エントリーシートで空欄を作って良い場所・ダメな場所|空欄の対処法

エントリーシートで空欄を作るのはNG?

エントリーシートは、就職を希望する企業や団体に、自分がどれだけその企業に入りたいのかと言う熱意を伝えたり、志望動機をアピールするために非常に重要なアイテムです。エントリーシートはいわば書面での面接のようなもので、ここで好印象持たれることでより有利に面接を通過することができるのです。

だからこそ、就活生の多くが細心の注意を払ってエントリーシートを作成します。誤字脱字をしない、読みやすく簡潔な文章心がけるなど様々な鉄則がありますが、その中の1つにエントリーシートには空欄を作らないと言うものがあります。

例えば、企業の面接で面接官に何か質問された時に無言を貫き通したり「別にないです」と答えるような就活生はいません。エントリーシートで空欄を作るということは、面接での質問に無言でいたり答えなかったりするのと同じことをしているという認識でいてください。

就活での評価を上げるには、エントリーシートに書かれている質問に対しては、なるべく空欄を作らず、熱意を持って記載することが絶対の鉄則なのです。もし、空欄が目立つエントリーシートを提出してしまうと、企業側から見た時に熱意を感じず、本当に自社に入社したいのかと疑問に思ってしまうかもしれません。

さらに、多くのエントリシートが集まる中、1つだけ空欄が目立つ中身が浅いエントリシートがあったとしたら、意識が低く志望意欲が無いと言う認識になってしまうかもしれません。

さて、それでは実際にエントリーシートを記入する時、どの程度まで空欄が許されるのでしょうか。

もちろん、理想はエントリーシートの全ての項目を100%埋めた状態の提出です。しかし、実際にはどうしても埋められない場所と言うものも存在します。そこで、エントリーシートは全体の8割~9割程度を埋めた上で、字間や行間に気を使い、空欄があるなと感じさせないように作り込みましょう。

それでは、エントリーシートのどの部分は絶対に空欄にしてはいけないのか、反対に空欄にしても仕方がない部分はどこなのかなどを確認していきましょう。

エントリーシートで空欄にしても良い場所

さて、先ほどエントリーシートには空欄が全くない方がいいと記載しましたが、書いていくにあたってどうしても空欄になってしまう場所と言うものも存在します。

その部分は、多くの場合、自分だけではなく多く他の就活生も空欄になりがちな場所です。もちろん全て埋められるのが理想ですが、そういったどうしても蔵になってしまう場所は無理に文字を入れてごまかしたりせずに素直に空欄のまま置いておくことが必要です。

エントリーシートに記載されている項目の中で、空欄にしてあっても問題がない場所は以下のような部分となります。

連絡先

エントリーシートの左側、名前や住所等基本情報を書き込む部分には、今住んでいる現住所を書き込む項目以外に、連絡先や帰省先と言う表現のもう一つの住所を書く欄が用意されている場合があります。

もし、今自分が一人暮らしをしていて実家が別にある場合はこの連絡先・帰省先と言う項目に実家の住所、電話番号を書き込みます。しかし、実家暮らしで帰省先が今住んでいる場所と同じだ、と言う場合にはここに記載する住所はなくなってしまいます。この場合、現住所と同じ住所を連絡先にも書き込むのは紛らわしいため避けておきましょう。

注意書き等がない場合は、連絡先の項目は空欄にしておいて問題ありません。何も書かないことが気になるようだったら、「同上」や「現住所と同じ」等と一言添えておくことで企業側への配慮となります。

ただし、連絡先の欄には、「現住所と同じ場合は記載の必要なし」と言うような注意書きがある場合があります。この場合、注意書きがあるにもかかわらず何かを書き込んでしまうと、注意書きを細かく読んでいないと言う評価に繋がってしまう恐れがあるので、何も書かないようにしましょう。

資格

資格欄は、人によって情報の多さや少なさが顕著に現れる場所です。資格を数多く取得している人は、記載欄に書ききれないほど文字を記入することができますが、中には自動車普通免許しか持っていなかったり、免許証すら持っていなくて何も書けないと言う人もいるでしょう。

