、導入されたマナー研修では外部の方からの研修も受けられましたが、社内でのコミュニケーションの一環として自分たちで作るマナー研修の動画などの作成を提案し、自分自身それに関わることができました。

これらの経験は非常に有意義な時間を過ごせたと感じております。結果的として、自分から積極的に接客マナーを学んで実践するという事になりましたので、お客様から直接お褒めの言葉をいただくこともありました。こういった自分の行動力は貴社の業務内でも活かせるものと考えております。

例文2

元々、人のやらない事を積極的に行う性格ですが、それは自分の「行動力」でもあり、「強み」であるとも自覚しております。

大学に入学後に友人と立ち上げたサークルでは、地域への貢献を目的としていたこともあり、まずは地域の活性化に向けたリサーチが必要だと考え、一緒に活動していた友人にも提案しました。

最初は少人数でのスタートではありましたが、私たちの活動が地方紙に取り上げられたことをキッカケに、積極的に活動をアピールしていこうという新たな提案をしたところ、サークル内での士気高揚にも繋がった上、サークルに参加してもらえるメンバーの数も倍以上に増えました。

この間、勧誘活動などはほとんどしていませんでしたが、私たちの活動が自然と周りの人たちにも伝わって参加希望者が増えたという結果になり、大変嬉しい出来事となりました。この経験を活かし、自分にできる事を積極的に行い、行動力を失うことなく貴社の仕事に活かしていければと考えております。

行動力をアピールしたい時に注意すべき点

さて、自己PRとしての「行動力」を伝えるための書き方や例文をご紹介させていただきましたが、気を付けるべきポイントもあります。その主な注意点は以下のようなものです。

・具体的な数字や実例が抜けている。
・何故それをしたのかという理由付けがない。
・「やった」という事だけで結果が書かれていない。
・その行動力をなぜアピールしたのかが不明。
・企業側に、その行動力が必要な理由が書かれていない。

就活における自己PRとは、その企業に自分の能力が必要であると思わせる事、または自分の行動力をどのように活用してくことができるかといった事を伝えるのに、その重要性がありますから、上記が抜けていると自意識過剰な自己紹介文の範囲に留まってしまうという結果になりかねません。

また、上記までの例文でもお分かりいただけるかと思いますが、ここでの自分の売りは「行動力がある」という事がメインとなります。

そこに「集中力があります!」「真面目です!」「社交的です!」といった、他の長所なども含めてしまうと、行動力をアピールするという目的が薄れる上、相手に不信感を与えてしまう事にもなります。相手に行動力があると伝えるには、メインとなる「行動力」という話からズレないように気を付け、「何で?」「何が?」「本当に?」といった疑問や不信感を与えない自己PR文を書けるように配慮しましょう。

行動力をアピールしたい時に書くべきこと

最初の方でも申し上げましたが、自己PRで相手に何かを伝えるには、具体性や理由、事実などを含めた文章を書くことが重要です。

例えるなら、自己PRを一つの「自分の物語」として文章化するのでも良いでしょうし、自分を一つの商品として見立てて、「自分を買ってもらうための売り文句」を作るという事を意識すると良いでしょう。そこで重要なのが、文章の構成です。最初の方に簡単な文章の流れをお話させていただきましたが、具体的に申し上げると以下のようになります。

1.最初に自分には行動力があるという結論を、魅力的なキャッチコピーのように書く。

例えば、冒頭からイキナリ「私は行動力があります」と書いてあったとしたら、先方はどのように感じるでしょうか。「この包丁切れ味いいんです。」「この掃除機はよく吸います。」といった簡単なキャッチコピーの商品では、通販マーケティングではNGです。

「固いカボチャもサクッとカット。だけど切れ味は長持ち。」
「低電力で抜群の吸引力。99%のハウスダスト除去に成功。」

こんな風に、通販で包丁と掃除機を売るのであれば、切れ味がどのように良いのか、掃除でどのくらいの効果を発揮するのかといったことを、最初の一言めで伝える必要があります。

