エントリーシートの「将来の夢」の書き方・例文|夢がない場合の対処

エントリーシートの将来の夢の書き方

エントリーシートの中でも多くの就活生を悩ませる記載項目が「将来の夢」です。確かに、突然将来の夢を述べるように言われても一体何を書けば企業が求めている回答となるのか見当がつかない、という方も多いでしょう。

まず、この将来の夢という項目は、子供の頃に思い描いていたような夢のある職業を書くような項目ではありません。

将来の夢は1つの項目で自分が何を努力しているか、なぜその企業に応募したのか、などを総合的にアピールできる大切な項目です。その為、書く内容によっては非常に強く自己PRが行えるチャンスでもあるのです。

それでは、プラスになる「将来の夢」を書くにはどうしたらいいのか、具体的な書き方を見ていきましょう。

自分の夢や目標を分析する

まず、将来の夢を書くには自分が将来どんなことを達成したいか、どんな人間になりたいのかを書き出してみましょう。どんな簡単なことでも構いませんが、この時書き出すのは、エントリーシートを提出する企業の業務内容に関連している目標にしてください。

次に、その夢を目指すきっかけになった事柄や、その夢のために何を行っているのかを書き連ねていきましょう。

企業に気に入られるためだけに作った小手先の内容では、深く追及された時にアラが出てしまいます。将来の夢をアピールポイントとして使い、自身を以てこたえられるようにするには、自分が自信をもって書ける自分自身の将来の夢を分析することが大切です。

ある程度テンプレートに当てはめて文章を作る

自分の夢を分析できたら、次はそれを文章に当てはめていきます。この時、ある程度のテンプレートを作り、そこに当てはめていくという方法をおすすめします。

エントリーシートでの文章を読むのは、初対面で話したことも無い企業側の人事です。装飾語をふんだんに用いて自分の情熱を書き込んでも、読み手の受け取り方は様々なので思ったほどアピールポイントとして活用できなかった、などという場合もあります。

初対面の人物に文章で意見や気持ちを伝えるには、大げさな表現は控え、分かりやすい文章と具体的な内容の記載を心がけましょう。

将来の夢のテンプレートは以下のような形式がおすすめです。

書きやすい「将来の夢」構成テンプレート

1.自分の持つ「将来の夢」に対する具体的な紹介。
2.その夢や目的を持つにいたった体験や理由を説明。
3.夢や目標に対して努力している、意識している点の紹介。
4.応募する企業の経営理念・業務が将来の夢とどのような関連があるかを解説。

このような順番で文章を書いていくことで、相手にも読みやすく分かりやすい文章を作ることができます。

エントリーシートの将来の夢の例文

それでは、エントリーシートの「将来の夢」に乗せる例文を実際に見ていきましょう。まず、将来の夢を書いていく上でアピールしたい目標は「地域との交流を活性化させ住みやすい街を作りたい」と定めます。テンプレート1にこの目標を当てはめてみましょう。

「私の将来の夢は、地域に暮らす高齢者住民が住みやすいと感じる町を作ることです。」

次に、そう思うにあたって体験したことなどを紹介します。この時、ボランティアサークルなど人事の心象が良いサークルに所属していたことなどもアピールできれば、プラス要素となります。

「この夢を持つようになったきっかけは、大学で所属していたボランティアサークルを介して、祖父母の町で行われた地域活性化運動に参加したことです。若者が減り、高齢者だけになった地域の町では、高齢者と企業の関わりが非常に重要です。また、人の心と優しさに触れることができる地域住民との交流は、若い世代の我々にとてもやりがいを感じさせ、今までにない新鮮な気持ちを抱かせてくれました。」

続いて、自分がそう感じた夢に対して何を行っているのかを分かりやすく説明してください。あまり大げさなことを書くと嘘っぽくなるので、学生でも無理なくできることを書くようにしましょう。

「今、私は地域の高齢者の方々と触れ合える機会を作るために、定期的に老人ホームやケアハウスのボランティア活動に参加しています。高齢者の話はとても深く心に残るものが多く、自身のことも省みることができる素晴らしい時間を過ごせています。」

最後に、その夢と企業の業務や理念を関連付けて、どのような戦力になれるかを説明してください。

「今後、この夢を実現するために、私は消費者である地域住民の人との交流を深く行い、実際に求められているニーズは何なのか、そのために何をしたらいいのかを、消費者の目線に立って考えていきたいと思っています。貴社が行っている高齢者向けのサービスは、地域で暮らす高齢者たちが快適に暮らすためにとても重要だと感じ、その業務を通して地域住民の力になれたらと考えています。」