資格の欄に書くことが何もないと言う場合は、見栄を張らず素直に空欄にしておきましょう。資格欄は企業側が確認し、会社に入社した後どの程度の戦力となるかを図る大切なポイントとなります。文字を記入したいからといって、取ってもいない資格を持っているかのように書き込んでしまったりすると、後々ばれたときに業務に支障が出るだけではなく、内定取り消し等の処罰を受ける可能性があります。

ちなみに、まだ取得していないけれど試験日が決まっている資格がある場合は、「平成29年3月 「〇〇資格」取得見込み等」と記載する方法があります。他にも、まだ試験を受ける日は決まっていないけれど資格を取得するために勉強している場合は、「〇〇資格取得に向けて勉強中」などと記載することもできます。資格は上手に使えば評価を上げる付加価値となるので、こういった勉強中や試験予定などの情報も漏らさず記載しましょう。

エントリーシートで絶対に空欄にしていけない場所

さて、エントリーシートにおいては空欄になっても仕方がない場所以外は、ほぼすべての項目を埋めることが鉄則とされています。特に自己アピールや長所短所を志望動機など、自分を売り込むための内容は消して空欄などにはせず、より多くの情報を書き込んで企業へ自分を印象づける付加要素としましょう。

その中でも特に以下の項目は自分の印象を強くし、就活を有利に進める大切な項目です。エントリーシートを記載するときには空欄にしないよう注意してください。

望動機や自己アピールを記載する欄

当たり前ですが、応募する企業に対して志望動機を記載する欄は絶対に空欄にしてはいけません。と言うよりも、志望動機を空欄にする就活生はほぼいないのではないでしょうか。

志望動機は、相手の企業に対してどのような情熱を持っているか、どのぐらいその企業に就職したいのかを伝える非常に重要な自己アピールの項目です。万が一ここを空欄にしてしまうと、企業側もなぜ自分の企業に応募してきたのかすら分からず、合否以前に何が目的なのか疑問に感じてしまうでしょう。

文章が苦手で志望動機を組み立てることができないと言う方も多いかもしれませんが、高度な技術などを使って優秀な文章書くより、落ち着いて素直な気持ちを表現したほうが、より強く志望する情熱を伝えられるはずです。言葉にするのが苦手だからと空欄にしたり、深く掘り下げて書かず短文で終わらせるようなことだけは避けておきましょう。

短所・長所などの項目

日本人の気質として、自分の良いところをアピールしたり反対に自分の悪いところを冷静に表現するのは苦手という方は少なくありません。しかし苦手だからと言って長所・短所の項目を空欄にしてしまうと、時間がなくてエントリーシートを書くための分析ができなかったのではないか、冷静に自分のことを省みれない人物などではないか、と言った評価を受けてしまう場合があります。

長所短所と言うのは内容はもちろん大事なのですが、就活生が自分のことを冷静に分析し、自分の良い部分、悪い部分を把握しているのかを見るという意図が存在します。また、第三者に対して説明しづらい内容でも適切な表現で説明できるのかなどもチェックされています。

長所短所は非常に書きにくく、エントリーシートの中でも難しい部類に入る項目ですが、一度自分自身を見つめ直し今後の人生に活かすと言う意味でも真剣に文章を作ることに取り組んでみてください。

趣味・特技など人柄を見る項目

就活において採用側が就活生のどこを見るのか、それは企業によって様々ですが、多くの場合は就活生の「人柄」を見ていると言われています。確かに新しく入ってきた新入社員に対して即戦力として期待をすることはあまりありません。今後、長く同じ会社で働く人材を選ぶのですから、企業の体質に合っている人物や、働いている人間とうまく関わっていける人物を選ぼうとするのは当たり前なのではないでしょうか。

その人柄をアピールできるのが趣味や特技などの項目です。人に話すような趣味や特技は無いと悩む就活生は多いのですが、採用側も特に感心するような素晴らしい特技や、専門的な趣味を求めているわけではありません。

こういった項目で企業側が求めているのは、その就活生がどのような人物で、どのような考え方をしているかをより詳しく知ると言うことです。たとえ些細な事でも好きで続けている趣味があったり、優秀な成績を残していなかったとしても周りから褒められたことがある特技がある場合は、書かないともったいないくらいの気持ちでいましょう。

