就活の軸を質問された時の回答例|就活の軸の見つけ方・決め方

人生において大きなで分岐点である、就職活動。

長いようで短い就活において、「何を”軸に”就活を進めているか」を問われる機会も多いはずです。その時どのように答えるべきか、きちんと整理しておき、凛とした態度で答えられるように準備しておきましょう。

1.就活の軸を質問された時の回答例

まずは実際に聞かれた時にどのように答えるケースがあるのか、回答例をみてみましょう。

企業の事業や仕事内容について答える

例1

私は、世の中に大きく変化を与えられる事を軸に活動を行なっています。

世の中を変えることの出来る仕事に対して大きなやりがいを感じており、例えば、学生時代にゼミの情報共有のサイトを立ち上げました。

今まで紙ベースやメールなどバラバラになっていた情報を、サイト上にまとめるルールを作った事に対して大きなやりがいを感じた経験があります。

例2

私は、いかに社会貢献でき、多くの方に感謝してもらえるかという部分に活動の軸を置いております。

学生時代に震災復興や盲導犬募金のボランティア活動を継続していた経験があり、たくさんの「ありがとう」をもらった事に大変感銘を受けました。社会人になってもあの時の感動を感じながら仕事に取り組んで行きたいと思っております。

例3

私は、一人の技術者として常に成長し続ける環境である事に軸を置いています。

大学時代、研究室で電子回路の反応速度を高める研究をしてきました。そこでは自身の研究を自由度をもたせてもらえ、かつ不明点や困難に直面した際には、教授はじめ先輩方にサポートしてもらい、研究室に所属していた2年間で技術者としての知識や考え方を大きく成長させる事ができました。

この成長という過程がモチベーションとなるためこれからも大事にしていきたいと考えており、成長を軸に就職活動を行っています。

例4

私は、人々の普段の生活にいかに役に立っているかを軸に活動しております。企業は利益を出す事が目的だとは思いますが、その手段として、人々の生活に企業活動が溶け込んでいることが私としてのやりがいに繋がります。

私は学生の頃フリーペーパーの作成に関わらせて頂いた経験があります。普段の生活で完成したフリーペーパーがコンビニに置いてあり、それを手にしていく人を見たときの感動が今でも忘れられません。

人々の生活に溶け込んで役に立てる仕事に取り組んでいけるような軸を大切にしていきたいと思います。

働く環境について答える

例1

私は、一緒に働く「人」に軸を置いております。

居酒屋のアルバイトをしていた中で、共にどんな人と仕事を出来るかが、私に仕事のやりがいを与え、いかに成長できるかを決める、と感じました。

これから社会人とした仕事をする上で、高いモチベーションと成長意欲を維持するために、どんな方達と働けるかということを軸に活動しております。

例2

私は、企業様の「社内制度」に軸を置いております。

いかに優れた企業でも、中にいる社員さんを生かしていかなければいい仕事を出来ないと考えます。私のしてきたアルバイトは、どんな人でもどれだけ長く勤めようと全く同じ待遇でした。そんな状況の中では、優秀な方ほど仕事を離れていき、よりやりがいや成長の見込めるアルバイトへ移っていきました。

そのため、仕事を頑張る人を評価する、または努力する人を成長させる制度がある会社で働けるような軸で活動しております。

例3

私は、同じ企業に在籍している中で、常に環境を変えられるか、という点に軸を置いております。一つの企業に属し続けるということは慣れを生み、変化のない毎日はモチベーションの維持が困難になってしまうと考えております。

実際、先日ある企業様のインターンシップにお邪魔した際、社内ローテーションを2年前から導入した事で会社としても業績が良くなり、社員さん一人一人のモチベーションも上がったというお話を社内の数人の方からお伺いしました。

私自身同様の考え方を持っており、そのお話をお伺いしてからジョブローテーション制度を取り入れてる企業を中心に就職活動を実施しております。

例4

私は、インセンティブのある企業で働くという事を軸に就職活動をしております。何故なら自分の努力の結果が、良くも悪くも給与という形で返ってくる事が、個人事業者に近い感覚で仕事に取り組めるためです。

私は学生時代のアルバイトでウォーターサーバーの販売をしておりました。このアルバイトは基本給こそあるものの、個人の販売台数に応じて給与の増減がありました。もちろん悪い月もありましたが、個人として責任を持って取り組めたため、今後もインセンティブのある企業に勤めたいとかんがえております。

 

切り口ごとに4つの例をご紹介しました。上記のように、軸を説明する際は実際の経験談も絡めながら行うと良いでしょう。

2.就活の軸を質問された時の回答で注意すべきポイント

では、こういった回答を実際にする時、どのような点に気をつければ良いでしょうか。

一言で端的に答える

質問に対しての回答の基本になりますが、まず一言で答えを伝える事です。

日本語は主語→述語→修飾語や接続語やら目的語などといった構成上、答えが来るまでについつい長くなりがちです。細かい内容は後で説明、付け加えする前提でまずはシンプルかつ明瞭に一言でハッキリと伝えましょう。

経験を織り交ぜる

回答例でも記載しておりますが、経験談を混ぜましょう。実際の体験内容があると一気に説得力が高まり、面接官を納得させやすくなります。

「そんな経験がない」という人も焦ってはいけません。まずはじっくり自分のしてきた事を振り返ってください。アルバイト・部活・サークルなど、数年間を振り返れば必ず感じてきた事があるはずです。

それでも思い出せない、という方はその経験を作り出せばいいのです。アルバイトに真剣に取り組んでみましょう。課外活動を行なってみましょう。海外旅行にでもいってみましょう。