最後の企業との関連性はあっさりとした内容でかまいません。詳しい会社への志望動機は別枠に書く欄があるため、あまりここで書きすぎると志望動機に書くことが無くなってしまうからです。

このように、テンプレートに沿って言葉を入れていくだけで、将来の夢を簡単に書くことができます。

将来の夢がない場合の対処法

就活生の中には、どうしても明確な将来の夢や未来のプランを思い浮かべることができないという人もいるでしょう。そんな時におすすめの対処法は、まず仕事に関わること、関わらないことなんでもいいので目標を書き出してみるということです。

本当に何でも構いません、例えば「5分前行動を心がけたい」や、「人見知りを克服したい」などの日常的な目標から、「お金持ちになって贅沢な家に住みたい」などまさに夢といった内容まで、叶えてみたい目標を探して一覧にしてみるのです。目標がある程度書き出せたら、次はその目標の中から大きく膨らませることができるものをピックアップしていきましょう。そして、その目標を達成したとしたら、自分の未来がどのように変化するかを想像してください。

例えば、「人見知りを克服したい」という夢を膨らませ、それが叶うとその先にはどんな未来が待っているでしょうか。人見知りをせず、どんな人ともすぐに親しくなれるようになると、会社でもコミュニケーションを円滑に行え、プロジェクトをマネジメントするスキルが高い人物という評価を受けるようになるかもしれません。すると、人見知りを克服したことによって作った人脈を駆使して、自分がやりたいと思った企画を計画・実現することが出来ようになる可能性があります。

「人見知りを克服したい」という夢は、「自分が作りたいものの企画をし、仲間と協力して達成させてみたい」という夢に繋がるのです。

このように、将来の夢が思いつかないという人はまず視野をぐっと狭めて、自分がすぐに達成できそうな夢を探すところから始めてみましょう。

そしてその夢をかなえた先に待っている物を想像して、いずれそうなりたい、と感じた未来を将来の夢として書いておけば、実際に面接などで詳しく聞かれた時にも、なぜそう思ったのかを冷静に説明することができるでしょう。

エントリーシートの将来の夢を書くときの注意点

スケールの大きすぎる夢は避ける

将来の夢という項目は、向上心や自分の目標を語れるチャンスですが、あまりにも規模が大きすぎる夢を書くのはやめておきましょう。

企業は就活生のやる気を見るのと同時に、現実を見据えて実現可能な目標を持っているかもチェックしています。あまりに実現不可能なスケールの大きな夢を書いてしまうと、何も考えずとりあえず言っておけばいい思っているビッグマウスタイプと判断されてしまう恐れがあります。

安定志向をアピールする内容はNG

企業は、会社の力となり上昇志向が強い人材を求める傾向にあります。例え本当は出世に興味が無くて、安定した給料をもらえていればいいと思っていても、将来の夢にそういった安定志向の内容を書くことは控えましょう。

採用側が応募者に将来の夢を書かせる理由

さて、エントリーシートに用意されている「将来の夢」という項目ですが、なぜ企業側が就活生に対して漠然とした内容の質問を書かせるのでしょうか。

企業側も、この漠然とした質問に対して常に明確な意識を持って生きている学生はあまりいない、ということは把握しているはずです。彼らは、就活生が持つ将来の夢を聞きたいわけでは無く、将来の夢を聞かれた時に、自分が成し遂げられる目標を的確に文章として表現し、その目標に対して今までどのような行動を行ってきたかを確認しようとしているのです。

明確に自分がやりたいことを理解している人物なら、そのためにできる様々な体験や学習を積極的に自分の人生に取り入れているでしょう。そう言った積極性や向上心の高さは、仕事において大きな力となります。応募者がどれくらい向上心を持って仕事に取り組んでくれるかを計るためには、将来の夢を書かせるという行為はとても効率的なのです。

さらに、その人生目標と企業にどのような関わりがあるのかも、将来の夢を書かせる理由です。もし不動産を売買して利益を上げる不動産会社に応募してきた就活生が「一流の料理人として世界中のホテルのディナーを監修したい」という将来の夢を記入していたら、どう考えても会社と就活生の仕事への意識は繋がっていませんよね。

企業側は、受入数に限りがある新入社員を採用するからには、長く会社で働いて、業務に目標を持って取り組んでくれる人材を探したいと思っています。もし将来の夢のビジョンが企業の方向性と会っていなければ、途中でやめてしまう可能性が高くなるため、採用してもお互いのためにならないと考えます。

このように、企業は業種に合っている目標を持ち、その為に努力する向上心が高く計画性がある人材を探すために、「将来の夢」という項目を用意しているのです。

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