「私は、幼い頃から思いついたらすぐに実行に移すという性格で、行動力は根っからのものだと周囲からもよく言われます。」
「日ごろから、行動力は成功を手に入れるための大事なファクターと考え、「蒔かぬ種は生えぬ」という言葉を座右の銘にしています。」

単に行動力がある事を伝えるのではなく、自分の行動力に興味を持ってもらえるような書き方をすると良いでしょう。

2.その行動力でこれまでにどのような経験をしたのか。

自分の行動力に興味を持ってもらえたら、自分のエピソードを踏まえた具体的な話をしましょう。これは、アルバイト、サークル、趣味など何でも良いのですが、「自分の行動力はこんな風に体現されています」ということを相手に伝えるためです。

ただ、ここで注意したいのが、単なる「体験談」になってしまわないようにすることです。例えば、「アルバイトで積極的に業務をこなしました!」という事では「それは当たり前のことですね」という感想しか持ってもらえないでしょう。

「アルバイトを行う中で、業務内で気付いた売れ行きの商品などは店長へ積極的に伝えるようにしました。」といったような、自分の行動力を何かの役に立たせたいという思いや、何故そのようにしようと思ったのかというしっかりした動機を踏まえた説明にする必要があります。

3.自分の行動力がどういった結果に結びつき、今後それをどのように活かせるか。

行動力はしばしば空回りをするという事は、誰しもが分かっている事です。「自分には行動力があって、実際にこんな経験をした」という話の後は、結果を伝えるということで話を一旦まとめます。

もちろん、「こんな経験をして楽しかったです!」「これらの体験は大変有意義でした!」という締めくくりでは勿体ない事をしているかもしれません。自己PRだけではありませんが、相手に自分の行動力を伝えるためには想像させることが重要ですので、具体性のある結果を伝えます。

例えば、「こういった行動を起こした結果、アルバイトとして初の○○を達成しました」「当初5人だったメンバーが、卒業までに30人に増えました」といったように、具体的な成功例や数字などを踏まえるとより効果的です。

ここまで聞いた面接の担当者であれば、「なるほど。であれば、その行動力や結果はウチの会社のどの業務に活かせるな」という風に想像する事になります。

採用側は自己PRのどこを見ているのか?

さて、就活での自己PRで行動力をどう伝えるかをお話させていただきましたが、行動力を伝えるだけに限らず、採用側はどのような事を自己PRに見ているかを理解しておきましょう。就活の際の自己PRで見られるポイントは以下のようなものです。

前向きであること

せっかく自己PRをしているにも関わらず、「あまり気乗りはしなかったのですが」なんて文言を入れてしまうと、モチベーションの低いスタートを切る人と思われてしまいます。

「最初は何をすべきか悩みましたが、行ううちに理解して応用ができるようになりました」と言った方が前向きな自己PRになります。

責任感があるか

責任感は仕事を行う上では当然のように求められる事です。「最後までやり切れませんでしたが」という文言は不要です。「結果はでなかったにしろ、最後までやり切り、貴重な経験を得る事ができました」という方が責任感をアピールする事にも繋がります。

誠実であるか

誠実さアピールは、時に「いい人アピール」という逆効果になる事もありますのでやりすぎには注意が必要です。自然な流れで「長時間のお客様対応の中で、ご事情により筆談が必要となる場面もあり、お客様とのコミュニケーションは口頭で話すという事だけではないと学びました。」というような、自然な流れでエピソードを伝えられれば問題ありません。

自分には行動力があるという事を前面に出す事は大事なことですが、それによって上記のような、人材として必要な基本要素が欠けているのではないかと思われてしまっては就活を成功させるには遠回りになってしまうかもしれません。

ここまで、大事となるポイントをいくつか挙げさせていただきましたので、整理するのが難しいように思えるかもしれませんが、「相手に自分を知ってもらう」「知ってもらうには順序立てて話をする」「話の内容をイメージしやすい文章を考える」「行動力以外にも大事にしている事はあると自然に伝える」といった事を、物語のように伝えられれば、それがベストな自己PRとなるでしょう。

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