目的を持って自ら主体的に動けば、必ず感じる事があるはずです。大切にしたいことを見つけ、体験談を話すことで深い説得力を生み出せます。

ゆっくり、ハッキリ話す

当たり前の事ですが、面接時は平常時に比べると緊張しがちです。緊張するとどうして話す口調が早くなってしまったり、つっかえたりどもってしまったりしてしまいやすくなります。

面接官は内容もしかり、話す態度やしぐさをかなりみています。これをクリアするには反復練習あるのみです。いわゆる模擬面接や、実際に声に出してる姿を自身で録画し確認するなどとにかく回数をこなし緊張しても実力を発揮できるように自分を高めていきましょう。

相手の目を見て伝える事を意識して話す

軸を伝えるということは自身の価値観を披露する、ということです。各個人それぞれの考え方に正解などありません。正解がない以上、自信のない伝え方になってしまうと面接官からすると「本当にそう思っているのか」という懸念を抱かせてしまいます。

まずは自身の軸に自信を持っていることが大前提です。その上で、面接官の目を見て大げさに言うなれば語りかけるかのように、熱意を持って伝えていきましょう。

面接官もあなたと全く同じ感情をもつ人間です。まっすぐに、自身が本気で思っている気持ちを伝えましょう。

3.就活の軸の見つけ方・決め方

いざ自分の軸を決めようと考えた際、どのように決めていけばよいか、手順を見ていきましょう。

1.自分の経験を洗い出す

まずはノートを用意します。なんでもいいですが、就活ノートとして後から見返せるものにするため、就活用として1冊用意しましょう。

そこへ生まれてから今までを順番に思い返して、「楽しい/嬉しいと思った事」「不快に思った事」を思いつく限り記入していきましょう。

軸を持つ、ということはその軸に沿って仕事をしていれば、気分よく仕事が出来るということです。これを逆説的に分析するべく、今まで実際にどのようなことで気分がよかったかを考えていきます。

どんな些細なことでも大丈夫です。思い出したらできるだけ具体的に、とにかく書きましょう。そして記載する際に、一番左側に「楽しかった/不快」のランクを5段階で付けていきます。

これにより、それぞれの項目の中でより自分の気持ちのリアルに近いものをあぶり出していきます。

2.羅列した出来事をグループ分けする

振り返りが終わったら、それぞれを様々な側面からグループ分けしていきます。

例えば、「人」という側面でグループ分けすると、

・人からされることで感じたこと
・自分から行動したことで感じたこと
・自分ひとりで完結すること
・大勢の中で感じたこと

などで分けられます。

3.グループ毎に点数を合計する

最初につけた点数を合計し、それぞれのグループを見比べます。そうすると楽しかった/嬉しかったことと不快に思ったことのグループで、それぞれ目立ってくるグループが出てくるかと思います。

極端に出てこない方でもある程度の傾向は見えてくるはずです。

4.高い点数のものにフォーカスして軸を絞っていく

楽しかった/嬉しかったことと不快に思ったことの各グループで点数が高かったものを元に自身の軸が何か考えていきます。

例えば、楽しかった/嬉しかったことが「大人数で成し遂げたこと」というグループが目立っていた場合、『チームで成し遂げること』という軸が良い傾向にあるといえます。逆に不快に思ったことが「大人数で行うこと」というグループが目立った方は、『ひとりで行う仕事』を軸にしやすいと言えます。

この様な手順を繰り返していくことで、より自身の内容に近いものを求めていくことができます。

4.就活の軸の例一覧

実際には、周りの就活生はどの様な事を軸にしているのでしょうか。以下に例を見ていきましょう。

事業内容や職種に軸を置く

・より社会貢献できる会社で働くという軸
・多くの新たな消費を生み出せるという軸
・自身の技術をより成長させていけるという軸
・どれだけ大きな会社で勤められるかという軸

人に軸を置く

・一緒に働きたいと感じられる社員さんの多い会社を選ぶという軸
・優秀な方がたくさんいる会社で働くという軸

働く環境に軸を置く

・福利厚生が整っており、ライフワークバランスがしっかりとれる事に重きをおく軸
・評価制度が整っており、頑張った社員がしっかりたら評価されるという軸
・社内研修が整っており、ビジネスマンとして成長し続けていけるという軸

5.採用側が就活の軸を聞く理由

そもそも、企業側はなぜ受験者の持つ就活の軸を聞いてくるのでしょうか。一般的には以下のような理由があるとされてます。

受験者の本質を見抜くため

軸を聞く事で、その人の大事とする”価値観”をあぶり出します。面接で言っている内容とその価値観に筋が通っているかを確認する意図があります。

例えば、チームで仕事をする事に重きを置いている企業の面接の中で「チームで仕事をする事に意義を感じる」という事をアピールしてたとします。

しかし軸を聞いてみると「個人としてが成長できること」と言っていた場合、矛盾が生じ、面接に受かるために口からでまかせを言っているのではないか、ということになりかねないためです。

ミスマッチを防ぐため

企業側の理由としてはこちらが大きいでしょう。企業にとって”採用”とは”投資”です。人を1人採用して育てるのには、多額のお金と時間がかかります。

おおよそ目安として、企業側は個人に支払っている年収の倍程費用を負担していると言われています。そのため、採用後に離職されることは個人にとってはもちろん、企業にとっても相当な痛手なのです。

就活の軸を聞く事で、企業と個人の価値観のすり合わせを行い、内定を出した後辞退されることや、採用後数年の間で離職してしまうといった事を防ぎやすくするといった目的があります。

 

自分だけの軸を見つけよう

いかがでしたでしょうか。

自らの軸を決めるという事は簡単なようで実に奥深く、時間と共に一度決めた軸を見直す作業も必要になってくるでしょう。

しかし、見直すと言っても軸を変えるのではなく、元々持っていた軸をブラッシュアップし、より芯の通った力強い軸にしていく事が大切です。

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