自分を表現するのは恥ずかしいものですが、別方向から見せるアピールであると割り切って、しっかりと趣味・特技の欄を埋めるようにしてください。

複数回答を指示されている項目

エントリーシートには、「好きな本を3冊書きなさい」や、「休みの日によくしていることを4つ教えてください」など、複数回答を指示されている項目があるケースが存在します。 こういった項目の場合、1つか2つ埋めて終わらせるのではなく、指示されている数の回答をしっかり記入するようにしましょう。質問内容は、企業の業務とは全く関係ないものかもしれません。

しかし、この質問も、企業側からいえば意図なく用意してるわけでは無いのです。企業はとにかくエントリシートからその就活生の人間性を垣間見ようとします。その為にこういった複数回答の質問等を用意しているケースがあるのです。

企業にはその質問を用意する明確な意図があるのに、自分の思いつく答えがないからといって空欄にしてしまうと、企業の就活生に対する判断材料が減ってしまい、就活自体が不利になってしまう可能性があります。

ちなみに、私生活に関連した質問は、特に正解と言うものはありません。面接の時に話題に出されたとき答えられるような、自分の本当に好きなもの得意なもの、考えていることなどを正直に書くようにしましょう。こう言っておけば評価がいいだろうと言う付け焼き刃の回答をしてしまうと、実際に聞かれたときに詳しく答えられずボロが出てしまう場合があるので注意してください。

エントリーシートで空欄ができてしまった場合の対処法

どんなにいろいろな内容を書き込んだとしても、文章の量によっては項目内に微妙な空欄が出てきてしまう可能性があります。しかし、空欄を埋めるために接続語を増やしたり、文字稼ぎのようなことを書き込むのは不自然になるので避けましょう。

多少の空欄ならば、いくつかの対処法を利用することで意味のない言葉を書き加えずに空欄を埋めることができます。最終チェックで不自然な空欄があった場合に使いやすい対処法をいくつかご紹介します。以下の対処法を参考にして完璧なエントリーシートを完成させてください。

語尾をですます口調にする

項目が空欄になってしまうからといって、ダラダラと余計なことを書いて文字数稼ぎをするのは空欄と同じレベルで印象悪くしてしまいます。書きたいことを書いても記載欄の半分程度余ってしまう場合は、語尾を「である口調」ではなく「ですます口調」にして文章の長さを自然に伸ばしてみましょう。

「私は〇〇だ。」と記載するよりも「私は〇〇です。」と記載した方が文章は長くなります。たった一文字でもすべての文章を「ですます口調」にすることで自然に文字数を稼ぐことができ、空欄も無くすことが対処法となります。

文字の大きさを調節する

文字の大きさを調節するのも空欄を消すための有効な対処法です。どんなに大量の文章書いても、米粒のような字で書いていてはいつまでたっても欄は埋まりません。かといって大きすぎるのも問題があります。

まず自分が書きたい文章を別の紙に書き出してみて、1行につき何文字位書けば見やすく、欄が綺麗に埋まるかを確認しましょう。そしてその大きさに合わせて文字を書いていけば、空欄の目立たない整ったエントリーシートを作ることができます。

何度も練習してちょうどいい字間や行間を探す

語尾や文字の大きさ、行間などを考えたら、とにかく何度も文章書く練習をして、エントリーシートを全て埋める練習をしてください。

一発本番でちょうどいいバランスの文章をかける人間はほとんどいません。特に文章力に自信がない人はなおさら、エントリーシートを何枚もコピーしたり、枠の大きさをトレースして文章を書く練習をしましょう。これは、空欄を無くすための対処だけではなく、誤字や脱字を無くすための練習にもなるため、ぜひ取り入れてみてください。

空欄にしていい場所は「特になし」と書く方がいい?

資格の欄など、空欄にしても良い場所に何も書かない場合は、そのまま空欄でも良いのですが「特になし」と一言添えておく方法があります。これは、項目がまるまる何も書かれていないと、もしかしたら書き忘れているだけかもしれないと思われる可能性があるからです。

確かに、資格欄などに何も書くことが無い場合は、空欄にしておくより「特になし」と書いておく方がいいかもしれません。そうすることで、書き忘れではなく、実際に書くことが無かったので記入しませんでした、と伝える手段になるからです。

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